毛細オープンフレイムタイプのアルコールストーブのクリース増やしてみたり、風防実験してみたり。- 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作。

公開日:  最終更新日:2014/11/06

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

ℹ️本記事にはPRが含まれています。


ちょっと不作な感じで、いい結果は得られませんでしたが、毛細オープンフレイムタイプのアルコールストーブ、クリースを増やしてジェット孔を小さくする実験をしてみました。ついでにちょっと風防の改良実験とかもしてみましたが、こちらももう1つな感じです。


 


■毛細オープンフレイムの改良実験


恐らく、クリース(折り加工)を増やしてジェット孔を小さくしたら、ジェット孔1つずつから噴出するアルコールの量が減り、空気とより触れやすくなるのでは?と思い、試しに作ってみました。もう、作っているうちから失敗感バリバリです。クリースの一番狭いところで、空き缶を32等分した状態になるのですが、加工が難しい…。折り目を入れると別の折り目がまっすぐに戻り、そちらの折り目を入れると、また別の折り目が戻る、という事態に。



 


なんとかそれらしく全体的にクリース入れてみましたが、何箇所かはつぶれてしまいました。あまり再現性のある加工方法とは言いがたいです。その他、いろいろと加工ミスもあってちょっと違うものになってしまいました。一応、燃焼させてみましたが、まあ、なんともコメントしがたい感じで。



 


たぶん、割り箸でもなんでもいいので、治具を作って加工すればもう少しきれいにできそうです。が、失敗作の燃焼状態を見る限り、あまり期待できるものではなさそうです。


気化したアルコールを勢い良く噴出させたいのですが、どっか燃料がたまるところを上部に作って、そこを熱さないとダメかな。


 


 


■グルーブストーブ


と、ネタ詰まりしているところへ、コメントにてりるびわ~くすさんから「グルーブストーブ」という、これまたおもしろそうな構造のアルコールストーブ情報を頂きました。折り目が入っている点では同じ系統という気もしますが、炎の高さがかなり低くても有効に熱が伝わるようです。何やらこれまでの考え方と違うアプローチが入っている予感。加工は難しく無さそうなので、作ってみて研究させてもらっちゃおうかな、と思っています。


参考になるのはこのあたりかな?リンク先は全て「昨日から明日へと続く今日」内のエントリにさせていただいています。



 


エクセルで数値をポポンと入力すると、最適値が求められるという、なんだか超画期的!?なアプローチです。ということで、我が家でターゲットとしている数値を入力してみました。



 


 


■風防性能向上実験


風防は、適当なアルミ箔皿を切り抜いて作っていますが、もうちょっと性能が上げられないものかと、少し加工してみました。以前、試しに作ってみた風防を加工しているので寸法がイマイチですが、ほどよく上部を絞るといい感じに熱が伝わるようです。もうちょっと高さがあると、もっと良さそうです。


でも、燃焼実験が終わってから風防の上部を見たら、縮んでいました。結構な熱が加わるようです。安全を考えると、ほんのり絞る程度が良さそうです。



 


風防は、風が横から入り込んで熱が逃げないようにする、ということ以外に、空気の流れを作って効率よく燃焼させるのも大事な役割です。なので、近すぎてもダメ(最初、巻きすぎて炎が小さくなってしまいました)なんてことがありまして、上部を絞ってどうのこうの、というよりは、効率のいい形で必ず設置できるような仕組みにポイントを置いて改良した方が良さそうです。



 


 


 


■今日の一言二言三言


 


なかなかね うまくいかない 時もある


失敗それまた 1つのデータ


 


そうだ、失敗、それはそれで必要なデータなのだ!と、力むほど作るのが大変なわけではないアルコールストーブですが、子供と遊ぶ時間の合間を縫って作っていますので、ちょっとガックシします。でも、経験知はアップしていくわけで、それはそれで大切なことなんでしょう。うむうむ。


 


 


 










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今回、購入してみた商品ですが、「メタノール76.6%、エタノール21.4%、イソプロパノール0.3%」となっています。恐らく、火力は、大洋製薬燃料用 アルコール 500ml 【HTRC3】より強いのではないか?と推測しています…が、先日の実験で、明らかな差は無いことがわかりました。しばらく前は「あわせ買い」対象でしたが、現在、単品で送料無料です。


 


 


 




関連エントリ



  • 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作のまとめ。





    空き缶でアルコールストーブが作れる!と知って試しにサイドバーナータイプを作ってみたら、しっかり炎が出てちょっと感激。以来、あれこれ妄想を加えながら楽しく改良しています。何しろ材料が空き缶ですから、懐にもやさしくていいですね!




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落描解説:クリース入れた内筒がうにょんうにょんなのでございます。 あまり関係ないですが、SiSO-Jr.1がキャンプに行きたがるようになりました。消費税アップまで24時間を切りましたが、テントを買っておこうかどうしようか悩み中です。とりえあず、ダンロップの3人用があるから、それでSiSO-Jr.1と二人でキャンプしてこようかな?

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