詳細紹介、100均500ccマグカップ・アウトドア用ミニマルドリップコーヒーセット。調理もできちゃうよ。

公開日:  最終更新日:2014/11/06

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SiSO-LAB

ダイソーで購入した500ccステンレスマグカップと自作アルコールストーブを使った、「お外でドリップコーヒーセット」ですが、先日のフィールドテストで風防がイマイチということがわかり、作り直しました。また、一部、装備品も変えているので、改めて紹介します。

ダイソー500ccステンレスマグカップとの出会い

アルコールストーブ(グルーブストーブ)関係でいつも楽しく拝見させていただいている、「昨日から明日へと続く今日(りるびわ~くす氏)」のブログにて、ダイソーで500ccのステンレスマグカップが売られていることを知りました。

商品としては450ccマグカップとして売っていますが、計量してみると520ccだったので500ccマグと呼んでいます。

にわかハイカーで工夫好きなSiSOとしては、「安い!」ということで入手しておきたい一品でしたが、近所のダイソーに売っていなくてしばらく忘れていました。ところが、最近、あまり立ち寄らない2番目に近いダイソーに行ったら置いてあるのを見つけ、思わず購入しました。

ダイソー 450ccステンレスマグカップ

ここは一発!ということで、大好きなドリップコーヒーを外で楽しめるミニマルセットを作ってみるのも面白いかも!ということでスタートしました。

ミニマルドリップコーヒーセットの目指すもの

ミニマル感というかパッケージ感が出たら楽しいな!ということで、「水以外はすべて収納できる」ことを目指しました。ということで、収納効率重視でいろいろと装備を選定しています。

内容は、アルコールストーブ(と五徳)、燃料用アルコール、ライター、カップ、ドリッパー、風防、挽いたコーヒー豆、フタ等です。

これを、「コーヒー2杯分」を目指してあれこれ試行錯誤してみました。

100均500ccマグカップ・アウトドア用ミニマルドリップコーヒーセット

結果、左手前から、ペーパードリッパー2枚、ミルしたコーヒー豆2杯分、シリコンコースター(耐熱230℃)、中段左からアルコールストーブ、燃料用アルコールボトル(20cc)4本、ライター2個、カップ、最後列は風防、マグカップ、ステンレス製フタということで、一通りのグッズをすべて収納できるようになりました。

また、「500ccの鍋」としても使用することができますので、350ccぐらいまでのお湯を使うものであれば調理可能です。

購入した装備品の選択ポイント

コーヒーをドリップするにはカップがもう1つ必要

装備全体の話でサラっと書きましたが、インスタントコーヒーと違い、ドリップコーヒーを淹れるためには湯沸し用のマグカップ以外にもう1つカップが必要です。これが無いと、「お湯をドリッパーに注いでコーヒーを淹れる」という一連の流れを行うことができません。

そんなわけで同じくダイソーにて、わりといい感じにマグカップに納まる白いメラミンカップを発見しました。直径、高さともにいい感じです。

ダイソー メラミン丸カップ

また、このカップ、66mm径缶がスポっと入ります。収納するにも、また、何かを収納するにも効率的なグルーブストーブを使えば、内部を有効利用できそうです。

ダイソー メラミン丸カップ

ドリッパーは使い捨てペーパードリッパーを発見

これまたありがたいことに、同じくダイソーにて使い捨てペーパードリッパーが売られているのを発見しました。100円で12枚入っており、コストパフォーマンスもそれほ悪くありません。しかも日本製です。

ダイソー・使い捨てコーヒードリッパー

広げるとこんな感じでポケットのような形のフィルターが広がり、カップに装着することができます。

ダイソー・使い捨てコーヒードリッパー

これをマグカップの内側に沿わすよう丸みをつけて収納してみると、これまた2枚、いい感じに入りました。

ダイソー・使い捨てコーヒードリッパー

燃料用アルコール80cc分のボトルとライター2個

実は「しっかり漏れずにアルコールをキープできるのか?」という点についてはまだ評価中なのですが、セリアにて20mlボトルが2本で1パッケージなっている製品を見つけました。とりあえず、アルコールを入れてハイキングしてみましたが、容器が解けたということもありませんし、漏れたということもありません。

