マハゼを飼って観察してハゼ釣りのコツを考察。あまり泳ぎ回らないので仕掛けを上下にフワフワさせながら広範囲に移動させていくのが吉かな。

公開日:  最終更新日:2018/09/28

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SiSO-LAB☆ハゼ釣り、ハゼを飼って釣りに応用できる習性を観察&考察。

先日、我が家にしてはたくさんマハゼが釣れ、氷締めしたのに息を吹き返してしまったのが数匹いたので、そのまま飼っています。ハゼって、ダボちゃんと違ってみんな仲良しですね~、固まっておとなしくしている様子はとてもかわいいです。

マハゼを飼ってみて観察してわかった習性

釣ってきたマハゼが数匹、息を吹き返してしまったので、家族の要望もあり8匹を飼っています。あ、息を吹き返したのは8匹より多かったのですが、良型だったので…。
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マハゼの習性を観察していると、以前、ちょっと飼っていたダボちゃん(ダボハゼ)とはだいぶちがうんだな~とか、ハゼ釣りに活かせそうな習性がわかってきました。気が付いたのは以下のようなことです。

  • マハゼの習性その1・水底でまったり
  • マハゼの習性その2・割と仲良し
  • マハゼの習性その3・水流の変化を好む
  • マハゼの習性その4・落ちてくるエサに鋭く反応
  • マハゼの習性その5・落ちているエサは無視
  • マハゼの習性その6・お腹が膨れるとエサは無視

 

要点は、割と数匹単位の集団でまったり水底でじっとしており、時々、移動する、ということです。また、水流に変化がある方が好みで落ちてくるエサに良く反応します。

仕掛けを振り入れる場所は広範囲に変化させる

お腹の空いたハゼはエサを見るとすぐ食いついてきます。仕掛けを投げ入れて反応が無ければそこにハゼはいません。ハゼが移動してくる可能性はありますが、すぐに寄ってくる可能性は低いです。というわけで、少しずつ投げ入れる場所を変えていくのが良いと思います。
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また、投げ入れ直さないまでも、エサを取られるまではなるべく広範囲に動かしていく方が、ハゼが見つけてくれる可能性が高いです。リール竿なら軽く投げて徐々に手前に引く、延べ竿なら遠くに振り入れて徐々に手前に引く、或いは横方向に振り入れて手前に引くなどの動きが良さげです。

エサは上から落とす

ハゼは上から落ちてくるエサに反応します。下に落ちているエサにはほとんど気づきません。そんなわけで、ミャク釣りであれば上からそっとエサを落とす、落とした後も数回は軽くしゃくってみると良いです。

また、投げ入れた仕掛けを移動させる場合、引きずるよりも、小刻みにシャクって水中でちょっと浮かせるようにした方が反応してくれるようです。20cmぐらいピョンっと仕掛けを引っ張るイメージで竿を動かし、浮いたエサが落ちていくのを数秒ぐらい待つ、という感じが良いかと思います。
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一匹釣れたらもう一度同じポイントに振り入れる

ハゼはわりと固まって数匹いるようです。恐らく、ハゼがまったりととどまっている場所には何か快適な理由があり、そこに数匹寄ってくるのだと思われます。また、マハゼはお互いの距離が近くても、或いは触れていてもあまり気にしないようなので、かなりくっついた状態で数匹いる可能性が高いです。
SiSO-LAB☆ハゼ釣り、ハゼを飼って釣りに応用できる習性を観察&考察。

また、よく水門付近にハゼがいる、というような話を聞きますが、やはり、水流が少しある付近をハゼは好むようなので、そういうコンディションの場所を集中的に狙うと良いかと思います。水が流れ落ちている部分よりも、そこから水が流れていく(水の中にも水流にむらがあるので)のをイメージして、やや水流の弱くなったところを狙う方が良いと思います。

