アディダス 30Lバックパック CF4026 ECM27を購入。ちょっとボックスタイプっぽくて型崩れもしにくくて表面にPVCも使ってなくて良い感じ。
2~3泊ぐらいの出張用に、仕事用ノートPCやその他のデジタルガジェット、さらに着替えなどを入れることができる、ちょっと大きめのバックパックを購入しました。
仕事もプライベートもバックパック派
国内出張二泊三日ぐらいだと、バックパック1つで、仕事道具のパソコン、作業着、着替え、そしてYOGA BOOKやモバイルバッテリーなど、全部詰め込んで出かけています。出張先でも、なるべくテクテク歩いて移動したいこともあり、キャスター付きのいわゆるスーツケースは持ち歩きません。
以前はTHE NORTH FACEのFUSE BOX(30L)を使っていたのですが、表面のPVCがボロボロになってきたため、現在はプライベート用に使っていたBURTONの ANNEX PACK 28Lを仕事用に使っています。
しかし、スペック的にも容量30Lから28Lへダウン、なんとなくBURTON ANNEXは28Lという割には小さいような気がします。BURTON ANNEXがあと数センチ幅が広ければな~と思いつつ、もうちょっと大きめのバックパックを探していました。もし、表面にPVCを使っていないFUSE BOX PROがあればそれが良かったのですが、そういうモデルは無いようです。
アディダス 30Lバックパック ECM27購入&レビュー
バッグはなるべく実店舗で見て買ったほうがいいかな?と思って、近所の大手スポーツ用品店をブラブラしていたところ、昨年年度モデルかな?ちょうどいい感じのバックパックを発見しました。
値段はネットで購入した方がだいぶ安かったのですが、まあ実際に背負わせてもらったりしたので今回は店舗で購入しました。サイズは30 × 58 × 18cmということで、FUSE BOXより縦方向に大きいです(でも、スペック上のバッグ容量は同じという表記の不思議さ)。
単純に計算してみると31Lほどになりますね。バッグの容量表示って、イマイチよくわからないですよね。ちなみに、FUSE BOXの方は、48.5 × 33 × 15cmなので、単純に計算すると24L、でもカタログスペック的には30Lということになっています。膨らむ分も考慮しているということでしょうか???
ボックスタイプのバックパック、中にプレートが入っていて型崩れしにくいかも
形としてはボックスタイプです。昔、FUSE BOX PROを背負っていたら「虚無僧みたい」と言われたことがありますが、バックパックの形状としては結構渋い、と、当時は思っていました(今はボックスタイプもよく見かけるようになってので、まあ普通ですよね)。
表面は基本、平織りのナイロンで、PVCなどのコーティングはされていません。PVCだときれいなのですが、壁などでちょっと傷つけちゃったり、経年劣化でボロボロしてくることがあるので、今回はあえてそうでないものを選びました。
また、しっかりとしたキャリーハンドルが付いています(上部のハンドル)。ほとんどバックパックにも装備されていますが、重たい荷物を持ち運ぶとき、このキャリーハンドルが結構重要です。背負うときにいきなりショルダーストラップで持ち上げると、負荷が偏ってショルダーストラップの付け根が傷んでしまうことがあります。
そんな時は、一旦、キャリーハンドルでバックパックを持ち上げておき、それからショルダーストラップに腕を通すようにするとバックパックが壊れにくく、長持ちします。
リッドの外側にポケット1つ
というわけで、上の方からポケットなどの詳細を紹介します。リッド(フタ)部分には、外側1つポケットが付いています。
中はゴーグルやサングラスなどを入れても傷つかないように、柔らかい布地になっています。
メインコンパートメントはガバっと開いて使いやすそう
メインコンパートメントのジップは大きめのものが使われています。
ダブルジップでぐるっと開くことができますので、リッドはしっかり背中側に倒れるところまで開くことができます。
メインコンパートメントの中にはメッシュポケット2つあります。背中側はA4ファイルが入るサイズです。小さい方は貴重品なんかを入れるのにちょうどよさそうです。