このボトルは背が低いので、マグカップの中にカップと66mm径缶アルコールストーブを入れた状態でも、かなり高さを抑えることができます(写真のアルコールストーブはテスト用の簡易版66mm径缶グルーブストーブです)。

ダイソーマグカップ、ミニマルセット検討中

当初、マグカップの高さに合わせたかったため、ここへ一緒にライターを入れよう
とすると、7cmというかなり低めのライターを採用する必要があります。しかし、後にテーブル面保護用のシリコンコースターとマグカップのフタの使うようした関係上、ちょっと飛び出していいということになったので、薄型の電子ライターを入れることにしました。

100均500ccマグカップ・アウトドア用ミニマルドリップコーヒーセット

電子ライター、トラブルで着火できなくなることもあるので、2個入れています。

これで燃焼関係はばっちりです。

シリコンコースター

セリアで購入した商品です。これは無くていいと言えばいいのですが、アルコールストーブを使用する時のテーブル面保護(230℃まで耐えられます)と、ちょっと重みを付けて風防を抑えるという役割があります。

100均500ccマグカップ・アウトドア用ミニマルドリップコーヒーセット

これがあるだけで、テーブルを熱から保護するだけでなく、マグカップをどかしたりしても風防はそこそこ落ち着いてくれていますので、安全性も上がります。

ステンレス製フタ

これは、セリアにて購入した食品ストック用の瓶のフタです。内側には、PP製の部品が貼り付けられていて、メスネジとパッキンを兼ねた構造になっています。

ダイソー500ccマグ用フタ

ペンチで引っぺがそうとしたのですが、ビクともしません。でも、考えてみればPPの耐熱温度って120度ぐらい。経験上、柔らかいものはもっと低いです。

アルコールストーブで熱すればステンレスフタのフチが熱くなりますので、剥がれるかもしれません。とは言っても煙が出るのも困りますので、お水をいれてアルコールストーブでコトコト。

ダイソー500ccマグ用フタ

内側パッキンが浮いてきたところをペンチでギュっと取り除いてしまいました。

サイズ的にはあまり合っていないのですが、アバウトに被せることができます。当初、側面に切込みを入れてマグカップの取っ手に合わせ、ツマミも取り付ける予定でしたが、超ミニ鍋(として使うにはちょっと不安かな?)として使えそうなので、そのまま使うことにしました。

グルーブストーブ(アルコールストーブ)

ゴトク不要で、作り方が簡単、製作再現性も高いというグルーブストーブを使っています。これは、「昨日から明日へと続く今日(りるびわ~くす氏)」が作り方を紹介してくださっているものです。

構造が簡単で加工が簡単、その上、内部空間が広く取られているため収納性も高い(普通、アルコールストーブで収納性が高いと言えば、小型という意味ですが、この場合は逆で、アルコールストーブに物がたくさん入るという意味です)ため、今回の目的にもピッタリです。

100均500ccマグカップ・アウトドア用ミニマルドリップコーヒーセット

久しぶりに簡易版ではなくカッコイイ版を作ったので、ちょっとコツを忘れてしまいやや失敗してしまいましたが、それでもちゃんと性能が出てくれるあたりさすがです。

グルーブストーブ

これは、近々作り直す予定です。

新作風防

ミニマルドリップコーヒーセットα版では、過去に作った風防(で、実験中に溶かしちゃったやつ)を再加工して使いましたが、見るからに周囲を囲う長さが足らず、フィールドで使ってみたらやっぱり足らずということで、作り直しました。

