料理 – パール金属 ブルーダイヤモンドコートのフライパン、1年経過でコーティングが限界点。反省点とか。
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
■本日のブルーダイヤモンドコートフライパン
我が家は4人家族で、わりと炒め物が多いので28cmのフライパンを使っています。あまり油を使わないほうがいいかな?とか、手入れが簡単とか、重くなくて扱いがいいなどの理由で、コーティングされたタイプのフライパンを使い続けています。大方のご家庭はそうかと思いますが、安いものですと、1年もたたないうちにコーティングがはがれてしまい、料理がくっついてしまいます。また、高いものでも、もうちょっといいかな?ぐらいな感じです。
たぶん、うちはフライパンの出動率がかなり高いので、安いものだと、半年過ぎたぐらいからもうダメな感じでした。世の中には、1万円以上するけど10年保証なんてフライパンもありますが、悩ましいところです。でも、ちょっと欲しいかも…。10年持つんだったら、これ買って、10年レポートし続けるのもいいかな。保証対応してもらった人の記事をまだ見たことがないので躊躇しました。どれくらいの期間がかかるとか、どこに送付するとか。そのあたりの情報があったら再検討するかも。
というわけで、ほどほど安くてよさげなフライパン、ということで、パール金属のブルーダイヤモンドコートフライパンを使っています。
2,500円ぐらいで28cmのものが買えるので、ほどほどで良いかと。
1年1ヶ月経過した状態です。ここ2ヶ月ぐらい(11ヶ月目が過ぎたぐらいから)、急にコーティングが焼けてきた?感じがあります。見た目でも、フライパンの柄側(写真左下方向が柄になります)はテカテカしていて、コーティングがまだ効いているかな?と言う感じがしますが、反対側はなんか焼けが入った感じ?になっています。
それでは、いつものように、目玉焼きを油なしで焼いてみます。近所のスーパーで、10個98円で売っている赤卵ですが、黄身の張りが相変わらずいい感じです。
焼けてきたので、ターナーで目玉焼きを起こそうとしたのですが…ダメでした。まあ、普段から使っていて、最近の状態は知っていたので予想どおりかな。ひっつくとは思いましたが、普段、油無しで調理しているわけではありませんし、何より、同じ条件じゃないと比較できないと思って、焼いてみました。
この後、なんだかんだと言いながら、おいしく目玉焼きを頂いたことに変わりはありません。
■コーティングの耐熱は260度
一般的な話になりますが、確か、この手のコーティングの耐熱は260度ぐらいだったと記憶しています。260度と言われると、「案外、低いんだな」と感じますよね。たぶん、「フライパンを熱してから」とレシピに書いてあったら、そのとおりにやると、260度は軽く越えているんじゃないのかな?と思います。
もちろん、フライパンの厚みや材質にもよりますが、アルミだったら、火の当たっている調理側は越えているのではないかと予想します。そんなわけで、フライパンを火にかけたら、わりと早い段階で食材を入れる、あるいは油などを引く必要があります。「食材を入れたいいの?」という話ですが、極端な話、超沸騰するような状態でなければ、お湯の入った鍋の内側は100度を越えることはありません(水は必ず不純物がはいっているんだから、100度越えるじゃん!という、突っ込みはなしの方向で)。したがって、材料や油が接している面は、ひどく温度が上がることはありません。
ん?ということは、ガス専用フライパンより、IH対応フライパンの方がコーティングのもちがいいのかもしれません。IH調理器って、結構、厚みがありませんか?理由は知りませんが、察するに、IHの電磁波から効率よく熱に変換するためとか、温度ムラがあるため(実家がIH調理器なのですが、かなり場所によってムラがあります)、熱がなるべく均等に回るように、とかだと思います。
したがって、局所的に温度が上がることが少ないのでは?と予想します。 値段の割りにこのフライパン、よくがんばったな!という結果になった理由の1つかもしれません。
さてさて、ちょっと話がそれましたが、我が家のケースでは、いくつか思い当たる節があります。例えば、最近、魚焼きグリルが調子悪くてフライパンで焼き魚の調理するようになり、シシャモ焼いて、焼けたのでフライパンの端に寄せて、保温がてら、火をつけっぱなしにして放置したとか。コーティングですが、一般的に出回っているものは、微々たる穴も無いほどしっかりコーティングできているわけではなく、わずかにホールがあるそうで、調理後も材料をずっと載せていると、コーティングが痛みやすいそうです。熱&放置で二重苦だったのかも…。
うーむ、油無し目玉焼き調理は、結構、コーティングフライパンにはきつい調理と言うことになりますね。今回、いろいろとまじめに考えることが出来たので、よかったですが、普通はやらないほうが良いでしょう。
このあたり、もっと気をつけていけばさらに延命できた可能性はありますが、あんまり気を使いすぎると料理が楽しくなくなるので、ほどほどでよいかと思います。
まあ、コーティングの効能は下がってしまいましたが、まだまだしばらくはこのフライパンを使って、もう、どうしようもなくなったら、また同じのを買おうかな、と思っています。
パール金属 ブルーダイヤモンドコート IH対応 フライパン 28cm H-8313 本エントリで紹介しているフライパンです。 |
■今日の一言二言三言
- 熱しすぎない。
- 火にかけたらなるべく早く油をひくか食材をのせる。
- 薄っすらと全体に油をひく。
- 調理後は早め軽く洗う。
- 洗ったらきれいに拭く。
- 食器洗い乾燥機で洗わない。
- フライパンを重ねて保管しない。
コーティングされたフライパンを使うときに、我が家で気をつけていたことや反省したことです。「洗ったらきれいに拭く」というのは、洗った後、水がついたままだと、カルシウムかな?少しムラがでますよね。あれって結構、後のひっつきの原因になります。なので、水分はきれいにふき取った方が良さそうです。
結婚した当初、妻がコーティングされたフライパンをガシガシ重ねていたりしてヒヤヒヤしたことがありますが、あれって、言いにくいですよね。収納場所の都合上、中華鍋と重ねていたのですが、SISOが片付けるときは必ず、フライパンの上に中華鍋だったのですが、妻はその逆で。フライパンのほうをよく使うので、上にしちゃうんでしょう。
あと、ホームセンターなどで、フライパンを裸で無造作に重ねて売っているのをみると、ゲンナリします。もうちょっと気を使って欲しいなぁ。
よく、同じものを使っても長持ちする人と、長持ちしない人がいますが、こういう微妙なわずかな差で生まれていると思います。他にも、タンスを開けるときに、引き出しを片手で引くか両手で引くか?などなど。よく観察していると、同じ時間で同じことをしているだけ、特別なことをしていないように見えても、どこかに差があるものです。
ところで、温度の話ですが、おもしろそうなので、今度、測ってみようと思います。
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