100均セリアで購入した割と切れる小出刃包丁(なぜか両刃)の切っ先を鋭くトリミングして砥いでみた。

公開日:  最終更新日:2019/05/06

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SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。

小さな魚を捌くのにちょうどいいかな?と思って、先日、100均セリアで購入した小出刃包丁、試しにサンマを捌いてみたのですが、やっぱり砥いだほうがいいという結論になり、今日は切っ先を鋭角にして砥いでみました。

箱出しでも割と切れる100均小出刃包丁(なぜか両刃)

去年から釣りを家族で初めてサビキ釣りメインで遊んでいます。サビキ釣りで釣れる魚と言うと、大きくても20cmちょい(過去1年間我が家の実績)、10cmぐらいの魚が多かったりします。そんなわけで、包丁も小さい方が捌きやすいため、フルーツナイフを使っていました。

でも、途中から子どもたちも魚捌きにも興味を持ってくれるようになり(食育成功?)、ナイフが足りなくなってしまったため、セリアで100円(税抜き価格)の小出刃包丁を買ってきました。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。セリアで購入した両刃の小出刃包丁。

この小出刃包丁、試しに紙を切ってみたところ、割とスパっと行けるので、とりあえず、研がずに使ってみることにしました。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。サンマを三枚におろす。

シーズン外れなので冷凍物ですが、サンマを三枚におろしてみたところです。まあまあ切れていますが、ちょっと物足りない感じです。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。サンマを三枚におろす。

1つは、切っ先(先端)があまり尖っていなくて、腹とかに切り込みを入れにくいところがちょっと不満でした。出刃包丁って、もっと尖っているものだと思います。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。切っ先が丸いのがちょっと難点。

それから、サンダーとかで仕上げていると思われる刃、やはり、切れ味は今一つです(とはいっても、ダイソーのフルーツナイフよりめちゃめちゃ切れますが)。刃の部分に縞々模様が付いているのがわかりますでしょうか?砥いだというよりは、削った跡だと思います。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。まあ切れるけどサンダー仕上げと思われる。

100均小出刃包丁、まずは切っ先を鋭角にしてみるよ

砥ぐ前に、切っ先を鋭角にしたいと思います。まずはダイヤモンドヤスリで整形します。このダイヤモンドヤスリも昔100円ショップで購入したのですが、当時は3本セットだったような気がします。今は1本ずつですよね。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。切っ先形状の調整。

こういう整形の場合、ヤスリの方を固定して使ったほうがやりやすく、また、刃物を扱う上で安全かな、ということで、ヤスリを下に置いて包丁の切っ先をこすりつけるように削ってみました。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。切っ先形状の調整。

こんなもんでいいかな?後はバリがちょっと出るのでそれもついでにダイヤモンドヤスリできれいに整えておきます。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。切っ先形状の調整。

砥石はいつもの貝印コンビ砥石セット(1000番相当・400番相当)

100均小出刃包丁の整形が終わったら、今度は砥石で砥ぎます。100均砥石でもいいのですが、我が家では、貝印のコンビ砥石セットという砥石を使っています。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。貝印コンビ砥石。

この砥石は、上下それぞれの面が、中仕上砥石(#1000相当)と荒砥石(#400相当)になっています。経験的には家庭レベルでは中仕上砥石レベルで十分だと思います。購入時に家の包丁を研いでみたのですが、ネギの青いところがつぶれないレベルまで砥ぐことができました。

それと、セットになっている台が使い易いのです。砥ぐ時には水を使いますが、水はけのよい構造になった台になっており、砥ぐときも便利、さらに砥石を乾燥させるときにも便利になっています。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。貝印コンビ砥石。台が優秀。

そして、台の裏側にはすべり止めまでついていますので、改めてこの下に滑り止め用タオルなどを敷いたりする必要がありません。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。貝印コンビ砥石。台が優秀。

砥いだ時にでる泥っぽいものは、非常に細かいのであまり布に付けたくありません。この、よくできた台があれば、ほとんど気を使う必要がありません。というわけで、30分ほど砥石を水に漬けておきます。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。研ぐ準備。

砥いでいる最中の写真は撮影が難しいので省略します。別の包丁ですが、さきほどの砥石紹介記事の中で紹介していますので、そちらを参考にしてください。この小出刃包丁、なぜか両刃なので、三徳包丁のように砥ぎました。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。研ぎ中。

といわけで、いい感じの切っ先になりました。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。切っ先、鋭くなりました。

また、サンダーで削ったと思われる縦縞模様も消え、普通の包丁らしい刃先になりました。試しに紙を切ってみましたがいい感じです。きっと、こんど、魚を捌くときには前回のサンマ三枚おろしよりいい感じにできると思います。
SiSO-LAB☆100均・小出刃包丁、切っ先トリム&研ぐ。刃もきれいになったよ。

あとは捌く魚を釣ってくるだけです。これがなかなか釣れんのですね…魚影はあるのですが…。

 

貝印 KAI コンビ 砥石セット (400・#1000) AP0305 – amazon.co.jp

「砥石で包丁を研ぐ」というと、難しいイメージがあります。実際、ちょっと面倒ではありますが、よく切れるようになった時はとてもうれしいです。この砥石は、#1000、#400相当ですが、さらにもう一声、きめ細かくと言う場合は、さらに大きな数字のものを使います。

 

今日の一言二言三言

 

百均の 包丁だから お気軽に

調整したり できたりするかな

 

この小出刃包丁、出刃包丁と言うにはかなり刃厚が薄いです。でも、同じく100均のフルーツナイフより50%は厚いので、100均包丁としては厚い方です。サビキ釣りだけじゃないくて、色々な釣法でもうちょっと大きな魚が釣れるようになったら、まともな出刃包丁を買おうかな、そんな日がきたらいいな、なんて思っています。

そういえば、砥石がだいぶ変形してきました。そろそろ面を修正したいな、と思うのですが、よく、コンクリートブロックとかで砥石を削るとか言いますよね。でも、砥石専用にブロック買う人なんているのかなぁ。

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