リールに巻いたラインの末端(先端?)はダブルのエイトノットループが安全でいいかな?結び方とか。
釣り初心者家族のSiSO家、今日はリールに巻いたラインの末端処理の研究です。ラインの末端は仕掛けを取り付ける場所です。サビキ釣り仕掛けなどはスナップが付いているので、これがひっかけられるように、先端をループにしておくと便利そうです。
釣り糸先端はループが便利、でも切れるのも怖いよね
今年のゴールデンウィークからファミリーフィッシングを始めて、あれこれ調べたり、釣り場で他の方に教えてもらったり、新しく知ることが多く、家族でサビキ釣りを楽しむ今日この頃です。
今日のお題は、リールから伸ばしたラインの先端をどうしておくか?という話です。ここは毎回結びなおしでしょう、とか、色々とご意見はあるかと思いますが、サビキ釣り中心のファミリーフィッシングということで、ゆるめに読んでください。
現状、サビキ釣りで小さなサバやアジ、イワシを釣る程度なので、とりあえずエイトノットループにして釣り竿のガイドリングが通るぐらい小さなスナップを付けています。
しかし、ループ部分は金属製のスナップが一点に当たるわけで、何回か釣りをしているうちにだんだんラインが傷み、そのうち切れることになりそうです。そうなると、魚も逃がしてしまいますし、仕掛けも無くしてしまいますし、何より海にゴミを捨ててしまい環境によろしくないです。
そんわけで、先端のループを2つにする簡単な結び方(ノット)は無いかな、とあれこれ調べてみたところ、「ダブルエイトノットループ」という縛り方があり、これで先端ループを2つにすることができるということがわかりました。
ちょっと見た目は悪いですが…これでも3回やり直した結果です。今後に期待してください。
ループを2つにするのは、1つ目のループが切れても2つ目のループで仕掛けを支える、という二重安全効果を高めるのが目的です。1つ目のループが切れたら、そろそろ先端処理をやりなおす必要があるかな?的に使います。
注意点ですが、結び目を作るときは、ラインを濡らしてからやる必要があるとのことです。
基本のエイトノットループの結び方
エイトノットは、キャンプなんかでちょっと大きめのコブをロープに作るために結んだりする時に使いますので、ちょっと覚えておくと良いかと思います。「~ノット」と呼ばれている結び方は、引っ張ってもほどけにくいけど、ちょっと結び目を変形させると簡単にほどけるというのが特徴です。
エイトノットで結ぶ前にラインを折り返して2本同時に結ぶと、ループができますが、これをエイトノットループと言うそうです。
ラインでやると細くて見えないので、手芸用の太めのコードで説明します。また、スナップ代わりにカラビナを使います。これではまるでキャンプのロープワークの説明みたいですが、実際、やることは同じです。
まずは、ラインを折り返して二重にします。
先端を持ち上げてループを作りながらラインの上に乗せます。
先端をラインの下側を通して手前に引きます。
手前に引いた先端を、先ほど作ったループに通します。このとき、なるべくラインがよじれないように気を付けてください。
ループの大きさを調整しながら先端を引っ張ります。
これでエイトノットループの完成です。よじれもなく、まあまあのできかな?ラインの先端をこの形にしておくと、何かと便利そうです。
それではスナップ代わりのカラビナを取り付けてみます。
ぐいぐい引っ張ってもほどけることはありません。でも、ループが1つなので、切れたら仕掛けを全部落としてしまいます。
ループを2つに。ダブルエイトノットループの結び方
「ダブルエイトノットループ」というキーワードで調べると、何種類か違う解釈のものが出てきますけど、一応、本記事では、8の字結びで先端に2つループができる結び方としています。
基本的なやり方は先ほどのエイトノットループと同じですが、ラインを2つ折りにして、さらにもう一度2つ折りにした状態からスタートします。末端は後で編み込むので、長めに取っておいてください。
4本まとめて結ぶので、よじれないように結ぶのが大変ですね。
もう、なんというか、帯状のものを折るような感じです。
ん、ちょっとよじれちゃったかな…よじれがあるとそこに力が集中してしまい、切れやすくなってしまいます。
最後にグイっと引っ張って、まあ、こんなもんでしょう。
先端のループはちゃんと2ループできました。
スナップ代わりのカラビナを取り付けてみます。このようにしておけば、ループが1つ切れても仕掛けを落とさずに済みます。また、1つ切れたらそろそろループの作り直し時だな、ということもわかって良さげです。
ハーフヒッチで編み込むと、なんかそれっぽいね!
結び目をほどけにくくするためには、結び目のあまり部分にある程度の長さがあり、また、結び目に対してあまり動かない方が望ましいようです。そんなわけで、ラインの末端はハーフヒッチという方法で編んでしまいます。
まずはライン末端を手前から上に持ちあげます。
それを余りライン(説明の都合上、「余りライン」と書きます)の向こう側を回します。
ライン末端を、最初にできたラインの隙間に通します。
通したらきゅっと締めて結び目の方に寄せます。
今度は先ほどと反対向きに編んでいきます。まずはライン末端を手前側に持ちあげます。
手前下側から余りラインの向こう側を通していき、結ぶように自分の輪に通します。
ぎゅっと締めて結び目に寄せると、きれいな編み目ができました。
これを繰り返していきます。あら、長さが足りなくなっちゃった。
ちょっとあまり部分が短くてたくさん編めませんでしたが、5~6回は編んでおいた方がいいようです。
今日の一言二言三言
まず最初 太いロープで 結び目を
作る練習 してから本番
普段、あまりやったことのない結び方なので、いきなり釣り糸で結ぼうとすると、小さすぎて自分でも何をやっているのかわからなくなっちゃいます。なので、まずは太い手芸用のコードなどで結び方を理解し、それから釣り糸に挑むとイライラしなくて済みます。