kobo Touch – なぜKindleを待たずしてkobo Touchを買ったのか?ちょっとレビュー的な話とか。
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
amazon.co.jpのトップページを見ると、「Kindle 近日発売」とありますが、なぜ、SISOがKindleを待たずにkobo Touchを購入したのか?なんて話と、4週間ほど使ってみてのレビューといいますか、軽く感想を書いてみました。
まずはKindleについてですが、なんとなく、Kindle TouchとKindle Fireが日本で発売されるんじゃないかなぁ、なんて予想しています。Kindle Fireは、要はAndroidタブレットなので、重量、バッテリの持ちから考えてスコープから外していましたので、Kindle Touchが比較対象として書いています。Kindle Fireもかなり軽いですが、文庫本よりははるかに重いですし、電子書籍リーダーというよりはコンピュータなので。
■価格について
amazon.comで確認すると、Kindle Touch(広告無し版)は$139で日本円にして約11,000円になります。kobo Touchは7,980円で、さらにポイントプレゼントがあったのでお買い得感は高かったです。ただ、Kindleも発売時にはAmazonポイントプレゼントがあるかもしれません。
個人的感覚では、電子書籍リーダーは1万円以下!な感覚がありまして、実は、この時点でkobo Touch一択といいますか、kobo Touchの価格が発表されて、「これなら買ってもいいかな?」と思ったといいますか…と書いてしまうと、話が続かないので、それ以外の部分もブレークダウンして行きます。
■液晶ディスプレについて
これはどちらも6インチで電子ペーパーなので、変わりは無いと思われます。電子ペーパー、かなりくっきり見えてしかも、寝る前とかに読んでも目がチカチカしません。ホントに「ペーパー」という感じです。
操作も含めた表示更新速度は、動画を見ていると、Kindle Touchの方がいいです。ただ、kobo Touchも悪くないと思います。ただ、ソフト的にもうちょっと改善できるんじゃない?と思うところはありまして、kobo Touchだと、なぜか一回全体的にちらつくんですよね。漫画読みたい人には「ちょっとね」と言う感じらしいです。ソフトのアップデートに期待しています。
■タッチパネルについて
kobo Touchはシングルタッチですが、Kindle Touchは、マルチタッチができ、マルチタッチで表示の拡大縮小ができるようです。マルチタッチできた方が今風なのはは間違いありませんが、電子書籍リーダーとして考えた場合、拡大縮小なんてそんなにたくさんする操作ではありませんので、あればうれしいけど、無くてもいいかな、ぐらいです。
■サイズ、重量
Kindle Touchは、172x120x10.1mm、重量213gです。対してkobo Touchは、165x114x10mm、重さ185gです。サイズについては、わずかにKindleの方が大きく、重さはKindleの方が1.5割り増しです。差にすれば28gですが、これぐらい軽量なデバイスで、しかも長時間、手に持つとなると、案外これぐらいの重量差でも結構、気になるのかな?と思います(携帯電話で例えたらわかりやすいと思います)。185gといえば、ちょっと厚い文庫本ぐらいですので、電子書籍リーダーとしてはまあ納得できるのかな?と、思います。
■バッテリ
Kindle Touchは2ヶ月、kobo Touchは1ヶ月です。測定方法がわからないのですが、まあ、1ヶ月とか持ってくれるなら、どちらでもいいかな?なんて感じです。どちらの製品にせよ、iPhoneなどのデバイスと比べれば、段違いに充電周期が違いますので、使っていても、満足です。
■メモリ容量
Kindle Touchは4GB、kobo Touchは2GBです。しかし、kobo TouchはmicroSDで32GBまで増設することができます。いろいろとPDF(楽譜とか)入れたかったので、4GBだと不安があったため、拡張できる方を選びました。Kindle Touchが、4GBじゃ無くて、16GBぐらいだったら話は変わったかもしれません。
■その他
Kindle Touchだと、音楽再生とかテキスト読み上げ機能があります。音楽再生については、iPod touchやらiPhoneを持っているので、そんなにあちこちに音楽データを分散して管理する気も無いので、どうでもいいかな?と思いました。音質はわかりませんが、その手のデバイスを持っていなければいいのかもしれません。テキスト読み上げは、あまり必要性を感じませんでした。
また、Kindleの場合、Jailbreakでいろいろとプログラム開発とか行われているようで、おもしろそうです。PCのサブモニタにするとか。でも、kobo TouchもLinuxらしいので、今後、いろいろ出てくるんじゃないかな?なんて思います。
■kobo Touchの改善要望点
「7,980円だし、こんなもんじゃないの?」と思いつつも、それでも改善して欲しいな、というところはあるわけでして、ざくっと思いついたところをリストアップします。
- kobo Touch
