アマゾンで激安な釣り竿&リール(ライン3号100m付き)セットを発見。プロマリン タックルセット DX165、とりあえず購入してレビュー。
最近、家族でサビキ釣りを楽しむ釣り初心者SiSO家ですが、ファミリーフィッシング向け道具が徐々に増えつつあります。先日、amazonでプロマリンの165cmロッドにリール(ラインは3号)がついたセットが、なんと千円以下で売っているのを発見、思わずポチってしまいました。
プロマリン PG ミニコンパクトタックルセットDX 165 (DYS-600G)
子ども達が釣りを始めたので、ついでに自分の分も、なんて感じで中華ノーブランドの3m振り出し竿を持っていたりするのですが、サビキ釣りをしながらメジナ(グレ) も狙ってみたいなという明らかによこしまな気持ちから、短めの釣り竿セットか安くて長い延べ竿を探していました。
そうしたらなんと、リール付きの釣り竿セットが送料込みで千円切っていました!
プロマリン(PRO MARINE) PG ミニコンパクトタックルセットDX 165 (DYS-600G) – amazon.co.jp
いいものか悪いものかよくわかりませんが、なんだか、安い道具で魚をちゃんと釣る、みたいな大義名分感とか、この手の商品のレビュー使命感?からか、
迷わずポチっ
としていました。
ブランド名は「プロマリン」ということで、公式サイトぐらいは、と思って調べてみました。プロマリンは、株式会社 浜田商会という会社の釣り道具ブランドで、安い釣り道具セットから高い釣り道具まで色々なラインナップがあるようです。
安い釣り道具というと、中華ノーブランド(最近は品質面もがんばってくださっているように思いますが)というイメージがありますが、大手釣り道具ショップのプライベートブランド同様、日本の会社だとなんとなく安心感アップしますよね。
リール取り付け部分やガイドリングなどをチェック
ポチっとしてから数日、まあamazonとしてはごくごく普通な感じで埼玉県から届きました。他にも釣り関係の商品を一緒にオーダーしたので、荷姿は単品でオーダーした場合と違うかもしれません。
ガサガサっと商品保護用の紙をかき分けていくと、見えてきましたよ~。
プロマリン PG ミニコンパクトタックルセットDX 165とご対面です。
さすが、「ミニ」に加えて「コンパクト」と商品名についているだけあって小さいです。「タックル」というのは、釣り用語?で、リールやロッド、仕掛けなど、釣り道具一式のことを意味するそうです。
かな~り安い釣り竿セット、かつ通販での購入という事で、ちょっとクオリティチェックの目は厳しくなってしまいます。プロマリンさん、ごめんなさい。まずはパッケージを開けずに外観チェックです。割れたりしているところは無いかな?
傷、変形などもなさそうです。
握り手側の樹脂部品とかどうかな?こちらもOKですね!
よし、開けるぜ!と意気込むほどのこともなく、開けてみました。ロッド&リールセットということで、仕掛けなどは入っていません。ケースには商品ラベル兼説明書、その裏側には共通説明書が入っていました。
仕舞寸44.5cm、ロッドの振り出し5段、全長165cm
この釣り竿は振り出し構造ということで、まずは縮めた状態の長さを測ってみます。44cmです。見た目のイメージよりもちょっと大きいかな?と感じました。
続いて正常に伸ばせるかチェックしてみます。振り出し段数は握りて部分を入れて5段です。
特にざらっとした感じとか渋さを感じることなく、スルスル伸ばして4段目…何か書いてあります。
お、「MINI COMPACT TACKLE DX 165」というステッカーが貼られていました。ちょっとかっこいいかも。
スルスルっと5段分、全部伸ばしてみました。
全長は164.5cmでした。どこか引っ張り具合が足りなかったかな?まあ、こんなもんでしょう。
リールシート部分はスチール(鉄)製ではないみたい
リールシート部分は格安釣り道具セットに良くあるタイプで、金属製のリールフット固定金具を樹脂製のナットを回して締めこむようになっています。
リールを外してみました。ロッド本体の方に大きなネジ溝が切ってあるのが見えます、手元側にナットがあり、それを締めこむことでリールを固定するようになっています。
スチール(鉄)製かな?と思って、磁石を近づけてみましたが、まったく反応しませんでした。アルミでもないですし、サビにくい方のステンレスでしょうか?
