ハゼ用ちょい投げミャク釣り仕掛けの自作。100均グッズで試作1号。釣りにくい場所でも釣れる(かもしれない)仕掛けを妄想&具現化。
ハゼ釣りのシーズンということで、ちょっとオリジナルの仕掛けを作ってみることにしました。というのも、我が家が行くハゼ釣りスポット、あまりシンプルなコンディションじゃなかったりします。それを打破すべく?妄想を深めつつ、試作してみています。
釣れる時、釣れる場所を選んで、釣れる仕掛けで、釣れる釣り方で
ハゼ釣りって簡単!と言いますけど、まだ時間や場所、天候の見極めが悪いのか、近所のハゼ釣りスポットに行ってもなかなか釣れません(我が家だけというわけではないです)。
ネットで釣れた!という近所の釣り場情報を見ても、数人で3時間釣って30匹とか…。我が家より釣れていますが、爆釣りっていう情報は聞いたことも無ければ見たこともないです。
釣り仙人と呼ばれた塙さんという方の名言で、「釣れる時、釣れる場所を選んで、釣れる仕掛けで、釣れる釣り方でやる」というのがあります。そりゃそうだ、と思いつつ、まだまだ状況の見極めが難しいとか、そもそもそこまで釣れない場所かもとか、ハゼとはいえ、確実にある程度釣れるというほどのレベルにありません。
しかも、近所のハゼ釣りスポット、岸側の川底はブロック岩、そしてカキの根掛かりスポット、それを超えるとようやく砂地となっているようです。干潮時に確認したところ、こんな感じになっていました。
そうなると、カキの隙間を近づいてきた小ぶりなハゼを根掛かりしないように真上から釣るか、ジェット天秤などを付けて投げ込み、砂地の川底を引きずり、手元に近づいてきたら一気にリールを巻き上げて仕掛けを浮かせて根掛かり回避するといった釣り方になります。
ということで妄想しているのが、ちょい投げで広範囲を狙いつつミャク釣りっぽい動きができる仕掛けです。要は、ちょい投げでありながら、なるべくたくさん、エサを動かしてみよう、という仕掛けです。
ステンレスの針金を使ったら自作できそうなので、試しに作ってみることにしました。
ちょい投げでミャク釣りできる仕掛けを妄想
先に書いちゃいますが、いくら状況がイマイチとは言え、あまり釣れていませんので、まだまだ研究中です。でも、色々と気をつけないといけないこともわかってきたので、楽しく書き綴ってみたいと思います。
ハゼは上から落ちてくるエサに反応するそうなので、ちょい投げをしても、なるべく多くの回数、エサを上から川底に落とす動作ができると良いかと思います。また、先にも書きましたが、手前のカキ根掛かりスポットを超える必要があるので、ジェット天秤のような羽根が欲しいです。
試作ということで最初は100均グッズで適当に作り、イメージができてきたらちゃんとしたパーツで作ってみようと思います。
まずはジェット天秤のような羽根の材料です。ダイソーでいい感じのパーツを見つけました。一応釣りグッズですが、トレブルフックのカバーです。
本当の羽根よりは効率悪いですが、引っ張る速度で浮力を発生させるぐらいには使えそうです。また、材質もポリエチレンと言うことで、やや柔らかめで割れにくく、加工も簡単そうです。
そして、脈釣りといえば、上からエサを何度も落とすのがポイントですので、ステンレス針金(0.9mm)を使って天秤のような物を作り、ラインを引っ張ることでピクピク動くような形にしてみます。
針金できれいな小さいループを作る方法
では、ステンレス針金をグニっと曲げ、ラインを結んだりスナップを付けたりするためのループを作ります。
小さなループを作るためには、針金を何か細い物に巻き付け、引っ張りながら曲げていくのが簡単です。こんな感じでグニグニっと。
できました。なかなか美しいですね!この作り方ならループに傷を付けにくいので、釣り糸にも優しそうです。
フックカバーに穴を開けます。1mmのドリルです。ピンで穴を開けてもいいと思いますが、ダイソーではハンドドリルも売っているので、それを使いました。
で、先ほどの針金を通します。あら、写真、後ろにフォーカスが合ってました…ちょっと見づらくてすいません。
ラインを引っ張ったときにピクピクさせるが目的ですので、オモリは下の方に付け、釣り針が上に来るような形状にします。今回は100均にこだわって、ダイソーの割びしを使います。
オモリは1.5号相当の重さです。根掛かりしにくいよう、なるべく正面から見て細くなるようにオモリを付けてみました。
これに同じくダイソーで購入した袖鉤針4号を付けることにします。ちょっと感度は下がるかもしれませんが、まずは手堅くエイトノットループです。
というわけで、ちょい投げミャク釣りハゼ仕掛け試作1号、完成です。まずはこれで釣りに行ってこようと思います。
ハゼ用ちょい投げミャク釣り仕掛け試作1号、現地試験
というわけでいつものハゼ釣りスポットです。今日は天気がイマイチです。
天気がイマイチだと魚もあまり活性度が低いのか、それほど皆さん、釣れる感じでなく、川の真ん中アタリまで投げている人がたまにセイゴを釣り上げてるぐらいです。
釣り竿はいつものプロマリン165cmです。他に3mの釣り竿も持っているのですが、短い釣り竿は手軽&気軽で楽しいです。
というわけで、ハゼ用ちょい投げミャク釣り仕掛け試作1号をポチョンっと投げ込みます。
うーむ、オモリが1.5号相当と言うことで、軽くて7~8mぐらいしか飛びません。でも、最初の根掛かりポイントはしっかり超えていますので、役目は果たしています。ただ、キャストするときに空振り感があるというか手応えがちょっと物足りないと言いますか…。
何度か場所を変えながらミャクミャクしているうちに、お、一匹目、釣れました。これは幸先いいですね~。
でも、この後、釣果は続かず…。まだまだ研究が必要なようです。
今日の一言二言三言
よく釣れる 状況なかなか 見極めれず
仕掛けが悪いか よくわからず
周りの方も釣れていなかったので、あまり釣れないコンディションだったのかもしれません。他の方のブログとか見ていると、もうちょっと釣れている情報もあったりしますので、コンディションについてもまだまだ研究が必要です。
とりあえず、干潮や満潮の時間、釣りに行った時間、天候などはメモっておき、釣れていたよ~情報と照らし合わせているんですけど、まだよくわかりませんね~。