100均500ccマグカップ・アウトドア用ミニマルドリップコーヒーセット

これは、ダイソーやセリアで売っている、アルミ箔皿を使っています。アルミ箔皿を長方形に切り取り、下側にベロを出した形になるように切り抜いたものです。アルコールストーブとの距離によりますが、しっかりいい感じで燃える程度に離れていれば溶けることはなく、これまたいい塩梅です。

高さをマグカップに収めるために低くしてありますが、実は2つ折りにしてあって、必要な時は延ばして高さを倍にして使用することができるようになっています。

新しく作るなら!と思ってそれなりにしっかりと作りました。

燃料用アルコール

さて、もうお気づきかと思いますが、ここまで全部100円ショップ調達です。これで、コーヒーサイホン用のアルコールランプ燃料が小売されていれば申し分なかったのですが、こればっかりは100円ショップでは売っておらず、別途購入しました。

薬局でも買えますが、通販が使えるのであればamazon.co.jpで購入するのが安くよいかと思います。以前は買い合わせ対象商品だったのですが、現在は単品購入可能です。買い合わせ対象商品時代から、「燃料用アルコール」という性質のためか別発送だったため、買い合わせにしなくてもね、なんて思っていたら単品になりました。

使っているアルコールはケンエーの物を使ってます。

全部納めてこんな感じ。ちゃんとミニマル

ここまでものを全部詰め込んで、こんな感じで納まります。

ダイソー500ccマグ・アウトドア用・コーヒードリップ・ミニマルセット

いやー、サイズも満足、ほぼ100均グッズっていうのも気分的に満足満足。

 

 

ケンエー燃料用アルコール 500mL 【HTRC3】

現在、主に使用しているものですが「メタノール76.6%、エタノール21.4%、イソプロパノール0.3%」となっています。恐らく、火力は、大洋製薬燃料用 アルコール 500ml 【HTRC3】より強いのではないか?と推測しています…が、先日の実験で、明らかな差は無いことがわかりました。しばらく前は「あわせ買い」対象でしたが、現在、単品で送料無料です。

 

今日の一言二言三言

 

格安で 気に入り道具が できたなら

後はたっぷり 楽しむだけかな

 

ということで、この道具を使ってみるためにプチ登山している感が無いでもありませんが、すっかり楽しんじゃっています。今のうちに近場の山々を下見しておいて、ちょっと涼しくなったら家族でハイキングに行こうと思っています。

そうです。これはスマートダディ見習いとして、行楽情報収集活動の一環なのです。妻と子供たち、もう実家から戻ってきたので情報収集活動は一旦中断ですが、チャンスがあればまた探索しようと思います。

 

まとめ記事

格安100均500ccマグカップ・アウトドア用ミニマルドリップコーヒーセットのまとめ。

ダイソーで450ccのステンレスマグカップを購入しました。測ってみたら500cc以上あったので「500ccマグ」と呼んでいます。これで、格安のアウトドア用湯沸し&ドリップコーヒーセットを作ろうと模索中です。

まとめ記事

空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作のまとめ。

空き缶でアルコールストーブが作れる!と知って試しにサイドバーナータイプを作ってみたら、しっかり炎が出てちょっと感激。以来、あれこれ妄想を加えながら楽しく改良しています。何しろ材料が空き缶ですから、懐にもやさしくていいですね!

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Comment

  1. うじ より:

    私も ステンマグ 買ってしまいましたよ。

    • SiSO より:

      うじさん>
      楽しいですよ~。SiSOの周りでも一人購入してアルコールストーブで遊んでいます。錆びやすいので気をつけてくださいね!

  2. うじ より:

    米焚いたら 焦げ作ったぜ! 
     チキンラーメンフルサイズもなんとかこなしたよ!!

    • SiSO より:

      うじさん>
      楽しく遊んでますね!チキンラーメンフルサイズはすごいです。炊飯はまだまだスキルが足らないので、もうちょっとハイキング料理に慣れてからチャレンジしてみたいと思います。

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