ダッチオーブンのシーズニング(焼き慣らし)や手入れは簡単!(だけど、ちょっと時間がかるとか筋肉痛とか)

公開日:  最終更新日:2016/08/17

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。


ダッチオーブン(コンボクッカー)やスキレットなどの鋳鉄製や鉄製の調理器具は、使う前にシーズニングという、焼き慣らし作業をする必要があります。簡単に言えば、熱で黒錆をつけ、赤錆が付きにくくすることです。同時に油もなじませていき、調理時に焦げ付きにくくしくこともあるようです。使い込まれた中華鍋は真っ黒ですが、あんな状態に仕上げます。なになに、そんなに難しくはありません。だけどめんどくさいです。やっている最中は、「やっぱり高くてもシーズニング済みにすればよかったかな…」と思いました。が、今は、達成感と愛着いっぱいです。


 


■ダッチオーブンのシーズニング方法


昨日のエントリで、キャプテンスタッグ・ダッチオーブンコンボクッカーの箱に書いてあったシーズニング方法をちらっとお見せしましたが、ネットで調べてみても、概ね同じような方法ですが、考えた結果、以下のような流れで行いました。



  1. タワシ、中性洗剤でゴシゴシよく洗う。
    防錆用にシリコン塗装がされているので、まずはタワシでと洗剤でゴシゴシ洗います。裏も表もとにかくひたすら洗います。ダッチオーブンコンボクッカー、とにかく重たいので、洗うときに取り回すのが大変です。ちょっと筋肉痛になるかもしれませんので、準備運動してから取り掛かったほうが良いかと思います。
     

  2. お湯を沸かして細かいゴミを浮かせる。
    熱と鋳鉄のスキマからブクブク泡が出てきて付着物を押し出してくれることを期待して、グツグツやります。お湯を沸かしたり乾かしたりしているだけで、薄っすらと赤錆が出てきているような気がします。色が全体的に赤茶けてくるんです。でもこれは、乾いてからタオルでゴシゴシやれば取れます。皮膜が無いと、本当に直ぐにさびてきてしまうんですね。下右の写真、ふちの辺りが薄っすら赤錆が出てきています。水はなるべくたくさん入れて、赤錆が出る範囲を少しでも減らすのが良いかと思います。

     

  3. 自然乾燥でよく乾かす。
    タオルできれいに拭いてさらに乾かします。鋳鉄製の調理器具の場合、細かな穴に水が入り込んでいますので、そこが乾くのも大事です。でも、こっそり、弱火でコンロにかけて最後乾かしました。そうしたら、細かな穴から、まるで海の波が引いた直後のようにプツプツと水が出てきて、あー、なるほどなー、と感心したり。
     

  4. オリーブオイルを全体(中、外)に薄く塗る。
    油は、食塩などが入っていないものを使います。ということで、オリーブオイルが手堅いようです。キッチンペーパーなので薄く塗り広げます。実は、なんでこの段階でオリーブオイルを塗るのかよく理解していません。中も外もしっかりと、かつ薄く塗り広げます。取っ手も忘れずに塗ります。
     

  5. 中火で煙が出るまで加熱する。
    煙がたくさん出るので、外でカセットコンロを使ってやる方が良いです。実際にやってみたら、我が家の換気扇ならいけそう!ということで、2回目以降はキッチンでやりました。


    キッチンでやったときの写真はこんな感じです。室内と言うことで、外よりちょっとくらいので、煙が上がっているところがうまく撮影できました。まだあまり黒くなく、かなりムラがあることがわかりますね!でも、だんだんいい感じに仕上がっていきますよ~。と、今でこそ書いていますが、やっている最中は「本当に黒くなるのかな?大丈夫かな?」と不安で一杯でした。そんな不安のある方は、ぜひ、このエントリを読んで安心してください。

     

  6. 煙が出なくなるまで弱火で加熱する。
    間違えて強火でやってしまいましたが、弱火だそうです。人によっては強火でやっているので、間違いではないのかも。カセットコンロだったら、そもそもそんなに火力が無いので、最初から最後まで全開でいいと思います。
    煙が出なくなるまで、だいたい15分ぐらいでした。おもしろいようにだんだん黒くなってきますよ。ムラがあっても気にしなくていいそうです。使っているうちに、だんだん全体がしっかりと黒くなってくるとのこと。写真が前後してしまって申し訳ないのですが、下の写真がカセットコンロでのシーズニング1回目です。

     

  7. 自然冷却する。
    これが一番時間がかかります!30分ぐらいは熱くて触れません。もう、なんかこの事実に接しているだけで、「うまい料理が作れそう!」と、テンション上がってました。でも、2回目、3回目と進むたびにだんだん疲れてきましたが…。

    触れるぐらいになったら、乾いたタオルでゴシゴシ拭きます。なにか汚れが出てくる気がします。きれいになったらまたオリーブオイルを薄く塗ります。

    この、5~7の工程を、4~5回程度繰り返します。間違えて強火でやってしまったせいか、3回で黒くいい感じになったので、あとは使い込んでいけばいいかな?ということにしました。
     

  8. 野菜くずを炒めて鉄臭さを取る(なるべくにおいの強い野菜が良い)。
    ネギ、しょうが、ニンニクなどのにおいの強い野菜がいいそうですが、そんなにちょうどよく大量にも無いので、チマチマと、タマネギ、キャベツの芯などをキープしておいて、スキレット側、ポット側で炒めました。いきなりくっついちゃうんじゃないか?とドキドキしますが、そんなことはありません。


