釣りのウキの号数ってどういう意味?同じ号数のオモリを付けるとバランスするのかな?
釣りを始めて色々不思議に思うのが「号数」です。釣り糸、オモリ、ウキ、あと釣り竿も号数がありますよね。今日は、ウキの号数の不思議を調べてみました。
ウキ8号ってのは8号のオモリをぶら下げて浮かぶもの?
ダイソーで丸いウキを買ってきました。これを全遊動中通しウキに改造しようと思っているのは妄想の中だけですが、ウキには号数が書かれており、浮力を表すものようで数字が大きいほど浮力が強いようです。これは8号です。
オモリのも号数があり、同じ号数のオモリをぶら下げたらちょうどよくバランスするとか、そんなもんなんでしょうか?調べてみたものの、今一つ、この号数がよくわからなくて、実際に試してみることにしました。
家庭にあるもので深さのある実験水槽を自作
まずは実験水槽を作ります。こういう仕掛け物ってのは頭の中でイメージするより縦長なので、洗面器ぐらいでは実験できません。なるべく容量少なくかつ深さがある実験水槽を作る必要があります。幸い、SiSO-LABではちょうどいい材料が毎月出てきます。
早いときですと月2本ぐらい出てくるのですが…これの上部を切り取ります。
切り口でけがをしないよう、100均ダクトテープでフチを覆います。このテープは、強度アップのための基材がポリプロピレンとポリエステルなので、水に強いです。
こんな感じかな。いい加減に作った感満載ですが、まあ、こんなもんでしょう。
当たり前ですが、水漏れはしません。取っ手もついているので、持ち運ぶときも簡単で良い実験水槽です。
8号のウキに3号のオモリを付けると速攻で沈下
では、3号のオモリを取り付けて水に浮かべてみます。
ウキ止めゴムにハリスを通して…商品説明にはウキ止めゴムを適当な長さに切って使ってください、と書いてありましたが、十分短く、これ以上、切れる気がしません。
それではウキを浮かべてみます。
あっという間に沈んでしまいました。
うーむ、ウキの号数って何なんだろう?
浮力の計算って、意外と簡単?アルキメデスの定理
考えてみれば浮力って計算でだいたいわかりそうなものです。そうそう、昔、アルキメデスの定理とやらを習った記憶があります。要は、水を押しのけた分が浮力になるというものです。
ということで、このウキの浮力を計算してみます。直径は約24mmです。
また、重さは1.8グラムです。
このウキが完全に沈んだ場合、この球体の体積分だけ水が押しのけられることになりますので、(1.2*1.2*1.2)*PAI*4/3=7.2g、さらに重さを差し引いて、浮力5.4グラムと言うことになります。
オモリは1号で3.75gなので、3号オモリなんて11.25gもあることになります。そりゃあっという間に沈んじゃいますよね~。
やっぱりウキの号数はオモリの号数と違う模様
ちょっとネットでウキの製品情報を探していたら、株式会社ウメズ の製品カタログで、ちょうどいい感じの換算表みたいなものがありました。
これによると8号のウキは「特大」のオモリでちょうどいいという事が書かれています。オモリの「特大」を調べてみると、2.1gとのこと、先ほどの計算で、ウキ8号の浮力は5.4グラムということで、ウキが半分水面に顔を出すということを考えると、ほぼほぼ合っているように思います。
まあ、ある程度の回答にはたどり着いたわけですが、なかなかわかりにくいですね。うーむ。
今日の一言二言三言
ウキウキと 色々なことを 調べてる
好奇心が 満たされ幸せ
今回は、アルキメデスの定理を思い出すことができました。いや~、今の今まで、ずっと忘れていました。いろいろ調べてみるって大事ですよね!
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