オーラが噴出、完全予想外。アルミ缶キャップにアルコールを注いで火をつけてみたら超高速燃焼! – 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作。

公開日:  最終更新日:2014/06/24

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

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ボチボチっと楽しく実験中のアルコールストーブですが、そもそも、副室などの構造を持たない場合、アルコールだけでどのように燃えるんだろう?という疑問が沸いてきました。そんなわけで、至ってシンプルに、空き缶のキャップにアルコールをちょっと注いで燃焼させてみたのですが、予想外の結果となりました!


 


■アルミ缶キャップにアルコールを注ぐと…


アルミ缶キャップは、前回、アルコールストーブを製作したときに残ったキャップです。キャップの中にはシリコンゴム?と思われるパッキンが入っていますので、これをペンチではがしました。少し加工がしてありますが、あまり実験結果に関係無さそうなので無視してください。


そこへ2.5ccの燃料用アルコールを注ぎ、着火してみたところ、10秒でアルコールが沸騰し始めました!よく見ると、キャップ全体が炎のオーラに包まれ始めています。




あれ?ものすごい勢いで燃え始めました。


 


わかりにくいので、部屋の電気を消してみました。かっけー!(と、最近、小1のSISO-Jr.1がよく言います。学校とかで覚えてきたんでしょうか?)



 


約40秒ほど勢いよく燃焼して鎮火しました。うーん、これが普通にアルコールが燃える、ということでしょうか?ということは、アルコールストーブという構造を持たせることで、燃える速度を落とすのと、燃焼効率の向上をしているのでしょうか?


 


なんでこんな風に燃えたんだろう?と思ってアルミ缶キャップをよく見ると、頭頂部の周辺に小さなスリット状の穴が開いているのを発見しました。今までまったく気がつきませんでしたが、アルミ缶キャップには孔があいていたのですね!スーパーで何本か確認してみましたが、コーヒー関係は全部、孔が開いていました。キャップ全体をオーラのようにまとった炎は、ここから出ていたと思われます。


 


 


■別のキャップでも燃焼実験。これが想定内の結果。


材質や形状も関係していると思うので、同じ形のキャップで孔だけ塞いで実験できればよかったのですが、耐熱パテとか持っていないので、家にあった薬用ビンのキャップ(鉄製)で同じことをやってみました。こちらも、フタの内側にパッキンが貼り付いていたので、まずはそれを剥がしました。


ポッと火がついて、ユラユラ~っと燃えて。アルコールは先の実験と同じく2.5ccですが、こちらはゆったり燃えており、「オーラが燃え上がるぜ、オラオラ~」みたいなことはまったくありません。



 


ちょうど3分で鎮火しました。そうそう、こんな風に燃える予想だったんです。


先の実験結果があまりにも自分の予想外過ぎて、かなりへこんでいたのですが、ちょっと救われた気分です。火を扱う実験の場合、あまりにも予想外の状態になると危険です。あ、裏話ですが、実はアルミ缶キャップ実験の燃焼実験写真は3回目の写真です。初回は、もっと大きなお菓子缶の中でやっていますので、ご安心を。


 


 


■イナバのタイカレー缶を温めてみる


横の小さな穴からアルコールが少しずつ噴出して燃えるのであれば、ひょっとしたら上部に鍋をかぶせるような形にしたら、炎の勢いが抑えられてほどよく燃えるかな?と思って、缶詰を温めてみました。アルコール、今度は5cc注入してみました。



 


炎の大きさはかなり抑えられていますので、主燃焼室での燃焼は止まっているようです。しかし、時折、側面から出ている炎で缶が包まれることがあったりと、結構な勢いで燃えています。燃焼時間は約3分でした。炎の大きさから察して、このキャップに5ccのアルコールはちょっと危険っぽい気がします。:-P


 


 


 


■今日の一言二言三言


 


アルミ缶 キャップで燃料 燃やしたら


まるで姿は スーパーサイヤ人


 


材質がアルミで熱伝導率がいいということや、キャップということで、やや複雑な構造をしているため、熱を受けやすい、そしてスリット上の小さな穴から噴出すアルコール、これらの条件がそろうことによって高速燃焼したんでしょうか?3回やってみましたが、3回とも同じ状態になりましたので再現性はあります。


偶然とは言え、おもしろい発見をしちゃいました!


 


 


 




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  • 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作のまとめ。





    空き缶でアルコールストーブが作れる!と知って試しにサイドバーナータイプを作ってみたら、しっかり炎が出てちょっと感激。以来、あれこれ妄想を加えながら楽しく改良しています。何しろ材料が空き缶ですから、懐にもやさしくていいですね!




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落描解説:予想外の状況に意気揚々としています。ちゃんと広さのあるお菓子缶の実験台でやってよかったな、と、内心、胸をなでおろしています。

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