鋳鉄鍋(ダッチオーブン)のコゲは、しっかり焼いてササラで削り落とすベシ?

公開日:  最終更新日:2016/08/17

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

ℹ️本記事にはPRが含まれています。


相変わらずアマゾンで激安中(送料込み3千円以下で販売中)のキャプテンスタッグ・ダッチオーブンコンボクッカーですが、なんだかんだと週に数回はこれで料理しています。ふと気が付いたら、フタ(スキレット)に変なムラが?焼きムラでそのうち目立たなくなってくるかな?と思ったらそうでもないので、焦げ付きと断定しました。というわけで、お掃除開始!


 


■鶏モモ肉と野菜のロースト倍量で


なんだかんだと、週数回は稼動しているダッチオーブンコンボクッカーですが(それだけSISOが料理している回数があるということでもありますけど…)、最近作った、ダッチオーブンらしい料理といえば、以前にも作った「鶏モモ肉と野菜のロースト」が家族に好評で、今回は倍量で作ってみました。基本は鶏モモ肉の表面を焼いたあと、ポットの方にロストルを敷いて、ジャガイモとタマネギと一緒にゴロゴロっと入れて弱火で火にかけておくだけの簡単料理です。



2013.07.01 キッチンでダッチオーブン!ほぼ30分放置で鶏モモ肉、野菜のロースト完成。タマネギ美味しくて泣けました。


 


倍量だと火の通りも少し遅くなるようで、前回より少し長め(40分ぐらい)に弱火でジワジワ炙りました。相変わらずタマネギは子供たちには不評ですが、大人には大好評です。アルミホイルを引いてやったので、後片付けも簡単でした。



 


■スキレット(フタ)にムラが?コゲみたい!?


ちょっと前からフタ(スキレット)の方に黒いシミみたいなものができてしまいました。焼きムラかなぁ?なんてほかっておいたのですが、どうやらコゲのようです。焦げ付いた部分があると、調理時、そこから焦げ付いてしまうらしいので、がんばって掃除することにしました。



 


普段はコンボクッカー使用後、水を入れてお湯を沸かし、その後、水を追加してタワシでゴシゴシ、それでも落ちないものがあればササラでガシガシやっています。あまり手は入れていませんが、それほど怠けているわけでもないと思うので、結構、頑固な焦げ付きだと思われます。指で触っても違和感がありません。


というわけで、まずは、直接火が当たるようにしてガンガン熱します。本体は鋳鉄製なので熱で溶けることはありませんが、コゲはさらに炭化が進んで脆くなるはずです。



 


そして今度はササラ(竹でできており、タワシよりずっと固いので除去効果が期待できます)でゴシゴシこすりまくります。ササラが黒くなってきました。あ、一工夫の話ですが、左下の写真に糸が移りこんでいますが、これは、ササラの上のほうを縛ってあります。ササラ、使用後に立てておいて置くとカビやすいそうです。そんなわけで、タコ糸をつけてぶら下げるようにしています。これで今のところ、まだカビていません。



 


おお、なんか黒い粉が出てきました。このままゴシゴシやっていくとコゲやササラの削れたものが飛びちって周りが大変なことになりそうなので、ちょっとお湯を入れて掃除継続です。というか、そもそもお湯とか水を入れてやるものだったかな?何回かお湯を替えてゴシゴシやってほどほどにコゲが落ちたと思われるところで完了。最後にタワシで全体をゴシゴシやっておしまいにしました。



 


だいぶ綺麗になりました。やっぱりコゲだったようです。ちょっとグレーになりました。コゲを残したままにしておくと、酸化皮膜が炭化皮膜になっちゃうんですかね?この点について、最近、非常に興味を感じていてあれこれ調べてます。



 


Wikipediaを読むと、以下のように書いてあります。



ダッチオーブン – Wikipedia
シーズニングによって黒錆びが発生したダッチオーブンの中でも、長年の使用によって重厚な黒錆びが付着しているものは「ブラック・ポット」と呼ばれて美的鑑賞の対象になることがある。


 


でも、酸化膜皮膜ができてしまったら、その下にある鉄は酸素に触れないので酸化できないはずです。ということは、黒錆びが重厚になるとは思えません。なんとなく、よく「黒錆び」と言われているこの黒さ、酸化皮膜ではなく、炭化皮膜ではないかと考えています。


もちろん、酸化皮膜はちゃんとあって、燻し銀の黒っぽい灰色の皮膜(鉄の種類によって色は違います)がそうではないかと。さらにその上に重厚に炭化皮膜が形成されていることで、深い黒色ができあがっていくのではないかと考えています。そのうち、このあたりの考察はまとめてみます。


 


 


■今日の一言二言三言


 


使うたび、深々黒ゆくダッチオーブン


黒さの秘密もまた深々なり


 


ブラックポット(真っ黒テカテカになったダッチオーブン)はとてもあこがれますが、よく考えると、料理に対して必須のものでもないような気がします。このあたり、現在、いろいろ調べています。我が家のダッチオーブンコンボクッカーですが、現在の状態で、既に油返しする程度で目玉焼きやオムレツも焼くことができます。もっと黒くテカテカにしていくと、もっとスルスルっと焼ける(あ、オムレツを焼くときのイメージで)ようになるんでしょうか?




    • オムレツのスルスル…オムレツを焼くとき、スキレットに卵液を流し込んだらかき混ぜますが、このとき、少し固まった卵がかき混ぜる箸に、スルスルっと気持ちよく引っ張られる状態のことを、SISO家局地的表現しています。

 


焦げ付いた場所があると、熱ムラなのか油のノリが変わるのか、そこからさらに焦げ付いていくことがあります。しかし、今回、このコゲが調理に影響することはありませんでした。指で触っても、ツルツルしているぐらいで、ガンガン熱する前は、竹ベラでこすっても削れないぐらいです。


とりあえず初めてなのできれいにしてみたのですが、 ひょっとしたら剥がさなくてもいい焦げだったのかも…。


 


 



おまけ情報…この行は数日したら消しますが、2013/07/28現在、amazon.co.jpでキャプテンスタッグ・ダッチオーブンコンボクッカー25cmの箱破損品が、\2,314-(送料込)で販売しています。1個だけです。ハズレだったときの交換条件などがよくわかりませんが、欲しいのならばチャンスかも!そういえば、破損品とかの激安商品の探し方って、ネタになるかな?


 


 











キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブンコンボクッカー25cm M-5534 – amazon.co.jp

本エントリで紹介している商品です。シーズニングが必要ですが値段も安めです。2013/06/29作成時の情報ですが、なぜか2週間ほど前から一気に値段が下がっていて、3千円切っています(送料込み)。
他には、以下のものを購入しています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン ロストル 25cm用 M-5547 – amazon.co.jp
パール金属 デリッシュ ササラ <小> C-1647 – amazon.co.jp<小> C-1647
(本当は「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン用ササラ M-5549 – amazon.co.jp」の方が安かったのですが、たまたま在庫切れで上記のものを購入。性能的には差は無いと思います。メーカー一緒だし。)

LODGE(ロッジ) NEWロジックコンボクッカー LCC3 – amazon.co.jp

定番らしい?ロッジ社のダッチオーブン・コンボクッカーです。シーズニング済みです。 やっぱり高くても有名どころが堅いかな?とか、シーズニングが大変そう、という場合は、こっちが良いかと。


 





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