料理 – ローストビーフ風のローストチキンを作ってみたら、超ジューシーで美味美味。

公開日:  最終更新日:2014/06/05

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

ℹ️本記事にはPRが含まれています。


クリスマスが近づいてきたので、今年はローストチキンを作ってみようと思ってちょっと実験してみました。ローストチキンといえば、オーブンで表面をカリっと焼いたチキンですが、今回、試してみたのは、「ローストビーフ風」のローストチキンです。表面はしっかり火が通ってますが、中は「ギリギリ火が通っている」というやつです。さてさて、うまくいくでしょうか?


 


■鶏のムネ肉でも柔らかくローストチキン


ローストビーフとローストチキン、同じ「ロースト○○○」なのに、どうして料理のイメージがああも異なるんでしょう?どちらも美味しい肉料理ですが、ビーフの方はハムっぽく、チキンの方は如何にも焼きました、という感じです。前からローストビーフ、一度、自分で作ってみたかったのですが、肉のお値段もなかなかなものなので躊躇していました。また、オーブンを使うとか、焼きすぎて固くなってしまうとか、火の通し加減が難しそうなど、ハードルが高い感じがあります。


そこで注目していたのが、このレシピです。フライパン1つで作ります。最初に肉の表面を焼き、あとは余熱で中まで火を通すとのことです。フライパンの厚みとかにも左右されそうですが、結構、皆さん成功されているようなので、この方法でやってみることにしました。



また、今回は安い鶏のムネ肉を使って作ってみました。ムネ肉は、モモ肉より数割安いことが多いです。また、脂分が少ないのでヘルシーらしいです。後は、スライスして盛り付ける時に、形が扱いやすいかな?なんて思います。これがジューシーに仕上がったら、うれしいですよね!


できあがりはこんな感じになりました。



 


■鶏肉の下準備は塩を揉みこんで数時間


今回は、実験なので、複数パターン、一度に調理しています。そのため、写真がちとややこしいのですが、メインは、最近お気に入りのマジックソルトです。鶏肉は、ムネ肉を使います。モモ肉と比べると安くていいのですが、脂肪が少ないためできあがりがパサついた感じになり、あまりジューシーにはならないことが多いです。でも、今回は、美味しくできあがるように頑張ってみようと思います。写真のムネ肉は2切れで450gでした。



 


まずは下準備です。まずは鶏肉の脂のカタマリなどを取り除きます。その後、塩やマジックソルトを揉みこみ、冷蔵庫で数時間寝かせます。塩をなじませると旨味とジューシーさが増すので、素材をシンプルな味付けにする場合はいつもこうしています。以前、何かの料理本で読んで美味しかったので。


いつも悩む塩加減ですが、指でつまんでパラパラするとして、だいたい100gあたり「パラパラ、パラパラ、パラパララ~」ぐらいです。重さにしたら0.5gあたりかなぁ。マジックソルトは、これの3~4倍ぐらいです。塩の重さの4倍ではなく、かける回数と量の話です。マジックソルトは、ハーブとか入っているので、重さでは、もう少し軽いかと思います。


写真では、鶏肉4つになっていますが、塩+固焼き、マジックソルト+固焼き、塩+ビーフロースト焼き、マジックソルト+ビーフロースト焼きをするためです。後はビニール袋に入れて(トレイとかの方がかっこいいですが)冷蔵庫で半日ほど寝かしておきます。



 


■いよいよ焼きます!


それでは、今回は、普通にしっかり焼いたものと、ローストビーフ焼きしたものの2種類を一度で作りますので、順番に投入していきます。


油は使わずそのままポンっと。


フライパンは、いつものパール金属ブルーダイヤモンドコートです。本エントリの最後にこのフライパンの使用記エントリリンクを入れておきます。安いわりに良いので、コスパ面で気に入っています。



 


えーっと、まずは定番ですが、中火でフライパンを暖めておき、皮側を下にして焼き始めます。しっかり焼く方は、片面10分ずつ、両面合わせて20分焼きました。右の写真がほぼ10分経過後ですが、1/3ぐらいまで火が通ってきています。これなら小さなお子さんに食べてもらっても心配ないですね。



 


さて、しっかり焼きの方をひっくり返したあと、ちょっと時間を見計らってローストビーフ焼きの方の鶏肉を投入しますこれも皮の方を下にして投入します。こっちは、表面だけ焼いてしまえばいいので、片面あたり2~3分ぐらいです。作ってから思ったのですが、やっぱり別に調理して、ローストビーフ焼きの方は、強火で短時間で焼き目をつけた方が美味しそうだったかな?と思いました。



 


■ソース投入&余熱調理


というわけで、フライパンで調理し始めてここまでで20分経過しました。最後にソースを入れてひと煮立ちさせます。流し込んでグツグツしてきたらフライパンにフタをして火を止めます。しっかり焼きの方はだしちゃった方がよかったのかもしれませんが、まあ、そんなに差は無いだろう?と思って一緒にいれておきました。いや、単にめんどくさかっただけですが。


ソースは、玉ねぎ半分をすりおろしたもの、醤油大3、お酒大2、みりん大1、砂糖大1にしてみました。子供向けに作るときは、こっそり砂糖を増やしておくとウケがいいです。まあ、ほどほどに。



 


1時間経過してみてフライパンを触ってみたのですが、ほとんど常温で、暖かさは感じませんでした。また、鶏肉を触ってみたのですが、ちょっと暖かいぐらいで、余熱調理されている、という感じではありません。さてさて結果はどうでしょうか?


 


■できあがりは如何に?


というわけで、ローストビーフ焼きした方をスライスしてみたら、


 


肉汁たっぷりの超ジューシーな鶏肉


 


になっていました。百聞は一見にしかず。



 


すっごい!これがグラムあたり約40円の鶏肉なのか?余熱調理恐るべし。いい感じでじっくりと火が通ったようです。もう少し熱を通してもジューシーさはキープできそうなので、手堅くいくならば、うちのフライパンではちょっと保温を考えた方がいいかも。それにしても美味しいです。すごいなぁ、これ。結局、上の写真の状態からは追加では加熱処理はせず食べました。


我が家は、4人家族(子供は幼稚園児)なのですが、調理した鶏肉、全部食べてしまいました。みんなたくさんたべてビックリです。子供たちが「パーティみたい!」と喜んでくれてかわいかったです。


 


あ、もし、作っちゃってからやばい!(熱がまだ通ってなくて)ということになったら、こっそり電子レンジでチンしましょう。


 









S&B マジックソルト 70g

本エントリ中で紹介しているのは25gの小袋の方ですが、amazonでも、70gの方が送料無料で取り扱いがあります(本エントリ作成時確認)。ハーブ関係ってそろえるのが大変だったり、調理してみたら思ったような仕上がりにならなかったりすることがありますが、これなら失敗知らずです。
パール金属 ブルーダイヤモンドコート IH対応 フライパン 28cm H-8313

お金を出せば他にもいろいろいいものがありますが、「安くてそこそこいい」というあたりで気に入って使っているフライパンです。SISO専用というわけではなく、妻と一緒に使っていますので、ほぼ毎日使っていますが、今のところ快調です。

 





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