    それよりになにより、野菜くずを集めるのに時間がかかってしまいました。そんなこんなで1週間近く。:-P

 


コンボクッカーにしろ、普通のダッチオーブンにしろ、フタ(スキレット)とポット、両方、シーズニングする必要がありますので、効率よく出来るよう、交互に加熱するように進めるのがよいかと思います。


 


■取っ手も忘れずに


コンボクッカーの場合、スキレットと同じように、片手鍋としての取っ手があります。ここも忘れずにシーズニングする必要があります。アメリカなんかでは、キッチンにでっかいオーブンがある家庭が多く、ダッチオーブンをオーブンに入れてシーズニングするそうです。それならば取っ手も一緒にシーズニングされるので問題ななさそうですが、カセットコンロの場合はそうはいきません。


というわけで、カセットコンロでは、こんな風に、横に台を置いてコンボクッカーをひっくり返し、シーズニングを行いました。



 


キッチンでシーズニングしたときは、隣のバーナーがちょうどいいところにあったので、コンボクッカーの上下を重ね、取っ手をずらした状態でシーズニングしました。なかなか効率が良くていい感じです。



 


■シーズニング完了。黒くて凛々しい!


いやー、立派になりました!美しいです。妻もこれをみて、ちょっと興奮気味です。



スキレット(フタ)



ポット(もう一声?)



合体!


 


シーズニング後は通常の使用後の手入れ同様、オリーブオイルなどを薄く塗ってから保管してください。


 


■ダッチオーブンのシーズニング中に読むならこの2冊



何冊かパラパラっとやって良かったのを2冊紹介します。


まずは、ダッチオーブンの基本的なことがしっかり書かれていて「なるほどなるほど」な本、「ダッチオーブン大事典 – amazon.co.jp 」です。ダッチオーブンの手入れ方法とか、プレヒート(調理前に熱くすること)の温度を手で感じる方法など、参考になる情報がたくさんです。また、レシピも、ダッチオーブンの基本的な使い方がわかりやすいものが多く、レシピ本というよりも、教則本に近い感じがあります。初めてダッチオーブンを使うのであれば、先に読んでおけばよかったと思いました。シーズニングしながら読んだので…ちょっと遅かったかも。


それから「ダッチオーブン―アウトドア&キッチン料理レシピ50 – amazon.co.jp」 もオススメです。今回、ダッチオーブンコンボクッカーを購入したのは、キッチンで使うのが主目的なので、キッチンで調理する場合、どんな風にやったらいいのか知りたくてこの本を読んでいます。カナダに住んでいるご夫妻が書かれているようで、食材もなんだかカナダっぽく、コラムも心温まる話題が入っていたりして気持ちの良い本です。


また、ダッチオーブンでキッチン料理を何冊かパラパラしてみたのですが、結構、「最後はオーブンに入れてください」ってのが多く、ダッチオーブンなのにオーブン?オーブン使うのが敷居が高くてダッチオーブンなのにぃ…と感じたりするわけですが、この本は、そういことはありません(まだ全部読んで無いですけど)。それよりなにより、本全体が暖かい感じがしてオススメです。


 


 


■今日の一言二言三言


 



  • 野菜くずを事前に集めておこう。

  • シーズニング前には準備運動をしよう。

  • 冷めるのに時間がかかるので、ダッチオーブンの本を読むなど、時間を有効活用しよう。

 


重たい鍋をひっくりかえしたりするので、準備運動なしでシーズニングを始めると筋肉痛になります。鉄アレイをゴシゴシ洗ったりすることをイメージしていただければよいかと…。後は、冷却に時間がかかるので、本なんか用意しておくと良いかと思います。ダッチオーブン情報はネットでも集めれますが、本だと、基本、同じ人が一貫して書いているので、情報のブレが無いため理解が速く進みます。満遍なく情報も入っていますし。知らないことを始めるときは、とりあえず一冊読むようにしています。


あ、最後に一言。


 


やけどに注意!


 


してください。普通の調理器具とは別格の熱さです。やばいです。軍手、皮手袋などでつかんだほうがいいです。タオルで掴むと、時々ミスって本体を触ってしまい、手が「ジュッ」っとなってしまいますので…(経験者は語る)。


 


 











キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブンコンボクッカー25cm M-5534 – amazon.co.jp

本エントリで紹介している商品です。シーズニングが必要ですが値段も安めです。2013/06/29作成時の情報ですが、なぜか2週間ほど前から一気に値段が下がっていて、3千円切っています(送料込み)。
他には、以下のものを購入しています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン ロストル 25cm用 M-5547 – amazon.co.jp
パール金属 デリッシュ ササラ <小> C-1647 – amazon.co.jp<小> C-1647
(本当は「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン用ササラ M-5549 – amazon.co.jp」の方が安かったのですが、たまたま在庫切れで上記のものを購入。性能的には差は無いと思います。メーカー一緒だし。)

LODGE(ロッジ) NEWロジックコンボクッカー LCC3 – amazon.co.jp

定番らしい?ロッジ社のダッチオーブン・コンボクッカーです。シーズニング済みです。 やっぱり高くても有名どころが堅いかな?とか、シーズニングが大変そう、という場合は、こっちが良いかと。


 





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