キャンプや山ランチなどで缶詰を温めるなら湯せんで。缶詰湯せん方法の基本。プルリング缶なら簡単簡単。
キャンプやハイキング道中での山ランチなど、アウトドアシーンで缶詰を温める場合は直火でワイルドに!という場合もあるかと思います。実は缶詰の内側、樹脂コーティングされているので、樹脂そのものが熱で溶けて異臭を発することがあるので、湯せんで温めるのが確実で安全です。
アウトドアでの湯せんで缶詰を温める方法
湯せんだとしっかり熱くするのは難しいですが、缶内側のコーティングが溶けたりすることが無く、アウトドアの適当な環境でも缶詰内の脂分はしっかり溶ける程度にはすぐに温めることができます。じっくり10分ぐらい温めればかなり熱くなります。
今日は「いなばチキンとインドカレー バターチキン」を持ってきました。これは100均ショップで買ったものです。いなばのカレー缶、普段、100均ショップで見かける缶詰は75g缶がほとんどです。でも時々125g缶(ちょっと大きいやつ)が置いてあります。これは125g缶の方で、1食分のご飯にかけてもしっかり食べれる感があります。
それではいつものように、最近お気に入りのダイソーステンレス食器(大)とESBITのポケットストーブです。現在、ESBITのポケットストーブ代わりに100均グッズでストーブを作れないか妄想中です。
というのも、実はESBITポケットストーブに使っている燃料、100均で売っているパック燃料を使っているため、いっそ、アウトドア用クッキングセット一式100均グッズになっていた方が楽しいかな?と思いまして。
ESBITポケットストーブとニチネンのパック燃料、なかなか相性がいいです。ちょっと燃焼時間が30gの固形燃料なんかと比べると短い気がしますが、それでも収納性は抜群です。ダイソーなら4パック100円で売っています。
それでは鍋(ステンレス食器ですけど)に水を少しはり、温めます。
そして缶詰のプルリングを引き上げます。缶詰を温めると中身が膨張して圧力がかかるので、圧力を抜くという目的と、もう1つ、湯せんしている鍋から取り出しやすいように取っ手がわりにするためです。
それではしばしグツグツ。火力にもよりますが、結構、ボコボコと缶が動きます。缶が2つある場合、上に乗せておくだけでも蒸気の熱で多少は温まります。小さな鍋で缶詰をを2つ温める場合は、1つ目の缶にお湯が浸かるようにして2つ目の缶は上に乗せて蒸気で余熱、1つ目の缶詰加熱が終わったらすぐに2つ目の缶詰も温めるようにすれば効率よく温めることができます。
というわけで熱々ではありませんが、脂分は全部溶けるぐらいには熱くなりました。手で持つのはつらいので軍手で持っています。
ふぅぅん、美味しいですね!いばなのカレー缶、具がしっかり入っています。この缶詰もチキンがゴロン!と入っています。また、バターが脂的な甘さと濃厚を出していて、子供も全部は食べませんが、食べていると少し欲しがります。
缶詰を直火で温める場合の注意点は?
どの方法を取るにしても、まずはフタをあけて圧力を逃がすようにしておく必要があります。また、局所的でも高熱になる部分があると缶詰の内側にコーティングしてある樹脂が溶けてしまったりすることがあるので、炭火ならば炭から少し離してまったりと熱が回るようにする必要があるでしょう。或いは、ガスコンロなどのように火力の微調整ができる器具を使う必要があると思います。
その他、コーティングしている樹脂については、95度ぐらいのお湯で云々とかトマトの酸で云々等言う話もあるようなので、湯せんで程ほどに温めるがやっぱり手堅いのかな?なんて思ったりします。
今日の一言二言三言
ダイソーの アウトドア用 ステン食器
意外と湯せんも 使える感じ
先日とほとんど同じ「今日の一言二言三言」ですが、いやいや、ダイソーのアウトドア用ステンレス食器(大)、ちょっと小さいかな?と思いつつも、意外に活躍してくれます。おもしろいので、もっといろいろな活躍シーンを考えてみようと思います。
最近だとエスビットの中華コピー品が79円で買えてしまいますね。
100均グッズで自作しようとするより安い…
中国発送だと一月程かかりそうですが。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00F20I9A6