ウコン缶でアルコールストーブを自作。グルーブストーブで簡単工作。アルコールあふれ対策実験。

公開日:  最終更新日:2015/01/30

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作

100均でウコン缶サイズ(45mm径アルミ缶)のドリンクが売っているのを見つけて、早速、購入、アルコールストーブを作ってみてあれこれ実験中です。タイプはグルーブストーブにしたのですが、ちょっとアルコールがあふれる模様。その対策実験をしてみました。

アルコールストーブの燃料あふれ対策

初めてウコン缶サイズのアルミ缶でグルーブストーブを作ってみたのですが、効率はいいものの、ちょっとアルコールがあふれてくるようです。そんなわけで、ちょっといくつか実験をしてみました。

アルコールあふれについてですが、グルーブストーブやサイドバーナーストーブは本体の上に直接鍋を乗せるという構造上、密閉度が高いとアルコールが熱せされて缶内部の圧力が上がります。そうなるとスリットの方から押し出され、アルコールがあふれてくることがあります。

そのため、圧力をの逃がすための穴を開けたりするのですが、SiSO-LABでよく作っているグルーブストーブは上部が折り返してあり、そこで鍋底との隙間を作るようにすることで圧力を抜くようにしています。

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、燃焼実験

もしかしたら、今回はこれだけでは足りないんでしょうか?それらしい可能性としては、鍋底は一定の条件で結露しますので、水滴が隙間を塞いでいる可能性が無いでもありませんが、そこまで塞いでいるようにも見えません。

まずは1.5mmの穴を4つあけてみた

ということで、ちょちょっと追加加工をして、1.5mmの穴を4つあけてみました。1.5mmに何か意味があるわけではなく、このドリルが手元にあったので、これで穴あけしてみました。

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、あふれ対策実験

結果はどうでしょうか?水300cc、アルコール20ccで同じように燃焼させてみました。

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、あふれ対策実験

うーん、アルコールはちょっとあふれているのか、かなり炎が下がっています。炎は大きくありませんが、調子よく暖まったらすぐに出てきそうな気配です。

続いて3mmに穴を拡張してみた

それでは、ということで穴を3mmに広げてみました。

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、あふれ対策実験

点火してしばらくすると勢いづいてきました。わお!かっこいい!オーラをまとっています!

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、あふれ対策実験

なんか、とんでもなく…もっとひどくなってしまいました。穴が大きい方が圧力が良く抜けるはずですが、おかしいなぁ。でも、どちらのケースもそうですが、少し時間が経過するといい感じになってきます。こんな感じです。

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、あふれ対策実験

不思議ですね。ちょっと考えてみました。

もしかしたら缶内気化圧力じゃないのかも

ここまで、いつもアルコール燃料は20cc入れていました。うまく写真が取れなかったのですが、アルコールストーブ上部からおよそ14mmぐらいのところです。スリットは上部から9.5mmですので、差が4.5mm程度ということに。当然、グルーブ内も同じ高さまでアルコール燃料が達していると思います。

もしかしたら、ある程度温度が上がってくると缶内ではなくグルーブ内の圧力が上がってきて、スリットとの高さの差が足りなくてあふれてくるのかも。

こう推測した理由ですが、先ほどのオーラ噴出状態から2分30秒経過したら通常状態に戻ったことからです。圧力でスリットから缶内部のアルコールが押し出されているのであれば、元気よく燃えている間中、あふれ続けそうです。

しかし、実際にはあふれが止まってしまったことから、グルーブ内の圧力上昇時にスリット下端と液面の差が少ないとあふれる、と考えるのが妥当です。

アルコール15ccではどうかな?

液面はアルコールストーブ上部からだいたい17mmぐらいでしょうか。スリット下端と液面の差は約7mmということになります。燃焼開始して4分30秒ほどで軽めの火災状態、それから約1分経過して通常状態に戻りました。

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、あふれ対策実験

先ほどのオーラ噴出状態と比較すればかなり控えめです。

アルコール10ccではどうかな?

液面はアルコールストーブ上部からだいいた20mmぐらいです。スリット下端と液面の差は約10mmということになります。今度はどうでしょう?

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、あふれ対策実験

終始ずっと安定していて、アルコールがあふれることはありませんでした。

結論・スリット下端と燃料上面は10mm差程度は欲しい

これらの実験から、アルコール燃料の液面は、少なくともスリット下端より10mm程度下にしておかないといけないということがわかりました。

数分燃焼してからあふれ現象は発生しますので、時間から考えて10mmよりもう少し短くても大丈夫そうですが、2mmとかの話だと思いますので単純に10mmということにしておきます。

もしかして水250ccがアルコール10ccで沸騰できる?

先の実験でアルコール10ccではお湯は沸騰しませんでした。でも、80℃以上になったので、もしかしたら水250ccなら沸騰できるかも!と思ってやってみたところ、大成功でした。炎は沸騰してすぐに消えましたが、ウコン缶サイズのグルーブストーブ、なかなか効率がいいです。

SiSO-LAB アルコールストーブ、ウコン缶でグルーブストーブ製作、あふれ対策実験

 

もうちょっと追加で実験してみたいことがあるのですが、ウコン缶グルーブストーブの傾向がだいぶわかってきました。とりあえず、ウコン缶、もう少し購入してこようかな。

 

今日の一言二言三言

 

スリットの 下端と燃料の 液面は

10mm以上 あけないとですね

 

少なくともアルコール燃料は20cc以上入ってほしいので、20cc+αの燃料と、スリット下端までの余裕を考慮する必要がありますね!これで高さを計算し、アルコールストーブの設計値を決めようと思います。

 

ウコン缶でアルコールストーブを自作してみるよ。グルーブストーブで簡単工作。

自作アルコールストーブにはいくつかタイプがありますが、工作が簡単で再現性の高いグルーブストーブがお気に入りです。ウコン缶サイズ(45mm径缶)で作ってみたかったのですが、アルミ缶のためだけにウコン系ドリンクを買うのは、結構高くて躊躇していました。ふと100均を見たら100円(税抜)のウコン缶を発見。コンパクトでかわいいですね!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

関連前後記事

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。


*

PAGE TOP ↑