幼稚園で子供のイベントをビデオ撮影…三脚よりコンパクトで高さのある一脚が超絶便利でオススメ。

公開日:  最終更新日:2016/03/15

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そろそろ卒園シーズンで、お子さんの姿をビデオ撮影される方も多いかと思います。混雑している状況での撮影になるので、手持ちで、しかもズームを使ってということで、綺麗な映像で撮影するのがかなり困難な状況になります。

 

一脚で支えるだけでカメラがブレ激減

幼稚園のイベントと言えば、卒園式以外にも、運動会やお遊戯会などがあります。いい撮影ポジションは混雑しており、三脚立てるのも気を使います。また、一緒にいる方々も親御さんなわけで、なるべくみんなでいいポジションから撮影したいものです。

うちの幼稚園の場合、お遊戯会で後ろの方から撮影させてもらう時は三脚OKなのですが、近くで撮影する場合、混雑するので三脚不可です。そういうわけで、映像的に言えば、光学ズームに物を言わせて三脚を使い遠くから撮影したほうが良くなる訳ですが、ビデオ係でありがながら父であるわけでして、わが子の活躍を生の目で見たいのです。遠くから撮影すると、ずっとディスプレイ越しに見ることになって、おもしろくありません。そうなるとやはり舞台近くまで行き、手持ち撮影、となってしまいます。

そこで、一脚を使って省スペースで高機動性を確保しつつ、ブレのない撮影をします。

 

 

一脚ってこんなもの

立って撮影することが前提として、「手持ち撮影の支え」として使用する場合、少なくとも160cm程度(立てて顔のあたりにカメラが来る)の長さが必要になります。なかなかこの長さになると、手軽に手を出せるものが少ないのですが、我が家では、サンワサプライのマルチスタンドというのを使っています。

これは軽量で170cmまで伸ばすことができ、しかもキャリングケースまでついている、なかなかお買い得な一脚です。ただ、今、リンクを貼るためにamazon.co.jpを見ていたら、もっといい商品があることに気がつきました。今ならこっち買うかな。後で紹介します。

この一脚は、キャリングケース付きで、545mm、370gです。370gというのは自由雲台(後で紹介します)を含んでいない重さです。

 

上部は、手で持ちやすいようウレタンが巻いてあります。先端にネジが出ていますが、これは、一般的に三脚等に使われてるものと同じで、直接、ビデオカメラやデジカメ等を固定することができます。また、伸縮の固定はレバーでロックをパチパチと操作するタイプなので、とても使い勝手が良いです。

 

下側はゴムで滑り止めになっていますが、クルクル回すとピンが出てきます。これがあると、屋外で撮影する時に一脚がズレません。運動会などでは、ピンを出して使うと良いです。

 

最大長170cm!なので、しっかり伸びます。この長さだけでこの一脚を選んだと言っても過言ではありません。これぐらい高さがないと、顔の前までカメラが来ないので、「立って手持ち撮影時にカメラをアシスト」という役割を担ってくれません。

 

 

一脚だけだとカメラを上下に振りにくい

一脚単体でもかなり役に立ちますが、そのままだと、左右に振る撮影は問題ないのですが、子供(被写体)が近くまで来るケースだと、カメラを上下に振りたくなります。しかし、一脚だと、周りに迷惑をかけない程度に振ると、自由度が低くなります。

 

そこで、「自由雲台」というものを追加します。これにより、上下振りや、カメラを斜めに固定するなどの自由な設定をすることができます。使っているのは以下のものです。

なんか、「MADE IN JAPAN」と誇らしげに書いてあります。これは、ボールヘッドタイプなので、ネジを緩めると自由に向きや傾きを変えることができます。

 

 

ネジを緩めた状態ですと、手で支えていないとカメラが自由に動いてしまうのですが、それでも下から支えられているだけで、かなりブレが違います。実際、そんなに上下に大きく動かすことは無い(最初にアングルを決めたら、そこからはそんなに大きくは変えないことが多いです)ので、いつもは、少しだけ締めた状態で使っています。

 

 

iPhoneにつけて動画撮影すると超レベルアップ

ちなみに、スマホ用のアタッチメントを使えば、iPhoneを取り付けることができます。これで動画を撮影すると、ブレがほとんどないので、手ぶれ防止機能が無いiPhoneでも、ぐぐっとレベルアップした、安定した映像を撮ることができます。

スマホ用の三脚アタッチメントは以前、以下のエントリで紹介しています。三脚等で使われている一般的なネジ穴に対応していますので、この一脚にも取り付け可能です。

 

 

 

お遊戯会を撮影する方法で別の考え方

お遊戯会などの舞台ものの場合に限られるとは思いますが、知人から教えてもらったテクニックで、まったく別の考え方で「なるほど!」と思ったことがあります。それは、

 

固定アングルで全体を撮ってしまう

 
ことです。1920×1080ですから解像度も高いわけで、案外、しっかり見えてしまうのではないかと。また、安定度は間違いなくいいわけですから、下手にカメラワークがんばるよりも良い結果が得られるかもしれません。

この先、技術が進んで超高解像度で撮影できるようになったら、そもそもズームして被写体を追いかける必要もなくなるかもしれません。全体を撮影しておいて、後でゆっくり必要なところだけをクロップすればいいわけです。プロのカメラワークにはかなわないとは思いますが、素人カメラワークぐらいなら軽く追い越せるかもしれません。

メーカーさん、4Kテレビの開発より、こっちの方を急いだほうが需要あるかもですよ!

 

 

 

今日の一言二言三言

 

高解像度テレビより、欲しいぞ

超々高解像度ビデオカメラ

 

本当は、「一脚があれば超便利」に落ち着きたいところですが、なんか、いいアイデアを思いついてしまったので、こっちにします。

超高解像度で映像を残したいのではなく、固定アングルで全部撮影しておいたり、だいたいのアングルで撮影しておき、後でズームしたいところだけをハイビジョンサイズで編集できるようになったらいいな、という話です。

アップでリアルタイムに子供達を追いかけるのは大変です。メーカーさん、こんなカメラ作ってくれないかなぁ。

 

 

サンワサプライ マルチスタンド(一脚) DG-CAM14 – amazon.co.jp

本エントリで紹介している一脚です。170cmまで伸びるので、立ちで撮影する時でもカメラが目の前に来るため、混雑状況でもいい感じで使えます。
エツミ 三脚アクセサリー ボールヘッド E-101

本エントリで紹介している雲台です。これがあれば、一脚上でのカメラの自由度がほどよくアップします。
4段式一脚 モノポッド 350 EXN 204610 – amazon.co.jp

「今だったらこっち買うかな?」という商品です。当時、なんで気が付かなかったんだろう?SLIKの一脚で雲台付き!です。しかも可動は上下左右(恐らく斜めは無いと思われます)でバッチリ。ネジの場所もいいですし、高さも1685mmで良さげです。重量も雲台込みで540gなので悪くありません。

 

 


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