ビデオカメラで一脚を使うとき、雲台のネジは左側にした方が便利。

公開日:  最終更新日:2014/06/09

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昨日、幼稚園などのイベントをビデオカメラで撮影する場合、一脚が便利というエントリを書きましたが、ネジは左側に出したほうが便利という話を書き忘れました。

 

ちょっとした話なのですが…

この話は、右利き、左利きに関係ありません。昨日のエントリに掲載している最後の写真を見ていただくとわかりますが、いつもネジは左側(右側以外、という言い方の方が正確ですが)に出すようにしています。

 

基本、ビデオカメラは右手で持つことが多いかと思います。理由は、右側にベルトがあり、左側が液晶ディスプレイだからです。したがって、右手でビデオカメラを支え、左手で一脚を持つことになります。右手はベルトに手を通しているため、簡単に手を抜くことが出来ません。また、雲台のネジを緩めると、ボールジョイント部分の保持力がなくなるわけで、その状態ではビデオカメラを支えている必要があります。

 

 

右手でビデオカメラ、左手でネジ回し

そういわけで、ビデオカメラを一脚に固定する場合、右手でビデオカメラをホールド&操作することになるので、比較的自由になる左手でその他の操作を行うほうがスムーズです。よって、雲台のネジを左側にしておくことで、一脚から手を離して、ビデオカメラを右手でホールドしている間に雲台のネジを操作して角度調整をするというのがさりげなくてよいかと思います。

一脚ではありませんが、三脚をよく見ていると、雲台を緩めるネジというか、シャフトが、右側に出ているものと左側に出ているものがあります。概ね、

 

  • 左側に出ているのはスチルカメラ用
  • 右側、または左側に出ているのはビデオカメラ用

 

という気がします。それ以外にもビデオカメラ用の場合、雲台のところに、さらにピンがついていたりします。昔は、ビデオカメラ用と言えば、右側に出ているものが多かったように記憶しています。ただ、当時のビデオカメラと現在のビデオカメラでは形状も異なり、だいぶ撮影する時のスタイルも異なると思います。購入する時は、どちらが使いやすいのか、一度、検討されてから選択されたほうがよいかと思います。今なら、基本、左側に出ている物を買っておいた方がいいかなぁと思います。

 

 

 

今日の一言二言三言

 

ビデオカメラ撮影の時の

雲台固定ネジは左側が便利。

 

まあ、シンプルにこんなところですが、もう1つ。
 

時代によって適切なスタイルは変化する。

 

ですね!「時代によって」というよりは、「技術進歩によって」という方が正確な言い方ですが、物の形状が変わったり、新しい機能が出てきたりすると、今まで正しかった方法が正しくなくなってしまったり、もっと良い方法が出てきたりします。大事なところはこだわりたいですが、変わるべきところは見直していかないと、です。見極めが難しいですが、ほどほどにうまくやって行きたいものです。

 

 

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本エントリで紹介している一脚です。170cmまで伸びるので、立ちで撮影する時でもカメラが目の前に来るため、混雑状況でもいい感じで使えます。
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本エントリで紹介している雲台です。これがあれば、一脚上でのカメラの自由度がほどよくアップします。
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「今だったらこっち買うかな?」という商品です。当時、なんで気が付かなかったんだろう?SLIKの一脚で雲台付き!です。しかも可動は上下左右(恐らく斜めは無いと思われます)でバッチリ。ネジの場所もいいですし、高さも1685mmで良さげです。重量も雲台込みで540gなので悪くありません。

 

 


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