ダイソー500ccマグ用グルーブストーブを作ってみたけどちょっと失敗。まあ許容範囲かな。
今日はアルコールストーブを作っていました。予定通り、グルーブストーブにしたのですが、プリーツスカート部分が妙にパシっと行かずにまあまあなデキになってしまいました。性能は実用範囲なので、今週はこれを持って出かけようと思います。
アウトドア用のミニマル・ドリップコーヒーセット
100円ショップダイソーにて、500ccのステンレスマグカップを購入したので、ちょっとこれでミニマルなアウトドア用のドリップコーヒーセットを作れないかな?と楽しんでます。
目指すのは「ドリップコーヒー」なので、湯沸し用カップ以外にもう1つカップが必要になります。それにドリッパー、アルコールストーブ、ライターなどを500ccマグカップにすべて収納するのが目標です。
アルコールストーブのスペックとか狙いどころとか
今回作ったアルコールストーブですが、グルーブストーブタイプで66mm径アルミ缶を使用し、高さは38mm、スリット長は7mm、スリット数は16です。
ダイソー500ccマグカップの直径は88mmなので、これに対して66mm径のグルーブストーブでは決して効率は良くないのですが、収納効率がいいのでこのサイズを採用しています。
スリット長7mmということで、実験した時よりも火力弱めで長時間燃焼できるものを狙いました。実験したときのグルーブストーブはスリット長8mmでした。スリット数が違いますが(というか簡易版にはありませんが)、まあだいたい同じぐらいと思われます。
プリーツスカートの寸法を誤ってちょっと失敗…
材料はいつもの包装がプルンと剥ける350ccボトル缶です。この缶は簡単に表面をきれいにできるのでとても便利です。実はこれを作る前に缶底が平らなもので作ってしまい、経験値が上がっている状態でのスタートです。し、し、し、失敗じゃないですよ。思ったように行かないケースを発見して経験値を増やしただけです。:-P
いつもならここで寸法やら製作方法等の紹介するところなのですが、プリーツスカート部分の寸法が悪くてスムーズに製作ができず、不出来なものになってしまいました。後で寸法を見直して作り直す予定ですので、その時、作り方もアップします。
参考までに、失敗だなという寸法を書いておくと、ボトル缶を下から本体用に40mm、内筒用に78mmの部分でカット、本体は2mm折り返しを付けて高さ38mm、内筒は下から10mmのプリーツスカートとしました。また、今回、初めてプリーツスカートの切れ目に穴を開けてみました。
理由は、本体への組み込み時、ちょっと無理な力がかかるからです。プリーツスカートを折り曲げることにより、その部分が直線になります。従って、内筒は多角形になるわけでして、これが結果的に最大直径を大きくしてしまいます。穴有り無しの比較はできていませんが、燃焼実験をしてみた感じだと、穴が無いほうがきれいにアルコールが吸いあがっているような気がしないでも。
写真が前後してしまいますが、カットした全体像はこんな感じです。
失敗したな、というのは内筒の高さで、「まあ、底までしっかり届かなくてもいいや」と思ってやや短めにしました。本体の底はテーパー状になっていますので、本体と内筒が同じ高さならば、内筒は本体の底まで届きません。
これはこれでカットの精度や組み立てのシビアさを減らしてくれるので悪くない、と思ったのですが、これでややはまりました。
内筒が抜けないようにするために折り返しをつけたのですが、この折り返しをするときに、内筒が下に下がってしまい、スリットの寸法が変わってしまいました。
そんなわけで、何回か折り返しをやっているうちに、パキっと折れてしまった次第です。
まあ、性能にそれほど大きな差はないはずなので、まずはこのまま使うことにして、反省版を後日、製作しようと思います。
湯沸し実験
湯沸し実験の条件としては、水300cc、室温26度、燃料用アルコールは20ccとしました。ダイソー500ccマグカップは直径88mmです。
結果は、沸騰(見た目判断)まで約6分半、鎮火まで約8分半、予想よりちょっと弱かったです。でもまあ、火力弱めは狙ってのこと、これからもう一声実験してみようと思っています。
まあ、実用範囲であることはわかったので、まずはこれでフィールドデビューさせてみましょ!天気がいいといいなぁ。
今日の一言二言三言
ペキペキと ストーブ自作 楽しいな
使うところを 思ってニンマリ
こういう、「使用する」ために作る工作って、作っている最中にそれを使っている自分を思い浮かべたりなんかして、思わずニンマリしちゃうことってありませんか?いやー、楽しみだなぁ。
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