- ページめくるときに少し点滅しないようにして欲しいです。
- やけに表示に時間がかかるCBZがあるのは改良して欲しいです。
- 外部microSDで日本語ファイル名が表示されるようにして欲しいです。
- 追加microSDメモリでコンテンツ処理をするのは時間がかかるのは改良して欲しいです。
(ネットで見た情報では、32G目一杯入れると、数時間かかるそうです) - お試しブラウザ、リンクをタップするときに反応が遅そいため、押せたかどうかわかりません。処理中表示みたいなのが欲しいです。
- スリープ復帰パスワードが欲しいです。落としてWi-Fiにつながれたら、いろいろ購入できてしまいます。できれば、kobo Touch使用含めて停止する機能が欲しいですね。例えば、WEBから停止すると、対象のkobo Touchが次にWEBにアクセスしたタイミングで使用停止になる等。
- データ転送中はともかく、充電中でも操作できるようにして欲しいです。USB接続して、とりあえず転送結果をすぐに見たい、という需要はあると思います。
- 楽天kobo(ストア)
- 紙媒体の書籍より安いとき、「ああ、電子書籍にしてよかった」と思えるので、紙媒体の値段も参考で併記して欲しいです。
- 楽天koboでの購入時、ページ数などのボリューム情報がわかるといいです。まあ、電子書籍なので表現は難しいところですが、デジカメの「35mm相当」みたいに、「文庫本相当」という言葉ができるかもですね。
- 楽天koboの検索結果で、電子書籍化されていないのか、キーワードが悪くて見つからないのか、という情報が欲しいです。
- 楽天koboの検索機能に、キーワードのAND、ORをつけて欲しいです。今はORに近いけどORというわけでもない、と言う感じです。また、もっと検索対象を増やして欲しいです。例えば「価格0円」等です。
- 楽天koboで検索する時「モーレツ宇宙海賊」で「ミニスカ宇宙海賊」が見つかってくれるとうれしいです。要は解説も検索対象にしてくれるとよいな、と思います。
- 涼宮ハルヒのコミックはあるのに、小説が無いのが残念です(探し方が悪い?)。
- 電子書籍化要望窓口があるとうれしいです(もうあるのかな?)
- 全般
- 箱あけるの難しすぎです。
- 紙の説明書はもう少し充実して欲しいです。マニュアルぐらいkobo Touchに最初から入れておいてください。
- 単独Wi-Fiでセットアップできるようにしてください。バージョンアップはPC必要でもいいですが、買ってすぐ使えないのはよろしくないです。
■超個人的感想
電子書籍リーダーに1万円以上払う気は無いけど、大した機能、性能はいらないから、そこそこ表示サイズがあって、バッテリーが持って、軽いものが欲しいなぁ、と思っていたところへkobo Touchが7,980円、しかもポイントプレゼント付だったので加速的に気分が盛り上がって購入しました。
やりたかったこと…電子書籍を読むこと、取説、譜面などのPDFを表示することはできているので、概ね満足しています。
リリース直後、いろいろありましたが、幸運にも子供を寝かしつけていたらその後のセットアップになり、トラブルに巻き込まれなかったとか。値段、スペック的に、iPadみたいなものを期待していなかったので、ガックリ感は無く、期待通りというか予想通り、というのが正直な感想です。安くて消費電力が少ない電子デバイスが、iPadみたいに動作することはないわけで、そのへんは割り切りです。
使ってみて、本体にしろ、楽天koboにしろ、まだまだいろいろと改善して欲しいところはありますが、現状でもそこそこ楽しく使っていますので、いつも持って歩いています。
また、ミニスカ宇宙海賊の電子書籍版がかなり安かったので、なんだかお買い得だったなぁ、という気分に既に浸っています。他にも安い書籍がいくつかあるかもしれません(ミニスカ宇宙海賊1~3巻の半額セールは8/18 23:59までだそうで終了したようです。それでも紙媒体の半額ぐらいです)。
最大3000ポイントキャンペーンも8/20 9:59→8/31 9:59(延長されました!)までですので、購入予定のある方は急いだ方がいいかもですね。
kobo Touch SISO-LABまとめ情報
- kobo Touch – コボタッチのSISO-LAB内まとめエントリ
だいぶエントリが増えてしまったので、上記エントリでまとめ風に紹介しています。ハッキングはしていませんが、購入してから
あれやこれやと試して楽しんだこと
を書いていますので、ぜひ見てください。
初めまして。koboを購入して、操作に困る度にたまたまネットで見つけたこちらにおじゃましては参考にさせていただいてます。ありがとうございます。
>電子書籍化要望窓口があるとうれしいです(もうあるのかな?)
http://kobo.rakuten.co.jp/ の左サイド下の方からリクエストができます。私も何点かリクエストしました。
>データ転送中はともかく、充電中でも操作できるようにして欲しいです
付属のコードでPCとつないだ時 「接続」と「キャンセル」を選ぶように出ますが、そのとき「キャンセル」を押すと充電しつついつものkobo操作ができるようです。充電が少なくなった時、そうやって本を読んでます。
(と、それとは違うことでしたらすみません(^_^;)