日よけ対策、スダレハンガーに100均グッズでひと足ししてサッシにがっちり固定する方法。
アルミサッシに取り付けれて傷がつかないという、すだれハンガー7型(SH-7)を購入したのですが、我が家のアルミサッシ、ちょっと複雑な断面になっています。100均グッズでちょっと工作して、がっちり取り付けてみました。
工具不要で耐荷重3kg、ワタナベ工業 スダレハンガー7型(SH-7)
暑い日が続きますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
SiSOは平日、仕事で会社にいるので自宅の暑さを感じるのは週末だけですが、子どもたちが夏休みに入ることから、昼間、家で過ごす時間も長くなってきます。昨年はよしずを立てかけていて、100均で購入したすだれ用ハンガーを使って倒れないようにしていたのですが、よしずがボロボロになってきたので新調することにしました。
よしずは大きくて使わない時の収納場所に困ったので、今回はすだれにすることにしました。
スダレハンガー7型はネジでアルミサッシを挟むタイプですが、樹脂部品がネジ先端を保護するのでアルミサッシに傷つかず、また接着剤も使用しないタイプです。、なかなかコスパの良いすだれハンガーだと思います。
サッシの形状が複雑だと、スダレハンガーがしっかり固定できない
でも、我が家のアルミサッシ、微妙に複雑な形状をしており、よしずを立てかけている時からわかっていたのですが、どうもネジで抑え込むタイプのハンガーがうまく固定できません。
ここにスダレハンガーを普通にはさんで固定すると、上下方向にぐにゃぐにゃします。既にちょっと下向きになっていますよね。
で、これに力がかかると、さらにカコンっと下がってしまいます。
これ以上、すだれハンガーが下がるわけではありませんが、この状態では、アルミサッシの角をスダレハンガー押さえているような状態なので、サッシの痛み、スダレハンガーの変形による落下などの心配があります。というわけで、今年はすだれを「ぶら下げる」ということもあり、まじめに対策することにしました。
複雑なサッシ形状でも100均グッズで工作、スダレハンガーをしっかり固定
まずは敵?をよく知ることが大事です。サッシのレールっぽい部分(もしかしたらオプションパーツがあるのかも)の寸法取りです。中の方まではうまく測定できなかったので、ちょっと想像が入っていますが、まあ、こんなもんでしょう。
レールっぽい部分の平面になっているところをスダレハンガーが押さえれるようになれば、しっかりと固定することができるようになるはずです。ただ、内部の高さは8mm程度しかないようなので、そこそこタイトなサイズで交錯する必要がありそうです。
というわけで、昔、100均ショップで買ったPP板材を使います。厚さ0.75mmなので、3枚重ねれば2mmを越えていい感じです。
まずはPP板を6mm幅に切りだします。
両面テープを貼り付けます。
3枚重ねて貼り付けてみました。思ったより両面テープの厚みがあるのか、思っていたより厚みがありますが特に問題なしです。
スダレハンガーの金具の内側に貼り付けてみました。
それではアルミサッシに取り付けましょう…あれ?入らない…。
まあ、こういう時は樹脂パーツを外してから取り付ければ大丈夫です。
お~、ばっちり!
フック部分を指でつかんでグニグニしても、しっかりと固定されており、スダレハンガーがずれたり傾いたりすることはありません。
6mmだとアルミサッシに差し込むときが予想よりタイトだった(恐らく、レール内部が想像よりも狭い)のと、加工誤差のことも考え、4mm幅で切ることにしました。
PP板が少なくなってきました。細くなってしまったPP板を切るには、まず、既に切ったPP板を左に並べます。
その上にスチールスケールを乗せてカットすれば、スチールスケールが傾かないのでしっかりまっすぐに切ることができます。
というわけで、アジャストプレートの大量生産完了です。
さらにスダレハンガーに貼り付けるため、スダレハンガーの方も分解します。なんだか楽しいです。
アジャストプレート、取り付け完了です。
すだれは「省エネ ル・ソレイユ ブラウン」を使ってみる
すだれは初めてなのでどこの製品がいいのかよくわからなかったのですが、ほどほどにレビューが良くところで、同じくワタナベ工業の「ル・ソレイユ ブラウン」にしてみました。
取り付ける窓は、180cm幅の窓と240cm幅の窓です。240cm幅はちょうどいいものが無いので、90cm幅を3つ使うことにしました。また、破れた時の取換や、収納を考慮して、180cm幅の窓の方も、90cm幅すだれを2本使うことにしました。
このすだれは上下にレールのような部品が付いており、レールにフック(というかホール)が付いています。
このフックは自由に動かすことができるので、位置調整に便利です。
また、下側用のフックも付いており、下側に取り付ける、あるいは上側に取り付けて強化することもできそうです。
遮光度はこんな感じです。葦でできた葦簀と同じぐらいかな。色が濃い分、こっちの方が暗く感じるかも。
スダレハンガー、二段フックタイプで良かった良かった
それでは準備も整ったのでスダレをハンガーにぶら下げていきます。
さすが同じメーカー(ってわけではないでしょうが)、ハンガーに対してスダレについているリングもちょうどいい感じです。
こちらは240cm幅の窓です。スダレは90cm幅なので3つ取り付けるとだいぶ余るため、ちょっと重ねてぶら下げてみました。
重なっている部分です。なんか、風でバタバタと煽られ続けたら、そのうち披露してパキッと逝ってしまいそうです。
そんなわけで、内側のフックに掛けなおしてみました。内側フックは外側フックに比べて浅いので、風で揺られたときに外れやすそうですが、まあ、ちょっと無理な感じでぶら下がっているよりはいいかな、ということで、良しとします。
スダレが長いので、ベランダ手すりを使ってテント風なアレンジも
このスダレ、長さが約180cmということで、幅1mぐらいのベランダであれば、窓から手すりまで届かせることができます。そんなわけで、ベランダで何かやりたいときはちょっとスダレを手すりにちょっとひっかけてあげると…
なかなか素敵な空間が出現します。スダレの日よけとほどほどの明るさがちょうどいい感じで、風が強くない日はほとんどこんなふうにして使っています。ベランダでプランターをいじったりする時などにも便利です。
よしよし、これで少しは涼しく夏が過ごせそうです。
|
購入は楽天です。amazonでも取扱いはありますが、マーケットプレイス出店ばかりかな。DCMが安くていいかも。 |
今日の一言二言三言
簡単に ちょちょっと工作 してやれば
スダレハンガー がっちり固定
スダレを取り付けてみたところ、外から見ると、ブラウンという色合いもあってか、「シャッターが閉まっているのかな?」と思うぐらい室内が見えません。ちょっと暗すぎたかも…。まあ、こういうのは取り付けてみないとわからないですよね。
こういうものを取り付けると、当然、風通しは悪くなります。我が家の場合は、ベランダの手すりにスダレの下側を引っ掛けることができるので、風が弱いときは軒のようにして空間を作って家の中に風を入れるようにしています。
Your Message