LUMIX DMC-TZ85開封の儀的レビュー。光学ズーム30倍で運動会等の子どものイベント向け。型遅れでも高性能、ちょっとお安くコスパ良好。
子どもの運動会や発表会を撮影しようと思うと、やっぱり高倍率の光学ズームが物を言います。でも、高倍率で高性能なデジカメと言うと、どうしても値段も高くなってしまいます。でも、型遅れなら1万円ぐらい安く買えます。まあ、去年買って今も使っていると思えば、そんなもんです。
3つのダイヤル操作がそそるPanasonic DMC-TZ85
購入はいつものamazonです。たまたま雨の日に届いたのですが、ダンボール箱もなんとなくフニャっとしています。
でも、中身はしっかりばっちりです。
箱の中には、デジカメ本体、ケーブル、ACアダプタ、取説などが入っています。充電は充電器があるわけではなく、デジカメ本体にバッテリーを入れた状態で本体充電するタイプです。
超コンパクトと言うわけでもなく、ちょっと直線感のあるデザインもあって、昔からありそうな何か懐かしさを感じさせてくれるデザインです。
操作系の特徴としては、3つのダイヤル(リング)があることです。
まずはおなじみ、モードダイヤルです。カシカシカシっという操作感があって良いです。iAモードや動画撮影モード、他には絞り優先モード、シャッター優先モードなどを切り替えます。
続いてコントロールリングです。このリングは回すことができ、カメラのモードによって割り当てられる機能が異なります。iAモードの場合はステップズーム、A(絞り優先)の場合は絞り調整、S(シャッター速度優先)の場合はシャッター速度と言った感じになっています。ちなみにマニュアルフォーカスの場合は、このリングで調整します。
そしてコントロールダイヤルです。ジョイスティックボタン系に見えますが、これも回すことができ、概ね、コントロールリングのような機能が割り当てられています。
ストラップ取付け部が両サイドにあって首からぶら下げるのに便利そう
続いてストラップの取付け部ですが、パッケージに同梱されているストラップが片手にホールドする用のストラップなので、まあ、このように片側に取り付けることになります。
しかし、DMC-TZ85の反対側にもストラップ取付け部があり、一眼レフカメラや大きめのコンパクトデジタルカメラのように、カメラ本体の両側にストラップを通し、本体を水平にした状態で首から下げることもできます。
高精細で明るい3.0型約104万ドットのタッチモニター
DMC-TZ85には、104万ドットのタッチモニターが採用されています。現在の我が家の主力デジカメ、NIKON COOLPIX S7000が 3型TFT液晶モニターで約46万ドット、また、SiSO-LAB主力カメラOLYMPUS TG-5も同じく46万ドットから比較すると、なんと、倍以上の解像度があります。
まあ、ちょっとサンプルがアレですが…ドット比で考えれば縦横それぞれ4割以上アップしています。これなら、撮影結果の確認やマニュアルフォーカス時の精度向上が期待できそうです。
液晶ファインダーはなんと0.2型 約116万ドット!
DMC-TZ85のもう1つの特徴としてはファインダーが装備されていることです。ファインダーを覗いて撮影した方が脇が締まるため、概ね、ブレの少ない写真を撮ることができます(ぜひ、お試しあれ)。
この液晶がなかなか豪勢なスペックでして、なんと、0.2型で約116万ドット!の液晶モニターが採用されています。これだけの解像度(3インチモニターよりも高解像度!)しっかり使えそうです。ファインダーをのぞきこみながらコントロールリングをクリクリ回してマニュアルフォーカス合わせるなんて、なんだかかっこよくて自分に酔ってしまいそうです。
なんか、記事を書いていたら、家族用じゃなくて自分で使いたくなってきました。
ファインダーを覗くとこんな感じの画像です。こういう撮影は、OLMPUS TG-5の方が強いと思います。
レンズ胴体部分は最大約6cm伸びるよ
高倍率の光学ズームレンズを搭載してる機種は、どうしてもレンズ部分がどれくらい伸びるのか気になります。ちょっと測ってみました。まずは、電源オフ状態です。
電源をオンしてみました。起動が速くていいですね~。3.5cmほど伸びました。
光学ズームを30倍までズームインしてみました。これで約6cm伸びました。思ったより少ないですが、やはり他の高倍率ズーム搭載デジカメ同様、レンズ胴体を伸ばしている時は取り扱い注意です。
次回はメモリーカードの話とか、撮影サンプルの話を書く予定ですが、メモリーカードについて先に書いておくと、ぜひ、メモリーカードはSDXCのUHS-I class3カードを使用してください。我が家で動作確認済みのメモリカードは以下のものです。
今日の一言二言三言
ぶれてない 写真を撮るなら ファインダー
脇も締まって 気も締まるよ
フィルムカメラ時代からカメラをいじっていたせいか、ファインダーがあるとうれしい派です。やっぱり、ファインダーを覗くとカメラを構えた時に脇が締まるので、手振れも少なくなります。
そうそう、ファインダーをのぞくからと言って、片目を閉じてはダメですよ。ファインダーを覗いていない目の方でも、しっかり被写体を見つめるのが吉かと。
Kenko 液晶保護フィルム 液晶プロテクター Panasonic LUMIX FZ85/TZ85用 KLP-PAFZ85