中にプレートがはいっているので、このように片手でつかんでも折り曲がらない強度がありますので、型崩れしにくそうです。ボックスタイプで型崩れしてくるとちょっとさみしいものがありますが、このバックパックなら大丈夫そうです。
たぶんですが、メインコンパートメントとノートPCコンパートメントの間に入っているので、型崩れ防止のためにプレートが入っているのではなく、ノートPC保護のためにプレートが入っていると思われます。
スポーツバッグだけどノートPCコンパートメント付き
基本コンセプトはスポーツバッグですが、ノートPCを収納するスペースもあります。メインコンパートメントとはつながっておらず、また、メインコンパートメントとの間には樹脂のプレートが入っているようで、ノートPCを他の荷物から保護してくれます。
サイズですが、15インチで今となってはちょっと分厚い感の否めないノートPC(マウスコンピュータ LuvBook K LB-K812S-SH)でも、しっかり収納することができます。
最近の15インチノートPCなら外寸がもう少し小さいので、もう少し余裕ができると思います。
底にもジップ付きコンパートメント、着替えなどと仕事道具を分離するのに便利かも
恐らく、本来、シューズなどを入れるスペースかと思いますが、バックパックの底にはジップ付きのコンパートメントがあります。メインコンパートメントとはつながっていません。
メインコンパートメント側は余裕のある内袋状になっており、メインコンパートメントにたくさん荷物を入れると底までしっかり収納、底のコンパートメントに荷物を入れると、この内袋状の仕切りが上に持ち上がって容量を確保できるようになっています。
いつも2日分の着替えを円筒状に丸めて収納しているので、ここに生活用品系を入れると、ホテルに付いたときにさっと着替えを取り出せて便利そうです。
サイドポケットはジップ付きとジッパー無し
サイドポケットは、背負った状態で左手に来る方がジップ付きで、右手側がジップ無し(マチ付き)になっています。右手側はペットボトルなどをズボっと入れる用途を想定しているようです。
これはジップ付きの方です。
ジップ無しの方は上からスポっと差し込みやすいようになっています。
また、マチ(膨らむような形状)がさりげなく付いており、メインコンパートメントに荷物が入っていても、ペットボトルなどを差し込みやすいように配慮された形状になっています。
フロントポケットは10インチタブレットでぎりぎりぐらい
フロントにも広めのポケットが付いています。こちらは上からジップで開けるタイプです。
大きさは10インチのタブレットがちょうど入るぐらいです。写真はLenovoのYOGA BOOKです。
ピッタリサイズですが、余裕がありません。フロントポケットは、メインコンパートメントに入れる荷物で膨らむので、あまりここにタブレットPCなどは入れない方がよいかもしれません。
Loadspringショルダーストラップ
ここはちょっと好みの分かれるところですが、ショルダーストラップの上部はある程度ゴムで伸びるようになっており、これが、荷物の重さと上下動による背中への衝撃を和らげてくれるとのことです。
ベルトのたるみの分まで伸びてくれます。実際に2日分の着替え、ノートPC(13インチ)などを入れて背負ってみましたが、伸びきることはありませんでしたので、効果はありそうです。
まだ出張には持って行っていませんが、お試しがてら、会社に行くときに使ってみました。ちょっとだけ気になるのが、Loadspringショルダーストラップです。ショルダーストラップがこの部分だけ薄くなっているため、腕を通すときにちょっと引っかかることがあります。SiSO的にはこれは無くてもよかったかな、と思います。
でも、容量も余裕があり、型崩れしにくいのでいい感じです。
今日の一言二言三言
ゴロゴロと キャリーケースを 引くよりも
颯爽と歩けば アイデア出てくる
なんとなくですが、軽快に歩いているといろいろとアイデアが出てくることが多い気がします。そんなわけで、いつもすぐにメモができるように手帳を持ち歩き、ちょこちょこっとメモしたりなんかしています。
本記事中でPVCでコーティングされたバックパックは避けたい的なことを何度か書いていますが、以前使っていたTHE NORTH FACEのFUSE BOX PROはこんな感じになってしまいました。結構、高いバックパックで、しかも機能的には何ら問題もなかったため、ちょっと残念でした。