本格的な登山はしないけど荷物が多いお父さん向け?安くてほどほどにいい感じのバックパック55Lを購入。ポケットやクオリティの話とか。
本格的な登山はしませんが、ピクニックレベルの家族連れ登山でどうにも最近荷物が多くなってしまい(10kg近く)、そろそろ大きいバックパックを買おうかなと思っていたところ、7年使っていたノーブランドのバックパックが壊れてしまいました。そんなわけで、いろいろ考えた末、また本格的じゃないバックパックを購入してみました。
本格的じゃないバックパック55L購入、これまでのあらすじ
我が家では時々山登りをしたり、軽いアウトドアっぽい遊びなんかしたりしますが、子供が小さいためか荷物が多くなる傾向にあります。また、SiSOがアウトドアで調理したりすることが趣味なこともあり(お出かけ前のお弁当作りがめんどくさいというのもありますが)、バーナーや鍋、食器4人分等を持ち運ぶため、これに水が加わってかなりの運搬量になります。
最近の装備では10kg+αぐらいになっており、容量も、ノーブランドの45Lバックパックでは入りきるギリギリぐらいになってきました。
そんなわけで、本格的な登山用バックパックも視野に入れて新しいバックパックの選定をしていたのですが、あれこれ思うことがあり(ネタとして面白いかな?というのもありますが)、またまた安いバックパックを購入しました。
まだ記事にはしていませんが、とりあえず総重量17kgにして軽く登山(250m)してみましたが問題ありませんでした。ただ、フィット感やバランスはちょっとイマイチで、やっぱり本格的な登山には不向きかな、と思います。
それでもコスパは4千円ちょいということでとてもいいです。そんなわけで、家族でお出かけ、本格的な登山はしないよ、という程度ならなかなかいい感じのバックパックです。
ポケットのチェック
本格的じゃないバックパックのいいところは、妙にポケットが多いところですが、このバックパックも例によってポケットが多いです。というわけで、順番に上から紹介します。
バンジーコード付きの雨蓋(リッド)は裏表にポケットあり
まずは一番上のリッドですが、リッドの上にはバンジーコード(って言うのかな?)が装備されています。伸縮性のコードをさらに長さ調整できるようになっています。
アジャスターは2本のコードをバラバラに通すタイプでちょっとリッチ感があります。
リッドの上側にはファスナーで開くポケットがあります。ファスナーそのものは水が入りにくいようなタイプではないので、あまり防水は期待できません。
リッドの内側にもファスナーで開くポケットがあります。見た感じ、防水っぽい加工がされています。でも、縫い目にシーリング加工してあるわけではないので、しっかりと防水してあるわけではありません。
メインコンパートメント内はアルミフレーム有
メインコンパートメントの上部はコードで閉めるタイプです。2段になっており、荷物の量によって調整可能です。
メインコンパートメント内はPC用?の薄いポケットと2つに分かれています。また、下の方(写真奥側)にはコンパートメントを2つに仕切るための中間底があります。ここを紐で締めることで二気室として使うことができます。後で写真を掲載しますが、下側は別途、バックパック外側からアクセス可能です。
こちらがPC用と思われる薄いポケットです。何やらよくわからない細いポケットのようなものが2つ見えます。開けてみましょう!
