OneNote2016がローカルに作るキャッシュファイルの場所は?さくっと移動してCドライブの使用量を下げよう。

公開日:  最終更新日:2017/06/03

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SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。
OneNote2016は結構なサイズのキャッシュファイルをCドライブ上に作ってくれます。YOGA BOOKのようにCドライブに余裕のないPCでしたら、キャッシュファイルはDドライブに移動しておいた方がシステムドライブを圧迫しなくてよさげです。

無料で使えるOneNote2016

Evernoteの保存しているデータが増えて(8,000ノートぐらい)、YOGA BOOKでEvernoteを使うとちょっとした文章を入力するだけでも、プチプチっとプチフリーズしてしまいます。そんなわけで、試しにOneNoteを使い始めてみました。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。YOGA BOOK。

以前、OneNoteは軽く触ってみたことがあり、その時の経験からもEvernote派だったりするのですが、今回、本腰入れてOneNoteと付き合い始め、ちょっと考えが変わりました。そのあたりは近々記事にまとめたいと思います。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。

今日は、OneNote2016のキャッシュファイルをCドライブ以外に移動する方法について調査しました。

OneNote、キャッシュファイルはCドライブに作成

無料版OneNote2016は、ローカル(パソコン)にノートブックを作ることができません。しかし、パソコン上だけで扱うノートブックが作れないだけで、OneNoteサーバ上に作成したノートブックのコピーファイルようなファイルがパソコン上に生成されます。

OneNote2016には「同期」と言う機能がありますが、これはOneNoteサーバ上のノートブックと、パソコン内のデータ内容を一致させる機能で、このときに作られるファイルがキャッシュファイルです。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。

キャッシュファイルは同期するノートブックのサイズに合わせて大きくなるようですので、YOGA BOOKのようにCドライブ容量が小さい(64Gバイト)パソコンでは、貴重なCドライブを圧迫してしまいます。

現在、OneNoteに料理レシピなど、150ページほどクリップしてみましたが、既に1.3Gバイトになっていました(なんかEvernoteと比較するとだいぶ大きいような気がしますが…)。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。キャッシュフォルダのサイズ。

OneNote2016のキャッシュを別ドライブに変更する方法

OneNote2016のキャッシュファイル作成場所を変更する方法を調べてみたところ、やり方は簡単で、OneNote2016のオプション画面から設定するだけでした。

「ファイル」→「オプション」→「保存とバックアップ」と進むと保存先を設定することができます。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。

よく見ると、「バックアップフォルダー」というのと「キャッシュファイル」の設定があります。「バックアップフォルダー」というのがよくわかりませんが、設定されているフォルダはキャッシュファイルと同じなので、一緒に変更すればよさそうです。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。

というわけで、DドライブにOneNoteというフォルダを作って保存先設定を変更してみます。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。

「変更された設定のいくつかは、OneNoteを再起動するまで完全に有効にならない場合があります。新しい設定を今すぐ適用するには、OneNoteを再起動してください。」とのことなので、再起動してみます。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。

キャッシュファイル保存先を移動すると再同期になる

というわけでOneNote再起動完了です。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。

ん?表示できないノートブックがあります。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。

どうも同期をかけなおしているようで、OneNoteサーバからデータをダウンロードしているみたいです。ノートブックのファイルサイズが小さなものはすぐに同期され、ファイルサイズが大きなものは時間がかかっているということでしょう。実際、新しいバックアップ&キャッシュファイルの保存先フォルダサイズを確認してみると、現在、1.23Mバイトです。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。キャッシュフォルダのサイズ。

10分経過して66.2Mバイトです。これは時間かかりそうだ…。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。キャッシュフォルダのサイズ。

そんなわけでしばらく放置しておくことにします。

元キャッシュファイルは自動では削除されない模様

というわけで、全ノートブックの同期が完了しました。ファイルサイズは…あら、470Mバイトになりました。元々のファイルサイズが1.30Gバイトだったので、なぜか小さくなっちゃいましたね。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダ変更。キャッシュフォルダのサイズ。

それはそうと…元のバックアップ&キャッシュファイルは削除されないようで、ファイルは残ったままです。きっと、新しいフォルダが指定されると、そこにバックアップファイルやキャッシュファイルを作るだけで、Evernoteのように移動するわけではないようです。

ということで、エクスプローラで普通に削除しちゃいました。
SiSO-LAB☆OneNoteのキャッシュフォルダの削除。

 

今日の一言二言三言

 

保存先 変更しても 移動して

くれるわけじゃ ないので注意

 

OneNote、検索機能やクリッパーアドオンなども含めて考えると、Evernoteと比較してもう一声かなという気がしていますが、ページ(Evernoteで言うところのノート)内の表現力が高いので、アイデアまとめにはOneNoteの方が優れているように思います。

後はデータ容量ですね…今回、キャッシュフォルダを再設定することで、改めてノートブックのファイルサイズがわかったわけですが(必ずしもサーバ上のファイルサイズと同じとは限りませんが)、料理レシピなど、150ページほどクリップした状態で500Mバイトほどになっています。

OneNoteを無料で使える最大容量は5Gバイトになりますので、同じ質のデータをどんどんため込んでいくと1,500ページでいっぱいになってしまいますよね。

その場合、有料アカウントにするか、或いは、無料アカウントを複数取得してデータを分散させ、1つのOneNoteアプリで管理するという逃げ道がありそうです。

 

YOGA BOOK with Windowsとの楽しい日々
YOGA BOOK with WindowsレビューLenovo YOGA BOOK with Windowsに関する記事は、YOGA BOOK/SiSO-LAB.NETにて一覧を見ることができます。また、一緒に購入した周辺グッズは以下の記事にまとめています。 2016/12/18 Lenovo YOGA BOOK with Windows LTE(SIMフリー)モデル購入。液晶フィルムやケース、IIJmioの格安SIMなどいろいろ♪

 

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