すごい!グルーブストーブ、3秒で本燃焼。スタンレー鍋でも5分45秒で400cc完全沸騰。 – 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作。

公開日:  最終更新日:2014/11/06

SiSO-LAB

収納スペースの都合上、66mm径空き缶(いわゆる太缶)でなるべく効率の良くてゴトク一体型、もしくはコンパクト収納できるアルコールストーブを探求しています。現在、毛細オープンフレイムタイプのアルコールストーブに落ち着いています。しかし、ここへ来て、グルーブストーブという、これまた大変興味深い構造について情報を頂きまして、早速、製作してみました。

スタンレー・キャンプクックセットにかっちょよく収納したい!

なんでまた66mm径缶が良いかといいますと、スタンレー・キャンプクックセット0.71Lに収納しやすいからです。現状、標準のコップ2つに加え、アルコールストーブ(ゴトク付)、燃料用ボトル50ml×2、風防、オマケでシリコンコースターを収納?することができます。

53mm缶の場合でも、50mlのボトル1つは入りますので、あとはゴトクさえうまく収納できればそれでも良かったのですが、どうにもこうにもゴトクが思いつかなくて、現在、ゴトク兼用できるタイプの66mm径缶を模索しています。

グルーブストーブ

原理、製作方法については、りるびわ~くすさんがブログにて解説されています。参考にしたのは以下のエントリです(リンク先は全て「昨日から明日へと続く今日」内です)。

こちらの動画を拝見させていただいて、本体がゴトクを兼ねているのに、炎が噴き出す孔と鍋底の距離が短く、SiSOのイメージしている収納イメージにピッタリ!です。

孔が横にあり、中央燃焼室に火を点火するとあっという間に側面に引火、鍋を載せると側面だけで燃え続けます。そんなわけでパッと見、サイドバーナーっぽいですが、炎はどちらかと言えば上方向に鍋底をなでるように広がります。

また、鍋を載せた時点でまったり燃えている中央燃焼室内の炎は小さく、もしくは消えると思われるので、空気によく触れている側面炎だけになり、効率も良さそうです。

66mm径缶グルーブストーブ

製作もそんなに難しくなさそう、ということで、ちゃちゃっと作ってみました。パラメータは昨日のエントリに従っています。

折り目、孔ともに16個で製作しました。孔は6mmドリルで開けてスリット状にしています。オリジナル版がかっこよかったので真似したというのと、若干ですが、性能に影響している気がします。缶はいつものシートを剥がすだけでピカピカのやつです。そういえば、油性ペンで書いた線を消すのを忘れてしまいました。

製作のポイントについては、次回、解説します。試しに燃焼させてみましたが、構造はサイドバーナーっぽく見えても炎が上方向に出ているのがわかるかと思います。

燃焼実験

というわけで、今回はスタンレーのポットに合わせて設計しているので、まずはスタンレーにて400ccの水を沸かしてみました。本燃焼まではわずか2~3秒、というか、火をつけてポットをそっと乗せる時間ぐらいで本燃焼になります。アルコール燃料は25cc、沸騰までは5分45秒、燃焼時間は8分36秒です。

スタンレー・キャンプクックの場合、縦長で鍋底面積が少なく、決して熱伝達効率のいい形状ではありません。それでこの時間で沸騰できるというのは、不思議でしょうがないです。しかも、燃焼時間もそこそこ長く、66mm径缶アルコールストーブとしては、かなりの高効率ではないでしょうか。30ccのアルコールがあれば、お湯を沸かして袋のインスタントラーメン作れますね!

うーむ、炎口~鍋底の距離がたった10mmでこれだけの性能が出るのはすごいです。SiSO的考察がひっくり返った感じ。今回、最大サイズで高さ55mmのものを製作しましたが、燃料は最大50cc程度入ればいいな、と思っており、66mm径缶なら40mmでもよさげです。いつもの角鍋や風防付きで湯沸しするとどうなるかは、これからやってみようと思います。

 

今日の一言二言三言

 

グルーブも これまた楽し 奥深し

ふと懐かしむ 昔のROBO-ONE

 

「昔の…」というほど初期世代ではないですが、ROBO-ONEは第4回から参加…まだホビー二足歩行ロボットキットがあるかないか、なんて頃、ROBO-ONE向けにロボットを開発していました。今は、SiSO-Jr.2が生まれたのを最後に停滞しています。作り始めたころ、ネットでサーボの制御プログラムとか、フレーム構造とか、電子回路とか、他のデベロッパーさんたちといろいろと情報交換をしながら試行錯誤していたのを思い出しました。

 

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  • 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作のまとめ。

    空き缶でアルコールストーブが作れる!と知って試しにサイドバーナータイプを作ってみたら、しっかり炎が出てちょっと感激。以来、あれこれ妄想を加えながら楽しく改良しています。何しろ材料が空き缶ですから、懐にもやさしくていいですね!



落描解説:今回は、明るめのレンズで撮影したような遠近感を取り入れてみました。ムリムリ?

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Comment

  1. SISOさん、こんばんは。
    早速お楽しみですね。
    寸法見ても画像見ても火が強すぎです。
    数少ない設計で遊べるアルコールストーブなので、
    もう少し燃費攻めてみませんか?
    他の寸法はそのままで、
    Hcontainer = 48でお試し下さい。
    ギリギリまで燃費を追及するなら、
    Hcontainer = 49ですね。
    危険覚悟で試してみたいなら、
    Hcontainer = 50もアリかも。
    オリジナルの形状だと寸法の実験がやりづらいので、
    寸法決まるまでは簡易版をお勧めします。
    角鍋は炎がハミ出ますので直載せはお勧めしません。
    風防は超緩めでお願いします。
    それではご安全に。

  2. SiSO より:

    りるびわ~くすさん>
    コメントありがとうございます。というわけで48mmで簡易版を作って試しています。またエントリにまとめますが、スタンレー鍋に水400ccで、沸騰まで7分15秒、鎮火まで11分35秒でした。アルミ缶は66mm径です。と言うことで、袋のインスタントラーメン作るならばこちらの方が最適寸法ということになりました。
    気づいたことが1つあります。鍋を乗せたら炎の勢いが無くなり、一部のスリットで失火しました。一旦、鍋を持ち上げることで回復、また乗せて、パワーダウン、水温50度を越えたあたりから火力安定という状況になりました。
    53mm径缶を試していないので推測ですが、66mm径缶でスリット高7mmだと、鍋側の温度の影響を受けやすいのかもしれません。りるびわ~くすさんのブログで紹介されていたパワーブースターがありますが、ちょっと、鍋とストーブを離す構造にした方が安定するかもしれません(燃費は落ちるかもですが)。

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