100均パック燃料27gと土鍋で湯沸し♪100均土鍋で炊飯できるのか基礎実験中。と思ったら…。
アウトドア環境にて土鍋でご飯を炊いてみようと思っているのですが、土鍋で300ccと400ccの水を100均パック燃料で沸騰させてどれくらい燃焼し続けるのか試してみました。土鍋を使うとアルミ鍋とはまた違った振る舞いをしてくれるので興味深いです。
土鍋でご飯を炊く方法の基本
先々週、ダイソーをぶらぶらしていたら土鍋が目に入りました。そういえば「土鍋でご飯を炊くと美味しい」なんていう話しをよく聞きます。ちょっと調べてみたら、結構みなさん、100均の土鍋でいろいろな料理をされています。
我が家でも何度か適当に炊いたことはありますが、せっかくなのでちょっと検索してみました。
roomieに掲載されていた「米炊き名人に聞きました、簡単にできる「土鍋でごはんを炊く方法」(白米編) roomie(ルーミー)」だと、お米を研いだ後、30分以上浸水させておきます(これは基本ですね)。土鍋に入れたらまずは強火で加熱し、沸騰したら弱火で合計15分、その後、火を止めて15分蒸らすとのことです。
米炊き名人に聞きました、簡単にできる「土鍋でごはんを炊く方法」(白米編) | roomie(ルーミー)
他の情報で「土鍋ご飯の炊き方:白ごはん.com」白ごはん.comだと、中火で沸騰させてその後弱火で15分、火を止めて10分蒸らすとあります。
また、白ごはん.comでは、「※米を研いで浸水させるときボウルではなく土鍋に入れたり、炊く前に長く土鍋の中に米と水を入れておくのはNGです!土鍋は水を吸いやすく、土鍋が水を多く水を吸っている状態、鍋底が濡れている状態などで強い火にかけると、鍋底にヒビが入ったり割れたりする原因となることがあります。」ということが書いてありました。なるほどなるほど。
あ、実は検索時、「白ご飯.com」の方が上に表示されたのですが、roomieの方、よく拝見させていただいているので先に紹介させていただいた次第で。roomieがよく記事タイトルに使っている文体が好きなんですよね。
ESBITのポケットストーブとパック燃料
100均土鍋での炊飯ですが、アウトドア系だと、固形燃料(水色のやつ)でご飯を一合炊いてみている方多いです。SiSO-LABもここは1つ、100均グッズで、ということでポケットストーブ(これは100均じゃないけど)にダイソーで売っている27gパック燃料(4袋入り)でご飯が炊けると面白いな、と思って実験してみることにしました。
ESBIT ポケットストーブにぴったり2個収納できて、しかも100円で4パック入りという、100均燃料の中ではコスパダントツ1位のパック燃料の詳細ついては、姉妹サイト「百均浪漫/SiSO-LAB」の方にまとめています。
2015/02/20 パック燃料27g、4個入り。販売元はダイソーだけど実はニチネンでなんだか安心。日本製。 |
まずは土鍋で300ccの水を沸騰させてみようかと
このパック燃料、以前の実験にてアルミ鍋(熱伝導性た高い)と500ccの水で沸騰まで7分の時間を要しました。また、土鍋はかなり熱伝導性が低いはずなので、まずはちょっと少なめからトライしてみるのが良いかな?と思い、300ccで沸騰実験をしてみました。炊飯で考えると、お米と水はほぼ同量なので(土鍋の場合は水のほうが少し多めかな)、0.8合程度の炊飯を想定した量になります。
パック燃料を見ると、そのまま平たく置きたくなりますが、取り扱い説明によれば、こんな感じでグニャっとやって立たせるのが正しいようです。
それでは気温、水温ともに23℃でスタートです。
パック燃料、青い固形燃料と違い、徐々に炎が燃え広がっていく感じです。
ぼけーっとしている間にパック燃料がしっかり燃えてくれて約4分で水温90℃まできました。あと少しで沸騰です。
わお、約5分30秒で沸騰しました。
ふたを開けてみると…開けたとたんにパワーダウンした感が無いでもないですが、しっかりグツグツしています。
その後、約8分30秒燃焼し続けて後半は弱火状態ながらも、ほぼ沸騰状態をキープしました。結局、パック燃料自体は約14分燃焼しました。これぐらいの時間、沸騰をキープできるならば炊飯もいけそうです。
続いて本命、土鍋で400ccの水を沸騰させてみよう
これなら400cc(お米1合炊飯相当)もいけるんじゃないかな?と思い、数時間後(土鍋が冷めてから)再実験を行いました。
こちらも気温、水温ともに23℃でスタートしました。
お、着火時の写真撮影、うまく撮影できました。なかなかの迫力です。
300cc沸騰実験で、パック燃料がしっかり燃えているところを撮影しわすれたので、改めて撮影してみました。こんな感じで、燃え広がるように燃焼します。パッケージがある分、ちょっと灰のようなものが飛びます。
約5分半で90℃到達しました。
約7分で沸騰、しっかりとグツグツしています。
その後、約7分20秒燃焼し続けました。こちらも後半は弱火状態ながらも、ほぼ沸騰状態をキープしました。400ccテストの方が少し燃焼時間が長かったのですが、まあ誤差の範囲かな。
一合の場合、ちょっと炊飯には時間が足らない感じです…が、いけるかもしれません。理由は、土鍋の保温力です。トータル14分で鎮火しましたが、火が消えた後も4分近く90℃以上をキープしていました。おこげは無理かもしれませんが、最後は余熱できれいに炊飯できるかもしれません。
あれ?ダイソーの土鍋が無くなっている?
先々週にダイソーへ行った時は売っていたいた土鍋ですが、今週行ってみたら棚がすっからかんに。しょうがないので2件ほどダイソーめぐりしましたが見つからず…。いい方に考えればこれから鍋の季節、季節商品として大量入荷前の商品入れ替え、悪い方に考えれば、去年の在庫を売り切っておしまい…。どっちかな。
ニトリでも一人用の安い土鍋(しかもフタに穴が無くて炊飯向きらしい!)を売っているそうですが、だったら今の家にあるやつで十分かな。
ちなみに沸かしたお湯はステンレスボトルの洗浄に使いました。重曹とクエン酸を使うときれいになるという話を聞いてやってみたのですが、正直、きれいになったような、大してきれいになっていないような…。そのうちレポートする予定です。
今日の一言二言三言
土鍋って なんだかぐっと くるデザイン
土鍋とか囲炉裏鍋って、キャンプ用品のような機能美とはまた違った味わいがあっていいですよね。
そういえば今回、少しだけススがでました。この夏、結構、暑いところに放置しておいたので一部変質したのかもしれません。なんとなくパック燃料の中の気泡が以前より多いような…。
2015/10/28追記:ダイソーの100均土鍋ですが…再び店頭に並んでいるのを発見しました。しかし、150円になっていました。購入欲、目下、急降下中です。うーん、どうしようかな。まあいいかな。
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