なんと、アルミフレームが出てきました。
前面ポケットは開放ポケットとファスナーポケット
続いて前面です。前面には上部が解放されているポケットがあり、これはバックルで閉じるようになっています。
このポケットの裏側には、大きめのファスナーで開くポケットが付いています。このポケットもなかなか大きいです。中には小物を分けて入れれるような小さいポケットが付いています。できればこのポケット、ダブルファスナーだと使いやすいのですが、残念ながらシングルです。
メッシュのサイドポケット
両サイドにはメッシュのポケットがついています。この手のノーブランド系にありがちな浅いポケットなので、ペットボトルをちゃんと固定しようと思ったら、コンプレッションベルトと一緒に挟まないとダメかな。
反対側です。同じ形状です。
底部ポケットはメインコンパートメントへアクセス
底部ポケットは、メインコンパートメントにアクセスできるようになっているので、上の方を開けなくても中のものを取りだすことができます。
また、メインコンパートメント内は紐で締めることによって二気室に分けることができますので、上側はお弁当、下側はサンダルや敷物といった使い方もできます。
ヒップベルトは左側(装着した人から見て)にポケットが付いています。しかしこのポケット、ほとんど入れれるものが無いような気がします。非常用のお金を入れておくぐらいかな…(しかも裸で)。
コンプレッションベルトなどについて
トップベルト
メインコンパートメント上部にはトップベルトが付いています。ウェアなどを丸めて固定し、リッドを被せて収納することができます。暑くてウインドブレーカーなどを脱いだ場合に収納しておくと、次に取りだすのも簡単で便利そうです。
コンプレッションベルト
両サイドには2本、V字型に掛けられたコンプレッションが付いています。上下独立に調整することができます。
サイドのウェビンブ
両サイドの前面側にはウェビングになったベルトが付いており、カラビナで何かぶら下げたり、ナイロンベルトで荷物を固定したりできます。でも、全体的にナイロンベルト、そんなに強そうじゃないので重たいものは無理かも。
ピッケルホルダー
正面に縫い付けられたベルトもウェビングになっています。ここはよく見ると、ピッケルホルダーになっており、上部固定部分を調整するためにこの形状になっているようです。
バックパックの下の方にピッケルの頭を通すベルトがついています。ここに上からピッケルを通して180度ひっくり返し…
こちらのベルトで柄を固定するようです。
縫製などの品質について
縫製はいいかな?布の末端処理はちょっと甘め
安い中国製品だと縫製がかなりいい加減なものが多くて心配ですが、本製品に関してはまあまあかな、というところです。ところどころ余った意図が処理されて異なところがありますが、とりあえず縫ってないとか、どうみても間違って縫い付けられているようなところはありませんでした。
内側をひっくり返してみても、あからさまにひどいところはありません。ただ、布の末端処理がうまくされていないところがちょくちょくあります。
糸が出ているところがありましたが、ほつれているわけではなく別の場所を続けて塗った時にそのまま放置、という感じです。
まあ、ところどころ糸が飛び出しているので先に切ってしまいます。放置しておくと、ここからほつれていくので…あ、いや、正確には短く切っておいてもいつかほつれていきますが、経験上、切った方が延命できます。
ナイロンベルトの末端処理、ところどころ甘いかな
ナイロンベルト、基本的には熱で末端処理がしてありますが、ナイロンベルトが薄めなことと、末端処理がちょっと甘いということで、バックルを通しているうちにほつれてしまうところがありました。
そんなわけでライターでちょっと炙って溶かして繊維同士を溶着させておきます。
あと、謎のベルトが一本…左側の腰の部分からですが、このベルト、何に使うんでしょう?それとも間違ってつけちゃったのかな?不要ならば切って末端処理しておけばいいので、しばらくこのままにしておいて用途を考えてみることにします。
あまり商品情報が無いバックパックだったので詳細に紹介してみましたが、見ての通り、便利そうな機能がそこそこついているバックパックです。本格的な登山はともかく、家族で行楽に出かける時の大荷物ぐらいだったら十分使えそうな感じです。
次の記事では、実際に荷物を詰めて試しに山登り(低い山ですけど)してきたので、そのレポートをします。
バックパック 55l リュックサック レディース メンズ 送料無料 大容量 ブルー レッド イエロー 登山 防災リュック レスキューシート付き 登山用品 登山 リュックザック 本格的な登山ユースではちょっと不安がある感じですが(なんとなく頑丈さが足りないとか機能がもう一声とか)、家族でちょっと大荷物持ってお出掛け程度のハイキングにはちょうどいい感じです。 |
今日の一言二言三言
このベルト 何に使うか あれこれと
考えてみるも 答えが見えず
それにしてもあの3本目のベルト(左腰部分から出ているベルト)、何につかんでしょうね?ミスして取り付けてしまったようには見えないので、何か使い道があるのかもしれません。
安くてほどほどクオリティのBlue Buckバックパック55L
ピクニックレベルのハイキングでも、子供の荷物を持ったり調理器具を持ったりすると、結構な荷物の量になります。そろそろ本格的な登山用のバックパックを買おうかと悩んだのですが、まだまだ登山らしい登山は行けそうもないので、今回は安くてほどほどに使えそうなバックパックを購入してみました。 |
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