ちなみにガイドリングの方は、思いっきり磁石がくっつきます。サビやすいステンレスか、スチールのどちらかと思われます。
釣り糸(ライン)のガイドリングはどうかな?
続いてガイドリングです。ガイドリングは全部で5個ついています。
先端から2番目のガイドリングは、振り出しパーツに固定されているのではなく、ロッド先端パーツ上を動くようになっており、ガイドリングを手前に引くことで固定されるようになっています。
ガイドリング内の形状は、ラインの痛みなどにも関係するので、ちょっと気になるところです。
ちょっと見づらいので、明るくしてみました。まあ、こんなもんでしょうかね?
3段目のガイドリングはちょっとバリがひどいです。後でカッターナイフで削っておこうかな。
安い釣り竿は、よく、ガイドリング内の樹脂パーツが外れたりするといいますが、この釣り竿はどうでしょうか。とりあえず、それぞれのガイドリング内樹脂パーツを指で押してみます。ふむふむ、いきなり外れるレベルではなさそうです。
リールは逆転可能、ギヤレシオは5.5:1、1回転で66cm巻き上げ
続いてリールの方です。うーむ、使用前のリールはどう評価したものでしょうか…とりあえず、スペック確認からしてみます。商品名は「DAY SPIN II DYS600」というリールのようです。
まずは巻くことができるラインの太さと長さの仕様は、「ライン2号/130m」、「ライン3号/100m」となっています。このリールにはライン3号が100m、既に巻かれているとのことです。
ギヤ比(ハンドルを1回まわした時にベイルが回る回数)は「5.5:1」となっています。
ギヤ比とスプールの直径がわかれば、ハンドル1回しあたりの巻き上げ量がわかります。ラインが巻いてある状態でちょっと無理矢理測定しているため、測定精度は低いですがスプールの直径は約38mmです。
したがって、ハンドル1回しあたり、「38 x 3.14 x 5.5 = 656.26mm」ということで、約66cm巻き上がることになります。これはタナを狙うのに大事なパラメータなので、ちゃんと覚えておくことにします。
その他、気になるところと言えば、やっぱりスプールエッジの形状です。とりあえず角もなくバリもなく、問題ない感じです。ここにバリがあると、ラインが切れやすくなりますので、大事なところですよね。触った感じ、樹脂っぽく、耐久性は何ともです。
ベイルからラインローラへラインがきれいに流れるかというところですが、ん~、こんな形状です。ラインに力を掛けて張った状態にし、ベールを倒したり起こしたりしてみましたが、特に問題なさそうです。
ストッパースイッチがあり、逆転も可能です。
ハンドルは可倒式になっており、内側の黒いレバーを押すことで倒すことができます。コンパクトになるので、ちょっとうれしいです。
ハンドルの反対側にプラスチックのカバーがあるので、もしかしたら左側にハンドルを取り付けれるかも、と思って外してみましたが、簡単には抜けそうもありませんでした。穴はあるので、付け替え可能かと思いますが、もっと分解しないといけないかもしれません。
値段の安いリールですが、ちゃんとスピニングリールらしく、ベイルが回り、スプールが前後に動きます。
短い釣り竿ですが、よく行く釣り場ではわりと堤防寄りの方が釣れることが多いので、サビキ釣りにちょうどよさそうです。子ども達の横でのんびり楽しみたいと思います。
今日の一言二言三言
釣り始め 子どもがきっかけ なんだけど
親もしっかり はまっているかも
本格的に釣りにはまっていくことは無いとは思いますが(たぶん)、どうせ遊びに行くなら、より楽しく!ということで、安もの道具で楽しむ今日この頃です。そう言いつつ、やりすぎている感が無いでもないですが、まあ、家族で楽しめることを最も大事なポイントとして、のんびり楽しんでいます。