100均で最強かつコスパ最高の固形燃料はダイソーパック燃料かな?ESBITポケットストーブにも2個ピッタリ収納♪
あこれがのESBITポケットストーブを手にしてから、煤が出なくてポケットストーブに収納しやすくて、火力もあってコスパもいい燃料を探していましたが、ダイソーで売っているニチネン・27gパック燃料4個入りが最強という結論に達しました。
1パック27gで500ccの水を沸騰できる固形燃料
ESBITポケットストーブ、コンパクトでクールな機能美が美しいのですが、付属の(いや、ポケットストーブの方が付属かも)燃料は軽量で火力もそこそこあり、しかも保存性も良くていいのですが、煤が出るのが難点です。そんなわけで、ポケットストーブに収まりが良くてコスパのいい別の燃料をちょっと探していました。
100均ショップで30g固形燃料3個入りと、27gパック燃料4個入りを購入してきて試してみたところ、30g固形燃料では400ccの水を沸騰させて3分ほど沸騰維持させるのが精一杯でした。また、以前の実験で、500ccの水だと沸騰直前ぐらいで力尽きることがわかっています。
ところがパック燃料では、400ccの水を沸騰させて7分近くも沸騰状態を維持することができました。そんなわけで、水500ccでも試してみたところ、余裕で沸騰、5分間は沸騰状態を維持することができました。
パック燃料の詳細ついては、姉妹サイト「百均浪漫/SiSO-LAB」の方にまとめています。
パック燃料27g、4個入り。販売元はダイソーだけど実はニチネンでなんだか安心。日本製。 2015/02/20 |
ESBITポケットストーブに2パック収納可能
ポケットストーブは内部にエスビット固形燃料80gを収納できる用になっていますが、27gパック燃料の場合、2つ収納することができます。
まるでESBITのポケットストーブを意識して作ったんじゃないか?と思えるぐらいのジャストフィットサイズです。
五徳もしっかり閉じることができます。ちなみに3つは入りませんでした。
パック燃料の正しい?使い方
パック燃料をESBITポケットストーブにセットする場合、どうしてもこのように置いてみたくなります。
しかし、パック燃料の説明書を見ると、パック燃料のフチの一辺が着火する場所として指定されています。また、使用イラストを見ると、器の中で立てて使用するようです。そんなわけで、ちょっとクニャっと曲げて見ました。
これなら着火しやすいですし、炎も無用に広がらなくて熱伝達効率が良さそうです。また、中央に空間ができているため、空気もしっかり入りそうです。
炎はジワジワ燃え広がって不思議な燃え姿
固形燃料のように揮発するわけではないので、いきなり「ボッ」と燃えるのではなく、ジワジワっと燃えていきます。
袋部分が燃えて破れたからと言って一気に燃え広がるわけでもなく、ゆっくりとしたペースで炎が広がっていきます。
もう、上面は袋が無くなって入るはずですが、燃え方としてはこんなもんです。
全体が燃え始めたところです。よく見ると、炎がパック燃料の無いところまで広がっています。恐らく、揮発した燃料がポケットストーブ内で広がり、酸素に触れて燃焼してるんでしょう。でも、固形燃料と比較すると広がりは少なめに感じます。
燃焼後の片付けも楽チン
パックそのものがビニールっぽいので、少しは煤とか出るのかな?と予想したのですが、ティッシュで鍋底をふき取ってもそれらしきものはありませんでした。それより面白いのが燃えカスです。こんな感じでした。
ツンツンするとポロっと取れました。固形燃料と違って、ワックスみたいなものが残るわけではなく、灰の塊のようなものが残ります。片付けは簡単でした。
7分で500ccの水を沸騰させて13分弱燃焼
水500ccで試してみたところ、7分で沸騰、沸騰状態を5分維持することができました。30g固形燃料ではここまでのパワーがありませんので驚異的です。しかも100均ショップで、30g固形燃料が3個入りに対して、27gパック燃料は4個入りで売られており、コストパフォーマンスもよいです。
もしかしたら、寿がきやの「みそ煮込みうどん」を作れんじゃないかと思って調理してみました。先日のハイキングでも紹介したインスタントの袋麺ですが、これがなかなか美味しくて、最近よく食べています。
普通、ラーメンなんかですと調理時間3分とかですが、みそ煮込みうどん、麺をほぐすのに2分、柔らかくするのに2分、煮込むのに2分ということで、合計6分の時間を要します。麺がとても太いので調理時間がかかるんでしょう。
ちょっと測ってみましたが、なんと乾麵状態で太さ5mmもあります。
パック燃料ではちょっと時間が足りませんが、だいたいできちゃうんじゃないかと思って試してみました…が、麺を入れたらいきなりお湯の温度が下がっちゃいました。固形燃料より火力はありますが、普段使っているアルコールストーブと比較するとパワーはちょっと低いようです。
でも、なんとか頑張ってくれて完成しました!ちょっと煮込みが足りませんが、きっと、普通のラーメンだったら余裕だったでしょう。
難点は使いきりしかできないこと
コーヒー一杯分のお湯を沸かすだけなら、ちょっとオーバースペックなので、できればパック燃料半分ぐらいで使いたいところです。しかし、このパック燃料、途中で火を消すことができませんし、あらかじめ分量を調整することもできません。
そんなわけで、15gパック燃料があるともっと使い勝手が良さそうです。
Esbit(エスビット) ポケットストーブスタンダード(固形燃料4g×20個付) ES20920000 – amazon.co.jp 現在、amazon在庫復活中。送料無料に誘われて、ついに買っちゃいました!はぁぁ、なんだか触っているだけで満足です。でも、自作アルコールストーブとかいろいろ持っていて、どういう住み分けで活用していくのかは現在考え中です。まあ、趣味の一品と言うことで。:-D |
今日の一言二言三言
エスビット 燃焼効率 すご過ぎる
煤が出なきゃ 最高だけどな
と、ここまで散々パック燃料が~と書いておいて、最後はエスビット(固形燃料)の話です。エスビット燃料とパック燃料を比較すると、コストパフォーマンスではパック燃料の方が5倍以上良いことになると思うのですが、ポケットストーブの中に収められる燃料としては、やはりエスビット燃料の方が高パフォーマンスです。
ポケットストーブ本体への収納を考えた場合、固形燃料ならば30gが2個、パック燃料ならば27gが2個しか入りません。しかし、エスビット燃料なら80g入れることができ、しかも同じ重さならば湯沸し能力は他の燃料の倍近くあります。
これでススが出なかったら、本当にいい燃料なんですけどね~。
憧れのESBITポケットストーブ
中学生の頃からの憧れ、シンプルでミニマルな機能美、エスビット・ポケットストーブを買っちゃいました。ススやヤニが多くて買っても使わなくなっちゃう人が多いそうですが、SiSOの場合、最初からどう使おうかよくわからないような感じもあったりなかったり…。趣味の一品です。:-P |
参考になりました
真似てダイソーで買ってみます。