ビデオカメラ(HC-V700M)で静止画を撮影。綺麗に撮れるもんだな、と思いつつ比較。
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
先日購入したビデオカメラ(Panasonic HC-V700M)ですが、今まで使っていたものと比べると、静止画も格段に綺麗に撮れます。わざわざ静止画モードがあるぐらいのなので、結構、こだわっているのかな?と思い、拡大してみたいところ、静止画時と動画時で、画像処理方法が違うようです。
■なかなか綺麗な静止画撮影
動画を撮るためのビデオカメラですが、ビデオ撮影中にところどころ写真を撮ることがよくあります。例えば、お遊戯会で決めポーズ取った時とか、デジカメと両方握り締めて、というわけにもいかないので、ビデオカメラで動画を撮影しながら静止画を撮影することになります。
以前のビデオカメラでは、動作撮影時の解像度までしか撮影することができなかったのですが、このカメラでは、3200×1800(16:9)で撮影することができるので、2Lサイズとかでの印刷も期待できます。
なんかモノトーンな写真…もう少し『色気』のある写真が良かったかな。
■動画撮影中の静止画撮影保存速度
動画撮影中に静止画撮影を行う場合、解像度は3200×1800か1920×1080のどちらかを選択することができます。「解像度が高い方がいいに決まってるジャン!」となりそうですが、動画撮影中は静止画保存にけっこう時間がかかります。動画撮影は停止しませんので、動画に影響はありませんが、ちょっと室内で撮影して試してみたところ、3200×1800で約7秒、1920×1080で約3秒かかります。
1920×1080ならば、あとで動画から切り抜くという方法もありますが、写りとしては、静止画として撮影した方がくっきり写っていることが多いように思います(特に動いているもの)。この機種はプログレッシブ撮影できるので、切り抜いたときの画像の傾向は異なるかもしれません。また、試してみようと思います。
■静止画撮影モード vs 動画モード静止画撮影
デフォルト設定だと、静止画撮影モード時は縦横比4:3で2848×2136になり、動画撮影モード時は、縦横比16:9で3200×1800になります。下の写真は、両方とも7.5%に縮小したものです。大きさ的にはこんな感じの差があります。ホワイトバランスとかも少し違う感じですね。
ふーん、と思って、オリジナルの画像を眺めていたら、なんとなく写り方が違うことに気がつきました。というわけで拡大写真です。これは、オリジナルサイズのまま縮小せず、240×240でクロップしたものです。静止画撮影モードの方がちょっと荒れが出ている感じがします。というか、撮影状況的に考えると(やや暗い室内)、動画モード時の静止画撮影の方が、妙にソリッドな感じがします。
画像比率で解像度が異なりますので、試しに両方とも3200×1800にしてみました。被写体の大きさは同じ大きさで写りました。
それでは、再び縮小せずにクロップした画像を…同じ傾向が出ています。
かなり強調してしまいましたが、「荒れ」は写真撮影条件から考えると、そんなにひどいものではありません。というか、動画モード時の静止画が妙にソリッド(ツルっとしているといいますか)な感じがします。不思議。
■なんで撮影結果に差があるのか?
恐らく、静止画は、いわゆる普通のデジカメのように一瞬を捉えていて、動画での静止画は、複数の走査の結果(動画の1コマとして)を捉えているのではないかと思われます。「普通のデジカメのように」という言い回しが、最近は通用しなくなってきている気がしますが…例えばHDR撮影など、複数回撮影することで色の奥行きを出したりする技術があります。このあたりはもう、銀板カメラとは違う発展の仕方で、いろいろ聞くとワクワクします。
今回は、撮影状況が、室内で動かない小物を撮影していますので、状況によっては結果は変わってくると思われます。
■今日の一言二言三言
お遊戯会や運動会、
動画だけでなく
静止画も一緒に撮影しよう。
DVDを作るとき、動画の後に、静止画のスライドショーを入れると、メイキング風になってウケがいいです。このとき、やっぱり縦横費の問題で、16:9の方が自然に見えていい感じですので、要所要所で静止画撮影しておくことをオススメします。なので、動画撮影中の静止画撮影機能ってのは、結構、気になるポイントです。
しかし、保存速度はもうちょっとがんばって欲しいところです。
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