根がかりしやすい場所であれば、真上からミャク釣りにする

応用的な話ですが、根掛かりしやすい場所の場合は仕掛けを引き寄せるのはやめて、真上から仕掛けを降ろして数回上下にピクビク動かしてみるのが良いかと思います。反応がなければまた20cmぐらい場所を移動して上から仕掛けをそっと降ろして同じ事を繰り返します。ハゼは落ちてくるエサに反応しますので、一度、軽く引き上げるのが良いかと思います。
SiSO-LAB☆ハゼ釣り、ハゼを飼って釣りに応用できる習性を観察&考察。

上の写真は干潮で潮が引いたときの水底状態です。カキがびっしりくっついている隙間に川のように砂地の部分があります。ハゼは、カキと砂地の境界付近が好きそうです。潮が引いていないときもそこを狙えればいいのですが、見えないのでなかなかそうはいきません。

こういう状況で根掛かりを減らすためには、基本、仕掛けを横に引きずらず、上下の動きをする必要があります。移動するときは、ちょっと上に持ち上げた時に移動するようにすれば、根掛かりはかなり減ります。

ハゼが掛からなかったときも仕掛けはゆっくり引き上げる

締めのネタとして、ハゼは足元にいることも多いので、かからなかった時でも、最後、仕掛けを引き上げる時は、一気に引き上げず、10センチぐらい引き上げて一旦止め、そこからゆっくり引き上げるともう一匹釣れるかもしれません。ハゼはエサを見つけると、すごい勢いで水底から上がってきます。
SiSO-LAB☆ハゼ釣り、ハゼを飼って釣りに応用できる習性を観察&考察。

これでハゼを逃したことが数回あります。

 

というわけで、ハゼ釣りも「ランガン釣り」じゃないですが、同じ場所で釣り続けるよりも、まんべんなく広範囲に釣っていく方が良く釣れるようです。20~30cm単位ぐらいの移動なので、マトリックス釣りって感じでしょうかね。

釣り始めたら、仕掛けの届く範囲でまんべんなくエサをミャクミャクさせて、いなくなったらちょっと場所を移動して、というのが良さげです。

ハゼ釣りの場合、投げてもチョイ投げ、手元に落とすことが多いので、短めの安いリール竿セットを使っています。竿が硬くて感度もイマイチですが、まあ、ちょっと遊ぶには、仕舞寸も短くて持ち運び安いで、楽しく、気軽に使えます。
SiSO-LAB☆ハゼ釣り、ハゼを飼って釣りに応用できる習性を観察&考察。

仕掛けは塙式ハゼ釣り仕掛けに自作天秤を付けたものを使っています。オリジナルの塙式ハゼ釣り仕掛けは、ハリスと針、オモリだけで作りますが、この方が、軽く投げた時にエサがオモリに貼りつきにくく、ハゼが食いに来てくれるチャンスが多いようです(SiSO家比2倍)。
SiSO-LAB☆ハゼ釣り、ハゼを飼って釣りに応用できる習性を観察&考察。

作り方はこちらの記事を見て頂ければと思います。

 

ささめ針(SASAME) AA605 ハゼ 夜光 糸付 6
ささめ針(SASAME)
ハリス付きの針なので、すぐに使うことができます。軸が長めなのでエサ付け、針外しもラクチン。チモトに夜光塗料が塗られていてアピール度も高いらしいです。8号も一緒に購入し、両方使ってみました。今回のハゼ釣りポイントでは同じぐらい釣れました。
ささめ針(SASAME) AA605 ハゼ 夜光 糸付 8

 

今日の一言二言三言

 

何事も 相手を知ればと いうけれど

しっかり知るのは なかなか難しい

 

ということで、なんとなくはマハゼの習性がわかってきました。どのような仕掛け、釣り方が大事というところは考察できたかな、と思いつつ、まだまだ知らないパラメータがたくさんありそうです。

今、飼っているハゼはそろそろ返すとして、秋に釣れるであろう大きめのマハゼのためにも、色々と考察&実験を重ねていこうと思います。

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