アウトドア用トースターの代わりにならないかな？と思って先日購入した108円セラミック焼き網ですが、実際に自作アルコールストーブと組み合わせて焼いてみたら、４分半ぐらい経過したところで炎が上まで上がってきてしまいました。今回は、五徳を使ってトーストしてみました。

百均セラミック焼き網はアウトドア用トースターの代わりになる？

プリムスというメーカーからアウトドア用のトースターが売られていますが、原理は細かな金網で炎を遮断、輻射熱を使って熱ムラを減らしてトーストするというものです。

そのため、熱を分散させて鍋物を焦げ付きにくくするなど、トースト以外にも使い道があるようでして、ちょっと前から欲しいなぁ、なんて思っていました。

ふと百円ショップ（キャンドゥ）に立ち寄ったら、折りたたみ式ではないものの、なんだか似たようなものを発見したので購入し、実際にトーストしたり焼き調理をしたりしてみています。

アルコールストーブ＋五徳で再試験

「再試験」というと仰々しい感じですが、実際にトーストしてみたら、４分半ぐらい経過したところから炎がセラミック網をつきぬけ、トーストと言うよりは表面を焦がしているような状態になってしまいました。

使用したアルコールストーブはグルーブストーブというタイプで、焼き網を直置きで燃焼させていたことから、焼き網の輻射熱でアルコールが熱せられて必要以上に気化が進み、焼き網を通過して燃焼してしまったのではないかな？と考えました。

ということで、五徳を使えばもっと安定した状態でトーストできるのではないかと考えた次第です。

いきなり炎が突き抜けているし

というわけで、今回はもっとうまくいくんじゃないの？と期待に胸を膨らませながら（膨らむのはお腹かな？）アルコールストーブに点火してみましたが…。

はい、予想は大外れでした。いきなり炎がセラミック網をつきぬけて熱で変形、ペコンとへこんでしまいました。さすがアルコールストーブ、1000℃以上の炎は伊達ではありません。部屋を暗くして撮影してみました。とても美しいですね！

とは言え、今日の食事なのでちょっと焼き網を持ち上げてなんとかトーストしました。

ついでにウィンナーとかチキンナゲットも焼いてみました。

そこそこ焼けていますが、うーん、なんとなく敗北感。

ガスコンロとセラミック焼き網だとどうなるかな？

アルコールストーブとガスストーブではまた傾向が違うだろう、ということで、今度は、イワタニのジュニアバーナーCB-JRB-3で焼いてみました。

うーん、こちらも軽く炎が網を突き抜けます。まあ、アルコールストーブと違って火力調整ができますので、炎が突き抜けない程度に調整することは可能ですが…。あ、撮影のときぐらいは純正のカセットガスを使うべきでした…。純正以外のカセットガスは保証外ですのでご注意ください。

イワタニジュニアバーナーは、こんなバーナーです。アウトドア用品としては大きめですがイワタニのカセットガスが使えるので、にわかアウトドアなSiSOとしては重宝しています。ちょっと前まで３千円（税込み）超えていたのに、現在、３千円切ってますので今がお買い得かも。

今日の一言二言三言

トーストが　うまく焼けたら　折りたたみ式に

改造しようと　思ってたのに。

結果としてはちょっと残念なことに。やっぱり、プリムスのトースターを買おうかなぁ。それとも１００円ショップでそれらしい商品（例えば、ステンレスのアク取りとかちょうど良さげ！）をいくつか見繕って、オリジナルトースターを作ってみようかな、うーん。

まとめ記事

空き缶でアルコールストーブ（コンロ）自作のまとめ。

空き缶でアルコールストーブが作れる！と知って試しにサイドバーナータイプを作ってみたら、しっかり炎が出てちょっと感激。以来、あれこれ妄想を加えながら楽しく改良しています。何しろ材料が空き缶ですから、懐にもやさしくていいですね！