アルコール燃料、どっちが火力強い?ケンエーと大洋で比較。 – 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作。

公開日:  最終更新日:2014/11/05

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。


アルコールストーブを自作し始めるにあたり、燃料用アルコールは500ccで300円未満のものが手頃かな?ということで、そのあたりの価格帯のものを2種類購入しました。理由は、ちょっと成分が違うため、燃焼傾向に違いがあるか知りたかったためです。値段的にはそれほど差はありません。そんなわけで、簡単ですが燃焼実験を行ってみました。


 


■アルコール燃料比較実験準備


空き缶によるアルコールストーブの自作を始めるときに、燃料用アルコールは同じぐらいの値段(250円ぐらい)のものを2種類購入しました。どちらもいわゆる「メタノール」というやつですが、実は、ちょっと成分が異なります。



 


室温16℃、水温もなぜか16℃、100ccの水を、2.5ccのアルコール燃料でどこまで温度上昇させることができるか?という比較実験を行いました。鍋はいつものコールマン・PEAK-1用のアルミケースです。


アルコールストーブは、2.5ccを燃やすのにちょうどいいサイズのものをまだ試作していなかったので、急遽、適当なやつを作りました(というか、用意したというかなんといいますか…我が家ではスリットインジェクション式アルコールストーブと呼んでいます)。アルコール燃料は、100円ショップで売っている、化粧品の入れ替え用の注射器みたいなやつで計量しました。



 


 


■ケンエー燃料用アルコール


ケンエー燃料用アルコールの成分は、「メタノール76.6%、エタノール21.4%、イソプロパノール0.3%」となっています。



 


というわけで、燃料をアルコールストーブに注入して点火、計測開始です。約8秒でバーナー状態になりました。



 


着火してから47秒間燃焼し続けました。水が少ないため、火が消えるころ(バーナー状態の音が小さくなります)にかき混ぜて水温を均して計測したところ、水温は60℃に達していたのですが、写真を撮影していたら59℃になってしまいまいた。60℃は非公式記録ということにします。鍋の裏側はきれいなもので、煤はついていません。いい感じで燃焼したようですね!



 


 


■大洋燃料用アルコール


続いて、大洋の燃料用アルコールです。こちらの成分は、「メタノール95%、エタノール5%」となっています。果たして、燃焼結果に差は出るのでしょうか?…と、あっさり実験開始したように書いていますが、実際には、水温が16℃になるのを待つのが大変で…。鍋とか暖まっていますから、一旦、冷まして室温もエアコンで調整しなおして、と、結構、大変でした。



 


それでは、同じく、2.5ccの燃料用アルコールを注入し、燃焼開始です。こちらは約10秒でバーナー状態になりました。ちょっと出足が遅いのか、たまたまなのかはわかりませんが、まあ、概ね同じと言ってよいかと思います。



 


こちらは着火してから44秒間燃焼し続けました。同じく、火が消えるころを見計らって鍋の中をかき混ぜて温度計測したところ、こちらは、58度となりました。今回は手際よくできたので、ちゃんと58度です。鍋の裏側はきれいなもので、煤はついていません。こちらもいい感じで燃焼したようですね!



 


 


■比較実験結果


実験は1回しか行っておらず、結果の差も小さいため、超がつくほど参考用データにしかなりませんが、結果をまとめると以下のようになりました。


 




    • ケンエー燃料用アルコール
      2.5ccにて47秒燃焼、水100ccを16℃→59℃(非公式記録は60℃)
      (メタノール76.6%、エタノール21.4%、イソプロパノール0.3%)
       

    • 大洋製薬燃料用アルコール
      2.5ccにて44秒燃焼、水100ccを16℃→58℃
      (メタノール95%、エタノール5%)

 


ということで、大差はありませんが、ちょっと差があると言えば差があるかも、というところです。実験回数を増やせば小さな差でも、再現性があればデータとしてしっかりしたものになるかと思いますが、まあ、そのあたりはゆるめで。:-P


一般的には、エタノールの多い方が火力が強くて煤が出やすいと言われていますので、ケンエーの方が若干火力が強いのかもしれません。そんなわけで、我が家ではケンエーの方を使おうと思います。


ちなみに大洋燃料用アルコールには、パチンとワンタッチで開け閉めできるキャップが付いているので、開け閉めは便利です。ただ、注ぐときにかなり垂れるので、もうちょっと形状に工夫が欲しいところです。


 


 


ケンエー燃料用アルコール 500mL 【HTRC3】

今回、購入してみた商品ですが、「メタノール76.6%、エタノール21.4%、イソプロパノール0.3%」となっています。恐らく、火力は、大洋製薬より強いのではないか?と推測しています…が、今回の実験で、明らかな差は無いことがわかりました。
燃料用 アルコール 500ml 【HTRC3】

大洋製薬の燃料用アルコールです。こちらは「メタノール95%、エタノール5%」となっています。こちらの方が、煤などが出ないのではないか?と推測していたのですが、どちらも煤はつきませんでした。

 


 


 


■今日の一言二言三言


 


なべ底を 青い炎が ゆらゆらと


なでる様見て 飲む酒うまし


 


動画を撮るのがめんどくさかったので、火をつけたところから消えるところまでアルコールバーナーとにらめっこして写真撮影していました。あまり効率はよくないですが、アルコールの青い炎ってきれいなので、見ていて飽きません。


 


 


 




関連エントリ



  • 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作のまとめ。





    空き缶でアルコールストーブが作れる!と知って試しにサイドバーナータイプを作ってみたら、しっかり炎が出てちょっと感激。以来、あれこれ妄想を加えながら楽しく改良しています。何しろ材料が空き缶ですから、懐にもやさしくていいですね!




SISO-LABオススメエントリ









落描解説:燃料用アルコールを計量しながらストーブに注入するには、100円ショップで売っている、注射器風の化粧水詰め替えシリンダが使いやすいです。チューブ部分の長さもあるので、燃料用アルコール容器からしっかり吸い出すことができます。でも、ちょっと危険な香り?がします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

関連前後記事

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。


*

PAGE TOP ↑