「一緒にダレよう☆グータラ夏バテきゅうりドッグ」なんてレシピを考えてみたけど、どう?
おいしい料理で夏を乗り切ろう!と気負うとかえって夏バテしてしまうもの。それならば、いっそ、料理も夏バテ気味にグータラしたものにして、どっぷりとグータラしてみよう!と思って、レシピをちょっと研究開発してました。
カナメはきゅうりの蛇腹切り。やり方は簡単。
バテてるときはそのままバテバテ~っとしたいよね
「夏バテ」と聞くと「精のつくものを食べて夏バテ解消!」なんて張り切った言葉が聞こえてきそうですよね。
このレシピを考えたきっかけは、「夏バテせずにしっかりがんばらなくちゃ!」というのも大事だけど、人間、いつも前向きばっかりじゃないんだから「ゆるさ」も大事じゃないの?なにもそういい方ばかりになるよう気負うこともないだろう、というユルユルな観点から、何かそれを料理で表現できないものか?と考えはじめたことです。
どうでしょ?なかなか堂々たるダレ具合です。
レシピは楽天レシピに載せていますが、楽天レシピだと大きな写真が掲載できないのでこちらではちょっと細かな解説をしたいと思います。
蛇腹切りのコツはしっかり180度ひっくり返すこと
この料理の一番大事なポイントは、「きゅうりの蛇腹切り」がちゃんとできるかどうか?にかかっています。このキーワードでYoutubeなどを検索すればけっこう引っかかってくるので、調理動画を探すのは難しくないと思います。
最初のポイントは、包丁の角度です。蛇腹切りの場合、きゅうりに深く切り込みを入れる必要があります。そのため、包丁を少し立てて使います。こうすることによって、包丁先端がまな板に当たってきゅうりを残した状態で止めることができます。他の方のレシピを見ていると、割り箸を使って包丁を止めたりしていますが、そういう方法も良いかと思います。
後は斜め(写真だと左斜めです)に、なるべく薄く切っていくわけですが、ちょっとひねって伸ばす程度だったら、そこそこ厚めに切ってしまっても大丈夫です。
そして180度、しっかりとひっくり返します。ここで中途半端な角度になってしまうと後で途中で切れてしまったり、うまく伸びなかったりします。
ラップを使って少ない塩で早くきゅうりをしならせる
いくら蛇腹切りをしたところで、きゅうりが固いままではすぐに折れてしまいます。そこで、塩を使ってしならせることで柔らかくします。
夏は汗をかきますので塩分は多めにとってもいい、と思いつつ、やっぱり取りすぎはよくありません。そんなわけで、少ない塩でも効率的に短時間でしならせるため、「塩を振ってからラップできゅうりをくるむ」という技がよさげです。
ラップでくるむことにより、満遍なく塩が振りかかっていなくてもきゅうりから染み出した水分に塩が溶け、それが毛細現象によりラップ内をめぐっていき、他の部分にも塩をまわしてくれます。しかも蛇腹切り、他の部分は毛細現象で吸い込まれていくのにピッタリです。これにより、少ない塩で効果的にしならせています。
この程度のテクニックで調理しても、とぐろを巻かせるぐらいはできます。プロの方なら、もっとユラユラっと動くぐらいにきれいに調理しちゃうでしょうけど。
きゅうりサンドの亜種って感じかな
そんなわけでレシピはあまりゆるくなかったりするわけですが、薄く切ったきゅうりを塩もみしてマヨネーズであえてパンにはさむということで、いわゆる、きゅうり大量消費レシピで、しかも「きゅうりサンド」と同じ味がします。料理といえば完成度高いほうがいい、というイメージですが、こういうぐったりした料理もいいんじゃないかな。
一緒にダレましょ☆グータラ夏バテきゅうりドッグ レシピ・作り方 by SiSO|楽天レシピ
ちなみに「きゅうりサンド」っていうのは、スライスしたきゅうりを塩もみしてマヨネーズであえ、パンにはさんで食べれば軽く1本半は消費できるという、とても美味しいサンドイッチです。
今日の一言二言三言
バテたなら だらだら過ごす そんな日が
あってもいいんじゃ ないかな、ゆるく
こそっと書いてしまうと、料理はかなりダレていますが、調理は結構な集中力を使います。そんなわけで、まあ、あれです、その、ちょっとしたエンターテイメントということで。
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