スリット孔タイプに続き、CHSのジェット孔タイプを製作。やっぱ0.8mm孔じゃないとダメかな。 – 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作。

公開日:  最終更新日:2014/11/11

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

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手元に細いドリルが無かったのと、低い炎のアルコールストーブが作ってみたかったため、スリット孔にしたCHSを作ってみたのですが、燃焼してみてあまりの炎のばらつき加減にいろいろと不安になってきました。ということで、まずはオリジナルを知らないと、ということで、1.5mm孔ですが、CHSを作ってみました。


 


 


■比較用にドリル孔のCHSを作成


とういうわけで、比較用に早速作ってみました。速っ!なんか、そんなに難しありません。すごいですね!今度は、クリースもばっちりです。製作、そんなに時間がかかるものでもないので、1回は練習ぐらいのつもりで作っていいんじゃないかな?前回、コンパスカッターを見つけて購入、使ってみたのですが、すぐに使えなくなってしまいました。というわけで、今回は、カッターナイフで穴あけしました。



 


ジェット孔は、手持ちのドリルが1.5mmまでしかなかったので、1.5mmで穴開けています。オリジナルは0.8mmのため、考えてみれば、穴の数を減らせばよかったと、ちょっと後悔しています。若干ですが、副室内に圧力がかかりますので、孔径は性能に影響があると思います。


というわけで、とりあえず、燃料用アルコールを2.5cc入れてみて燃焼実験です。立ち上がりはどちらも同じ感じで、10秒以内にバーナー状態になってくれます。すばらしいですね!このあたりはオリジナルの性能が出ている模様。



 


暗くして、炎がどのように上がっているかわかりやすくしてみました。たぶん、ですが、右側の1.5mmジェット孔タイプ、オリジナルのCHSより穴が大きくてしかも同じ数なので、あまりキビキビとは燃えず、ダラダラ燃えていると思います。ここはやはり失敗。性能的にどれくらい差があるんでしょうか?



 


 


■ということで、400ccの水を沸かしてみよう!


湯沸し実験ですが、あまり写真的には面白い風景じゃないので、写真1枚ずつぐらいにしておきます。どのあたりを「沸騰した!」とするのがいつも悩ましいんですが、まあ、だいたい99度を超えて、ボコボコしてきたあたりを沸騰した、ということにしています。


オリジナルのCHSでは、アルコール30ccで8分45秒燃焼、10秒以内にバーナー状態、400cc(13℃)の水を5分15秒で沸騰させる能力があるようです。何かと劣りそうなSiSO-LAB製CHS、どうなりますでしょうか?


まずは、1.5mm孔のCHSです。水は400cc、水温15℃、アルコールは25cc、6分20秒で沸騰、7分50秒燃焼しました。燃焼時間については燃料が5cc少ないので、計算上、オリジナルCHSより燃焼時間長いと予想されます。ただ、火力はオリジナルCHSの足元にも及ばない性能で、やはり、0.8mm孔で噴出速度をしっかり出すのがポイントのようです。



 


続いて、スリット孔のCHSです。同じく水は400cc、水温16℃(すいません、なかなかピッタリあわせるのが難しいので)、5分50秒で沸騰、7分燃焼しました。



 


今回、ちょうどいいゴトクが無くて、適当な空き缶で代用したのですが、スリットタイプ、炎が低めなのでちょっと遠かった感じです。もう少し低いゴトクにしたらもっと早く沸騰しそうです。



 


ふむふむ、スリット孔で小さい穴を多目にあける、という発想そのものは間違っていないようです。このままの状態でも使えることはわかりましたが。でも、もうちょっときれいな炎が出る方が気分いいので、もう少し頑張ってみようと思います。希望は、3~4cmの炎がたくさんでるぐらいです。どうやって再現性のある加工をするかですね。いっそ、フランジがわずかに小さいタイプのアルミ缶を探してきて、スリット加工とかなにもしない、というのも手かもしれません。


 


 


 


■今日の一言二言三言


 


缶ジュース 見るとついつい 形状チェック


廃材利用で 楽しく工作


 


本当はもう1つ作ってみようかな?ぐらいの勢いだったのですが、缶ジュースを買っておくのを忘れました。しかも、このジュース、炭酸なので子供たちにのませるタイミングの関係もあり、栓を開けて中身だけ冷蔵庫に保管しておくってわけにもいかないんですよね…。子ども達、「なんでお父さん、最近、ジュース買ってくれるんだろう?」って思っているんだろうな…。


 


 


 




関連エントリ



  • 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作のまとめ。





    空き缶でアルコールストーブが作れる!と知って試しにサイドバーナータイプを作ってみたら、しっかり炎が出てちょっと感激。以来、あれこれ妄想を加えながら楽しく改良しています。何しろ材料が空き缶ですから、懐にもやさしくていいですね!




SISO-LABオススメエントリ











落描解説:再度バーナータイプなんかと比べると、ちょっと炎の勢いが強い感じがします。また、立ち上がりが本当に早く、もう少しうまく作れたら(缶トップをもう少し残す)もっと早くなるんじゃないかな?なんて思います。今日は、100円ショップで何か工具を探してこようと思います。

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