左手で回すコントロールリングでのマニュアルフォーカスが楽しい、Panasonic DMC-TZ85。夏休みの昆虫観察撮影にもばっちりだ。

公開日:  最終更新日:2018/08/01

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SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

先日、家族用に購入したDMC-TZ85、ダイヤル操作系が3つもあり、特に、レンズ胴体にあるコントロールリングを使ったマニュアルフォーカスは、ファインダーやモニターの解像度が高いこともあってすごく相性がいいです。

ファインダーも約116万ドットの高解像度!のDMC-TZ85

型遅れで3万円以下で購入した、Panasonic DMC-TZ85、光学30倍ズームに加えて4K動画、さらに4Kフォトということで、子どもの運動会や学芸会などのイベントにいい感じのデジカメです。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85開封の儀。

モードダイヤルを始めとする3つのダイヤル操作がなかなかうなる(モードによっては、ん?なんでこうなの?と思う操作仕様もありますけど)デジカメです。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

特筆すべきは液晶モニターの綺麗さです。サンプルが悪いですし、どう表現してお伝えしたらいいのかわからないのですが、スペック的に言えば約104万ドットの解像度を誇ります。画面サイズは3インチですが、ざくっと計算すると、1248×836ドットということになります。

そんなわけで、撮影結果の確認だけでなく、マニュアルフォーカス操作時の確認も期待できます。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

自分用デジカメとしてはOLMPUS TG-5を使っていますが、悔しいことにこちらの解像度は約46万ドット、DMC-TZ85は軽く倍を超えています。ちょっと悔しい…。

また、ライブビューファインダーも装備しており、こちらの解像度はなんと約114万ドットとなっています。0.2インチに114万ドットってすごいですよね(なんか、仕様表を読み間違えていないといいのですが)。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

これならファインダーをのぞきながら脇締めてグイグイっとフィルムカメラを扱うときのように構え、より集中して手振れなどの失敗も減らせそうな予感です(まあ、妻がファインダーを覗くかどうかはまた違う話ですが)。

そして、レンズ胴体に装備されたコントロールリング、これがマニュアルフォーカスモードにすると、フォーカスをグリグリっと調整できるようになります。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

メカニカルなフォーカス調整機構のようなダイレクト感はありませんが、ファインダーを覗くとなるとボタン操作によるフォーカス調整操作は難しく、良い構えに導いてくれるという意味も含めて、コントロールリングによるフォーカス調整はなかなかいいところを突いていると思います。

木の高いところで鳴いているセミをマニュアルフォーカスで撮影

夏と言えばセミ、いや~、我が家の付近でも暑い日の朝はセミの鳴き声がすごいです。子どもたちも、捕まえては放し、最近は、手でつかんで、「これはオス、これはメス」とかやっています。

というわけで、セミ捕りに付き合ってちょっとDMC-TZ85で写真撮影してみます。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

せっかくなのでファインダーでがっちり構えて撮影してみたいと思います。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

この写真、中央付近にセミが枝にとまっているのがわかりますでしょうか?あ、ここからの写真は幅600ドットに縮小(趣味で3:2にトリミングしています)したこと以外、色、トリミングは一切していません。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

ちょっとズーム(DMC-TZ85の光学ズームでズームインしています)してみました。ほら、セミがいますね!
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

グーっとズームしていきます。周りに枝や葉っぱがたくさん、こういうのはオートフォーカスがとても苦手とするところです。オートフォーカスは、エッジを検出するものがほとんどですので、エッジだらけだとどこに合わせていいのかわからなくなってしまいます。この写真も、一番後ろの葉っぱにフォーカスがあっているようです。

でも、ここでマニュアルフォーカスに切り替え、コントロールリングをクリクリっと回していけば、ほら!羽の模様がわかるところまでしっかりフォーカスを合わせることができました。まるで目の前にいるセミを撮影したみたいです。
SiSO-LAB☆LUMIX DMC-TZ85。高解像度モニター&ファインダーでマニュアルフォーカスも楽しい。

コントロールリングの操作感がもうちょっとダイレクトだともっといいんですけど、DMC-TZ85、なかなか楽しいデジカメです。妻が使っていない時に色々撮影させてもらっちゃおうかな、と思います。

 

Panasonic コンパクトデジタルカメラ ルミックス TZ85 光学30倍 ホワイト DMC-TZ85-W
パナソニック
光学30倍、4K動画、3つのダイヤル操作、高解像度液晶モニターにさらに高解像度なファインダー装備の、コスパ良好なデジカメです。

 

今日の一言二言三言

 

ごちゃごちゃと した背景の 中にいる

被写体狙う ならばMF

 

オートフォーカスってどんどん進化して高速化していますけど、まだまだどうしても合わせられない状況ってあるかと思います。そんな時は、マニュアルフォーカス機能が役立ちます。そして、それを支えるマニュアルフォーカスの操作性と高解像度なファインダー(モニター)ってのは大事ですよね。

あ、ファインダーを覗く場合は、片目は閉じず、開いて被写体をしっかり見ると吉です。

 

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