100均でハンギングドライネットを見つけて購入!ついでに100均グッズでランタンハンガーを自作してみました。
キャンプの時に食器を乾かすのに便利なドライネットという2段の仕掛け網みたいな製品がありますが、ちょっと小ぶりですが、コールマンのそれにそっくりな商品をセリアで見つけたので購入しました。ついでにネットをぶら下げるためのランタンハンガーも自作してみました。
100均のS字フックを曲げてランタンハンガー自作
ランタンハンガーにはいくつかのタイプがありますが、今回のターゲットは太い針金をグネグネっと曲げた製品です。樹脂のコーティングがされており、タープなどのポールに引っ掛けると自重で摩擦力が増強され、ポール途中で固定されるというものです。
100均で何かいいものないかな?と思って眺めていたら、なかなか太くて丈夫そうなS字フックがあったので、これを使って自作してみることにしました。
100均で直径4.5mmの針金製S字フックを購入
S字フックですが、ステンレス製の物だと下向きの力がかかっても滑ってしまって位置固定ができませんので、樹脂の被覆を被ったものを選びました。
セリアで購入したものですが、詳細については百均浪漫の方にアップしていますので、そちらを参照してください。
耐荷重10kg!の日本製S字フック。エスエスハンガーLL @100均 セリア 2015/09/09 |
全体的に塩化ビニル樹脂でコーティングされており、また、先端にキャップがついていていい感じです。
キャップは取り外すことができます。加工が終わってから短く切った時に被せることができるので便利です。
針金の直径を測ってみたら4.5mmでした。通常使用時(S字フックとしてぶら下げた場合)の耐荷重は10kgということで、かなりのものです。
太い針金でも長さがそこそこあれば手の力だけで曲げることができますが、先端部分のように曲げたい部分から短いとなかなか力が入りません。そんなわけで、ペンチでもニッパーでもいいのですが、何か握りやすい工具を用意します。
ハンドルを曲げたい部分に押し当ててニッパーを握ると力が入れやすくなります。
被覆に傷をつけることなく、うまく曲げることができました。
あとはグネグネっと力で曲げていきます。
ちょっと長すぎたので、金ノコ(これも100均で買ったような)でカットします。
カットした部分はバリが出ていて触ると怪我をしそうなので、ヤスリで整えます。
というわけでキャップをつけて完成です。
上から見るとこんな感じです。
フック部分、元々の形状をそのまま使っていますので、ちょっとプロダクトっぽさを漂わせています。
正面から見るとこうなっています。
さっそくハンギングドライネットをぶら下げてみた!
まだキャンプには行けてませんが、とりあえずバルコニーの手すりにぶら下げてみました。ばっちり引っかかってくれています。
このように、自重で摩擦力が発生してこの位置に固定するという仕組みです。ただ、荷物がぶら下がっていない状態ではちょっと触っただけで落ちてしまいます。
それでは実用テストということで、セリアで見つけてきたコールマンのハンギングドライネット風の多目的ネットをぶら下げてみました。
これもセリアで購入した商品です。というか、このセリアで見つけてそのまま勢いでランタンハンガー(ハンギングドライネットハンガーと言いますか)の材料を購入した次第です。
あのドライネットよりちょっと小さいけど、多目的ネット2段 @100均 セリア 2015/09/11 |
多目的ネットの強度テストも兼ねて、樹脂製のお皿や器を12枚入れてみることにします。
重さは約1kgです。これだけ耐えれればきっと大丈夫でしょう。
というわけで勇気を振り絞って全部いれてみました~、大丈夫かな?
良かった、大丈夫です。とりあえず、いきなり破れるようなことはありませんでした。安心して、とまでは言わずとも、とりあえず使えそうです。
ランタンハンガーも快調にいい仕事をしてくれています。
というわけで、キャンプデビューが楽しみなランタンハンガーと多目的ネットでした!
今日の一言二言三言
グネグネと S字フックを 曲げるだけ
あっという間に ランタンフック
「あっという間に!」というのはウソですが、ランタンフックを作るのにあまり時間はかかりません。どちらかというと、曲げ具合というか、ポールに引っかかる形状を理解するのに時間がかかります。
そんなわけで、どんな風に曲がっているのかわかりやすいように写真を掲載してみました。みなさまの参考になれば幸いです。
最近はダイソーのアウトドア用品コーナーで既製品が置かれていますね