結束バンドの外し方は細いドライバーがあれば簡単。100均グッズで釣り竿ホルダー自作その2
100均好きの釣り初心者、SiSOです。先日、100均グッズで釣り竿ホルダーを作ってみたのですが、パイプに対する保持力が全然足らなかったので、改良してみました。
100均好き釣り初心者ならば、やはり100均グッズでD.I.Y.ですよね!
100均好きの釣り初心者ならば、100均グッズで何か釣りに役立つ物を作りたくなるのは当然のことですが、先日製作してみた釣り竿ホルダー(釣りの最中に釣り竿を支えるホルダ-)は全く役に立ちませんでした。
保持力の高い巨大洗濯バサミなので、釣り竿ぐらいなら支えれるだろうと期待して釣り場に持って行ったのですが・・・。
釣り竿を乗せると、クネっと倒れてしまいました。海に落とさなかったのが不幸中の幸いです。
リベンジというわけではありませんが、パイプを掴む洗濯バサミを2にして保持力ダブルパワーにしたものを製作することにしました。
材料は前回と同じですが、洗濯バサミ(ピンチ)を2個使うことにします。
真ん中の竿受けに使っているパーツ、非常に竿ホルダとしての形状は優秀です。大きなY字、そして色々な取り付け角度でも釣り竿に対して引っかかりを約束してくれる曲がり具合、とてもよい形状です。
しかし、この向きで組み立てると、スプリングの力で横に取り付けた洗濯バサミまで内側を向いてしまいます。これではせっかくダブルパワーにしても、テコの原理で簡単に倒れてしまいそうです。
ダイソーの挟む鍋ふたスタンドを分解してスプリングを外す方法
この真ん中の竿受けパーツの正体は、ダイソーの「挟む鍋ふたスタンド」という商品です。一見、大きな洗濯バサミですが、スプリングが内蔵タイプなので、竿受けにしたときに金属部分が竿やラインに触れなくて好都合です。
せっかくのスプリングですが、開きっぱなしにしたいため、スプリングを取り外すことにしました。そのためには、アーム部分を分解する必要があります。
ここは「はめるのは簡単、外すのは一苦労」な構造になっていますので、細いマイナスドライバーを2本使って外します。外すとき、ドライバーや部品が飛び跳ねることがありますので、保護メガネをするなど、危険には十分配慮してください。
まずは一本目のマイナスドライバーを隙間に差し込みます。
続いて、反対側に2本目のマイナスドライバーを差し込みます。
この状態でドライバを軽く押し込みつつ、本体の方をよじってあげれば…パカっと外れます。
このスプリング、何かに使えるかな。一応、保管しておくことにします…といっても、作業台の上に放置しておくだけですが…。
元のように組み立てるのはとても簡単で工具いらずです。バチっとお互いのパーツを押し込むだけで組み立て完了です。
結束バンド、実は簡単に外す方法があるよ
結束バンドって安くて手軽なので、こういう工作をするときにはとても役立ってくれます。ただ難点は、一度、締めてしまったら、緩めたり外すことができないことでしょうか。
いやいや、そんなことはありません。細いマイナスドライバーがあれば、結束バンドをの差し込む方を抜くことができます。
この部分、組み立てているうちに結束バンドを締めすぎてしまい、本来の位置に動かせなくなってしまいました。
結束バンドの通してしまった方のバンド部分を引っ張り上げると、通した結束バンドが戻らないようにする突起が見えます。
結束バンドを少し引っ張ると、この突起部分が少し浮きますので、そこへ、細いマイナスドライバーを差し込みます。
ここだ!と言わんばかりに、突起と結束バンドの隙間にマイナスドライバーを差し込むと、バンドを戻すことができるようになります。今日は、小さなマイナスドライバー、大活躍です。
というわけで、分解完了、再度、組み直します。
今回はこんな感じで、巨大洗濯バサミを2本にするだけでなく、挟む部分の距離を開けることで、支持構造の改善も行いました。
完成です。今回は、2本の巨大洗濯バサミで支えるようにしたことと、ちゃんと、落下防止のワイヤーも取り付けました。
改良型デビューです。落下防止のワイヤーもカラビナでちゃんとセット完了です。
おお、ばっちり、さすが巨大洗濯バサミ2本、挟んでいる2点の距離もあってガッチリ固定してくれています。ちゃんと実用的になって良かったです。
今日の一言二言三言
締めすぎた 結束バンドも ちょいちょいと
やればスルリと 外れるもの
今週末は釣りに行こうと思っていたのですが、なんかすごい猛暑っぽいですよね。ああ、どうしようかな。できれば早朝行きたいけど、家族連れだとちょっとつらいですよね。