ノートブック1つで使っていたEvernoteを階層タグ選択で複数のノートブックに整理してみる。
Evernoteのノートブック、ずっと1つで使っていたのですが、訳あって分割することにしました。階層化したタグをつけたノートたち、どうやって選択して新しいノートブックに移すのか悩んでしまいました。うーん。
Evernoteで複数ノートブック、使っていますか?
Evernoteでのノート管理方法は、大きく分けて、ノートブックで要れる場所を分けるのと、タグによる分類になります。
タグはノートへの付加情報となるため、別のノートブックにあるノートも、同じタグをつけることにより、ひとまとめにして扱うことができます。
また、タグは階層化することができるため、例えば、料理レシピで「和食」、「洋食」、「中華」といった大分類の下に、「麺類」、「鍋物」というように管理することができます。
さらに、「和洋折衷な鍋を研究中」の場合、さらにそれぞれのノートに「和洋折衷鍋」というタグを付け加えることにより、関連する情報だけ素早く参照することができます。
このタグ管理機能が便利すぎて、未だにEvernoteにおいてノートブックを分ける価値をよくわかっていません。タグの最上位層とも考えられますが、だったらタグで良いように思います。
また、PCのハードディスク上に作られるローカルファイルもノートブックの数に関わらず1つですので、Evernoteの動作軽量化に貢献することも無さそうです。
そんなわけで、特例を除いて(postach.ioでのブログ公開とか、他ユーザーと共有とか)ノートブックは1つで運用してます。
OneNoteインポートツールはノートブック単位
前置きが長くなりました…ところが、試しにEvernoteのデータをOneNoteへインポートしてみようとしたら、インポートの単位がノートブック単位であることがわかりました。現在、Evernoteに保存しているノートは約7,500です。このサイズで試験的にインポートしてみるのはちょっと大変そう、ということで、ノートブックを分けることにしました。
階層化されたタグのついたノートを一気に選択する方法
Evernoteで新しくノートブックを作るのは簡単です。「ファイル」メニューから「新規ノートブック」を選ぶとか、サイドバーの「ノートブック」あたりで右クリックを押して「ノートブックを作成」と操作するだけです。
でも、予想外なところで引っかかっちゃいました。タグは思いっきり階層構造で設定しているのですが、まとめて選択してもノートを見つけてくれないのです。
上のスクリーンショットでは、「HBY」以下のタグを選択しているのですが、「一致するノートが見つかりません。」という冷たいお言葉。うーん、各タグ1つずつ選んでノートを全選択し、それを新しいノートブックに移動していくしかないんでしょうか…。
と思ってEvernoteのオプションをいじっていたら、「子タグを自動選択」というオプションがあり、この機能を有効にするとなぜかノートも選択できるようになることを発見しました。
おおぅ、アニメーション表示が楽しいですね~。これでノートの選択問題は解決しました。
後は移動先のノートブックを指定するだけですね!
ノート移動はあっという間に完了します。たぶん、Evernoteの場合、ノートの関連付け情報のようなものを更新しているだけで、ノートのデータ実体をファイルのように移動しているわけではないからだと思われます。
今日の一言二言三言
Evernote ちょくちょくプチフリ しなければ
すごくイケてる ツールと思う
このタグによるノート管理方法がなかなか優れていて、Evernoteからなかなか他のアプリに移れない理由の1つだったりします。
でもノート数が増えてデータが大きくなってくると(現在、約7,500ノート)、YOGA BOOKの能力ではテキスト入力しているときでも、ちょくちょくプチフリーズ状態になってしまいます。
そんなことから、現在、MicrosoftのOneNoteと併用できないかな?と思って試しに使ってみています。
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