ワイン通じゃないSiSOが1,000円ぐらいの安くてほどよく美味しいワインを選ぶ方法とか。
近所のスーパーで税込み1,112円で売っているフルボディの赤ワインを発見。これ美味しいんじゃないのかな?と思って買ってみたら、ふむふむ、なかなか芳醇な香りで豚のしょうが焼きにも負けない味わい、妻にも好評でした。
安くて美味しいワインが多いチリ産
「すごく美味しいワイン」の話ではなく、「1,000円あたりでほどよく美味しいワイン」の話です。なんだか趣味と言うほどでもなく素人で庶民的な言い回しですが、まさしくそんな感じで。
最近は酒屋さんだけでなくスーパーでもずらっとワインが並んでいます。酒屋さんなんかだと「当店のオススメ」というポップとともにコメントが書いてあったりしますが、そのお店と相性がよければ読んだ印象の通りに購入すればよいかと思います。
でも、何もなくいろいろなワインが並んでいたら…そんな場合は、「チリ産」で「レセルバ(RESERVA)」と書かれているワインで1,000円あたりのものを選ぶのが良いかと思います。
と、今までちょこっとだけ聞きかじった知識と経験則で購入していたのですが、ちょっと調べてみました。
チリ産ワインは関税が安くブドウもいいらしい
概ねワインの関税は15%(または1リットルあたり125円)とのことですが、チリから輸入する場合、バルク(瓶詰め前の状態)だと0%、瓶の状態のものも段階的に関税が下げられており、昨年では5.8%、2019年には0%になるようです。そのため、原価が1割ほど安い=同じ値段ならグレードの高いワインということが期待できます。
また、チリは適度に寒暖の差があって乾燥した土壌ということで、ワイン向けのブドウが美味しく育ちやすい土地柄だそうです。さらにブドウの大敵「フィロキセラ」という害虫がいないため、ほぼ無農薬でオーガニックな栽培がされているとのことです。しかもそのブドウも19世紀にフランスから輸入されたもので、20世紀の初頭、栽培方法や醸造技術もいろいろあって改良された模様。
調べてみると、へ~っとなるような歴史的な偶然とかあって興味深いです。
ビニャ マイポ レセルバ ビトラル シラー
というわけで、さきほどからチラチラと写真をアップしていますが、今回、近所のスーパーで購入したのは「Viña Maipo Reserva Vitral Syrah」という赤ワインです。
サントリーがチリから輸入している赤ワイン(フルボディ…三段階評価で一番ディープなやつ)で、サントリーのホームページではこんな紹介文が掲載されています。
シラーは、ビニャ マイポ社のフラッグシップともいえる品種です。熟したプラムやブラックベリーを思わせる香りと、チョコレートやバニラを思わせる味わい。まろやかなタンニンでバランスのとれたワインです。
また、ビニャ マイポ社のホームページも日本語版があり、そちらで確認すると「アメリカン・オーク樽で8ヶ月間に熟成」(その後はステンレスタンクで熟成とのことです)とのことで、なんだか1,000円ぐらいでそんなワイン飲めていいのかな?なんて気分になります。
スーパーにて気まぐれで購入したワインでも、調べてみるといろいろな情報があり、より美味しく感じちゃいますね!
さてさて、SiSO的コメントは…味を語るほどワイン通ではありませんが、ちょっとだけ書くと、フルーツっぽい香りがとても良くて甘いのかな?と思わせておいて、実際に飲むと心地よい重さが飲み応えを感じます。味もほどよく尖って(スパイシーというのかな?)いるけど渋すぎることなく、飲みやすいフルボディの赤ワインです。
というわけで、まだ安いのでもう何本か買ってこようかと思います。
ビニャ マイポ レセルバ ビトラル シラー 750ml – amazon.co.jp 今回は近所のスーパーで購入しましたが、amazonでも送料無料で結構お安くラインナップされています。 |
今日の一言二言三言
赤ワイン グビっと飲んで あれこれと
妻と語らう 夕食のあと
実際には子供にあれこれ注意したりと超生活観たっぷりの食後ですが、たまには美味しい赤ワインでも買ってきて夕食の時に開け、食後も飲みながらのんびり語らうのも素敵な時間です。なんか、特にここ1ヶ月、すごく忙しくてバタバタしているので、大事な充電タイムです。
そういえば、EUとの経済連携協定交渉で、EU産ワインへの関税を年間で撤廃するという提案もあったそうなので、今後、ヨーロッパ系のワインの価格も変化してくるかもしれません。
2015/06/29追記:というわけで、追加で3本買ってきました♪
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