料理 – 包丁初研ぎ。研ぎ方のポイントはとにかく角度保持。丸めた広告の紙をそげるか挑戦!
包丁を使うのは妻がメインですが、砥石で研ぐのはSISO担当です。研ぐ時に一番大事なのは角度かな?と思っています。今回、どれくらい研げているか、ボブ・クレーマー氏流の試し切りをしてみました。
元旦からお好み焼き
我が家の元旦と言えば、朝は御節とお雑煮ですが、お昼はお好み焼きを作ります。そのため、大量のキャベツの千切りが必要になりまして、なぜかその役目はSISOだったりします。そんなわけで、まずは包丁を研ぐことにしました(「年末にしておけ!という感じですが…)。キャベツは、写真の量で、大玉1つ分です。大人6人+幼児2人(親族が集まるので)だとこれぐらい必要です。
あ、包丁は普段、妻が使います。自分が使うからといって研いでいるわけではなく、妻のためにもちゃんと包丁研いでいますよ…。
包丁研ぎは角度が大事
以前、砥石を購入した時にエントリを書いていますので、研ぎ方についてはここを参照してください。
包丁と砥石の間の角度を15度に固定、ということに、とにかく気をつけています。包丁を砥石の上で滑らせるわけですが(「滑らせる」という感じで動かします)、包丁の角度を決めたら、ひじから先はあまり動かさずに、前後にスライドさせるのがポイントかな、と思っています。
「15度」ってのは、割り箸が包丁と砥石の間に入るぐらいだそうです。角度を固定するための道具もありますが、包丁の場所によって角度が変わりそうということで、使ってはいません。
というわけで、両面研ぎ完了。「素人は片面だけ研ぐ方がいい」なんて聞いたこともありますが、角度さえしっかり守れるのであれば、元々、両面角度がつけてある包丁であれば、やっぱり両面研いだ方がいいと思います。
丸めた紙をそいでみた
さてさて、この砥石を使えばどれくらい包丁が切れるようになるか?というテストですが、以前、ライフハッカーにてボブ・クレーマー氏の記事を読んで、「んなもんできるか!」とか思っていたものがあります。それは、「丸めた雑誌のページを削るように薄くそげる」というものです。ライフハッカーの日本語訳ではこういう表現になっていますが、実際には、雑誌ではなく紙っぺらです。雑誌よりも剛性が無いので、さらに難易度が高いと思われます。
それでは、適当なチラシを2枚(さすがに1枚は自信が無い)重ねて丸め、やってみます。紙の表面はツルツルですが、本当にそげるんでしょうか?
んなもんできるわけねー、とか思いつつ、できたらすごいな、と信じ、包丁の角度を変えながら(だんだん、条件を甘くしながら、と言い換えても良いかと思いますが)何度かトライしてみたら…
お!なんとか切り込めました!
ボブ・クレーマー氏ほどの滑らかさ、角度の浅さはありませんが、包丁の刃がなんとか紙の面を捉えてくれ、切り込むことぐらいはできました。今の砥石を購入してから、ちょくちょく研いでいますが、
ちょっとは腕が上がっている
と思っていいのかなぁ。
ボブ・クレーマー氏の足元には及びませんが、さらにその下の下ぐらいは行けたんじゃないんでしょうか?たぶん、あそこまで行こうと思ったら、さらに目の細かい砥石が必要と思われます。
というわけで、料理シーン的にわかりやすい切れ味テストということで、万能ネギを切ってみました。ネギの輪がつぶれずにきれいに切れているのがわかっていただけますでしょうか?写真はネギですが、これぐらい切れると、玉ねぎを切っても涙出ません。
そんなわけで、妻に喜んでもらうため、今年もマメに包丁を研ぎたいと思います。
コンビ砥石セット (#400・#1000) AP-0305 本エントリで使用している商品です。中仕上砥石(#1000相当)、 荒砥石(#400相当)ですが、普段使いとしては十分だと思います。また、同梱されている台が優れもので、非常に使いやすいです。 |
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