サーバで動作しているWordPressのデータをエクスポートし、それをローカル環境に展開しようと思ってゴソゴソ実験しています。とりあえずデータのエクスポートはできたので、さあインポートだ！の前に、ローカル環境のWordPressを初期化してみました。

データベースを初期化する

テーブル単位の初期化でミニマルに行ける？

調べてみたところ、WordPressの管理情報はほとんどデータベースに入っていますので、データベースをあっさり削除してしまうのが手っ取り早いようです。一応、テーブル単位（データベースの中には、「テーブル」と呼ばれるデータを入れる枠があり、そこにデータが入っています）での削除もやってみたのですが、その後のインポートがうまくいっているのか行っていないのか判断できなかったため、ざっくりと削除することにしました。

テーブル単位の削除ができれば、初期化後のWordPress再設定が最小限に済むはずなので、それはそれで魅力的です。まあ、それについては、もうちょっとスキルがあがってからにします。

データベース初期化にはphpMyAdmin

パソコンにXAMPPをインストールしてローカル環境を構築してるのであれば、「http://localhost/xampp/」というURLで接続することにより、XAMPPの管理画面が表示されます。

画面左の「Tools」と言う項目の下に「phpMyAdmin」がありますので、これをクリックします。

phpMyAdminの管理画面が表示されますので、「データベース」をクリックしてデータベース管理画面を開きます。後は、WordPress用に使用しているデータベースをチェックして削除します。

こういうメッセージが表示されると、「うーん、本当にいいのかな？」という気分になりますが、まあ、現在操作しているのはローカル環境です。気楽に行きましょう。

WordPressも初期化する

まずはwp-config.phpを削除

データベースの削除が済んだところで、今度はWordPressの初期化をします。と、書いてしまうと「データがまっさらになってしまうの？」と誤解されそうですが、テーマやプラグインのインストール状態は残るようにします。

正確には、WordPressの初期化処理が実行されるようにして、データベースのテーブル作成等といった一連の作業を実行してもらうということです（たぶん）。

そのために「wp-config.php」を削除をします。このファイル、中にはいろいろと重要な情報や、忘れてしまいそうなデータベース名等の情報が書かれていますので、削除前に名前を変えてコピーしておくのがオススメです。

WordPressの初期化実行

ここまで準備ができたら、XAMPP上のWordPressにブラウザで接続します。そうすると、初めてWordPressをセットアップしたときと同じ画面が表示されます。後は、ガイダンスに従ってセットアップしていくだけです。

WordPressをインストールする方法については、以下の記事が参考になるかと思います。良かったら読んでみてください。

これで、テーマやプラグイン（有効化操作は必要です）等の情報を残したまま、WordPressを初期化することができます。サイト名やウィジェットの設定などは全部消えてしまうので、再度、設定する必要があります。このあたり、もうちょっとなんとかならんかな？と思ってますので、インポートできたら、次はそのあたりを攻めてみようと思います。

あ、今回は、インポート実験なので、WordPress初期化後、デフォルトで作成される投稿記事と固定ページは削除しました。サンプルページすら生成されない「真っ白初期化モード」があるといいですよね。

今日の一言二言三言

ということで、１ステップずつ記事を書いているわけですが、実験状況、あと一声がうまく行きません。メディアファイルのインポート結果が、オリジナルと異なってしまうところで悩んでいます。記事データのほうも自動的に修正されているため実用上問題なく、最悪、放置してもいいのですが、なんか気持ち悪いですよね。そんなわけで、amazonで寝袋の商品情報なんか読みながら（欲しいなぁ）、あれこれ試行錯誤中です。