YOGA BOOKのタッチパネルと相性の良さげな無料お絵かきアプリは何かな?
今までSketchBookというアプリを使ってBLOGの挿絵を描いていましたが、YOGA BOOKのタッチパネルで描こうと思ったら、追従感が今一つなので別のアプリを試してみることにしました。
YOGA BOOKで簡単なイラスト描いてみたいな
ブログで使っている冒頭のイラストはいつも自分で描いています。AutodeskのSketchbookというアプリを、古くはiPod touch 3rd、続いてiPhone4s、現在はNexus7にて使っています。
YOGA BOOKを購入したことと、Nexus7のバッテリがかなりへたってきたことから、YOGA BOOKで描いてみることにしました。
でも、いざ、Sketchbookを試してみたら、クリエイティブパッド+Real Penでは描画感良好なもののの、タッチパネルでは追従性がイマイチです。
クリエイティブパッドに慣れてしまえばいいのですが、Real Penを持ち歩いていないことも多く、画面をなぞってイラストが描けるのは魅力的なので、YOGA BOOKのタッチパネルでも追従性の良いアプリを探してみることにしました。
無料お絵かきアプリの有名どころは?
誤解があると困っちゃうので先に書きますが、SketchbookもYOGA BOOKのクリエイティブパッドでは描き心地良好なので、アプリに問題があるわけではないのではないかな、と思っています。
なぜかタッチパネルだとイマイチな追従性になってしまうことから、YOGA BOOKのタッチパネルとの相性的な話もあるかもしれませんし、YOGA BOOkのタッチパネルの性能問題かもしれません。
でも、動作が軽くてタッチペンの軌跡補間などの機能が良ければ、YOGA BOOKのタッチパネル側でもいい感じでイラストが描けるのではないかな?と、ちょっと期待しています。
インターネットで検索してみると、結構、無料お絵かきアプリがありますが、現在でも開発が続いているアプリということで、Pixia、FireAlpaca、DediBang Paint Proを試してみることにしました。
Pixia
昔はワコムに付属していたというペイントソフトとのことで、老舗どころのようです。
起動画面はこんな感じです。ごちゃごちゃっとしてますが、自分なりの定位置ができてきたらすっきりするのではないかと思います。
というわけで、いつものように1200×800ピクセルで新規作成してみます。実はこの「3:2」というのがとても気に入っていまして、まあ、35mmフィルム世代のサガとでも言いましょうか…。
リアルペンの方はいい感じで反応してくれます。でも、100均タッチペン、ELECOM極細タッチペン共に描き始めの反応がとても悪く、かなりタイムラグがあります。
というわけでまとめるとこんな感じ。
- クリエイティブパッド+リアルペン
筆圧が心地よく反映されてペン先追従性も良好です。描いた線はなんとなくダイレクト感があります。 - タッチパネル+100均タッチペン
ペンの太さは先ほどと変えていないのですが、これぐらい太い線に。追従性は描きはじめるといいのですが、タッチしたばかりの時点ではほぼ付いてきません。 - タッチパネル+ELECOM極細タッチペン
こちらも100均タッチペン同様、描きはじめはほとんど追従してきません。
FireAlpaca
「Fire」「Alpaca」ということで、めちゃめちゃ怒って唾吐きまくっていそうなアルパカをイメージさせてくれる名前のアプリです。カタカタで書く場合は「ファイアアルパカ」のようです。
起動画面です。広告とか表示されます。
それでは先ほどと同じく1200×800ピクセルで新規作成してみます。いや~、この「3:2」というのが落ち着くんですよね~。
左からクリエイティブパッド+リアルペン、100均タッチペン、ELECOM極細タッチペンです。
DPIの設定を適当にしたせいかデフォルトのペン先が太すぎたので、ちょっと細くしました。「Real Pen」という文字だけデフォルトの太さです。リアルペン、筆圧が変化しません。タッチペンの方の追従性は描き始めが鈍いですが、実用範囲と思います。
- クリエイティブパッド+リアルペン
筆圧は全然反映されていないようです。どこかに設定があるのかもしれません。ペン先追従性は良好です。描いた線はなんとなく補間されている感があります。 - タッチパネル+100均タッチペン
追従性はPixiaより相当いいですが、あまり気にせずに描くと描きはじめが抜けてしまいます。 - タッチパネル+ELECOM極細タッチペン
こちらもほぼ100均タッチペン同様ですが、若干、100均タッチペンよりも感度が鈍いかも。
MediBang Paint Pro
最後は「メディバンペイントPro」、かなり高機能そうなアプリで公式サイトを見ていると、コマ割りしたマンガなんかも描けちゃうみたいです。
というわけで起動してみます。いきなり広告っぽいものが表示されました。
さらに「メディバン クラウドサービス」へのログインを求められます。これは「×」を押してスキップしました。
他の2アプリと同じく。1200×800ピクセルで新規作成してみます。「3:2」という比率は35mmフィルムで撮影するときの比率で…。
なんかアイコン配置は異なるものの、FireAlpacaと画面がよく似ている気がします…と思ってインタネットで検索してみたら、元々同じところで開発されたようですね…。
リアルペンの筆圧検知は対応していますが、なんか、最初だけ全開になるようです。タッチペンの方は、なんとなくですが、FireAlpacaよりも描き始めの追従能力が高いような気がします。
- クリエイティブパッド+リアルペン
筆圧には対応しているようですが、最初、ちょっと力を入れただけで「インクがボトッ」みたいな感じになります。これまたどこかに調整があるのかもしれません。 - タッチパネル+100均タッチペン
追従性はFireAlpacaと比較して、若干、反応が良くなっているような気がします。気にせずに描くと描きはじめが抜けてしまいますが、ちょっとゆっくり描いていれば大丈夫です。 - タッチパネル+ELECOM極細タッチペン
こちらも100均タッチペン同様で、FireAlpacaより若干描き始めの追従性がいい感じがします。
と、3つのアプリを使ってみました。
この中では、「MediBang Paint Pro」が一番いいかな?タッチパネルでの描き味では「Fire Alpaca」とほぼ同等だと思いますが、わずかに「MediBang Paint Pro」の方が良い感じがします。他の理由としては、「MediBang Paint Pro」の方がツールアイコンの並びが使いやすいです。
そんなわけで、しばらくはSketchbookと並行して「MediBang Paint Pro」の方も使ってみようと思います。
今日の一言二言三言
アルパカは かわいいような こわいような
かわいいような こわいような
アルパカって、かわいいような怖いような、なんだか微妙な生き物です。あ、そういえば、「生もの」、「生物」、「生き物」って、どれも同じような文字ですが、だいぶ意味が異なりますよね、これまた不思議な使いまわしです。
Lenovo YOGA BOOK with Windowsに関する記事は、YOGA BOOK/SiSO-LAB.NETにて一覧を見ることができます。また、一緒に購入した周辺グッズは以下の記事にまとめています。 2016/12/18 Lenovo YOGA BOOK with Windows LTE(SIMフリー)モデル購入。液晶フィルムやケース、IIJmioの格安SIMなどいろいろ♪
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