明るくて目に優しい卓上型デスクライトを1万円以下の予算で…と悩んで山田照明のZ-3500Wを購入。
最近はミニ四駆なんかの部品をいじったりするので、明るいデスクライトが欲しくなりました。最近はLEDタイプの性能も向上しており、蛍光灯タイプとどっちがいいかな?なんて悩みましたが、結局、デザインの好みもあって蛍光灯タイプの山田照明Z-3500Wを購入しました。
デスクライトの明るさ、JIS規格照度基準A型とかAA型って何?
明るさを「なんちゃらルクス」という単位で表現することは以前から知っていましたが、それに対してJIS C 8112という規格で定められているようです。
照度測定は以下のように行われると定義されています。不思議とスタンドの高さは定義されていないっぽいですが、まあ50cmも離れればそれなりの高さが必要ってことでしょう。「光測定」のところで「40cm」という表記が出てくるので、メーカーは40cmぐらいを基準にしているかもしれません。
- ①スタンドの前方半径 30 cm の 1/3 円周上
- ②スタンドの前方半径 50 cm の 1/3 円周上
上記条件において、明るさ(lx)を測定するとのことで、AA形の方が明るいデスクライトと言うことになります。
- A形…①150 lx 以上、②300 lx 以上
- AA形…①250 lx 以上、②500 lx 以上
- 一般形…規定しない。
イラストで説明するとこんな感じになります。
今更、蛍光灯タイプのデスクライトを選んだ理由は「故障時の対応」
というわけで、せっかくなのでAA形に該当する、明るいデスクスタンドを探し始めたのですが、意外とLEDタイプで蛍光灯スタンドJIS照度AA形相当というのが見つかりません。パナソニックなんかは明るさよりも色温度にこだわっている感じです。
そう言いつつも、多くはありませんが最近はLEDタイプの進化がなかなか素晴らしいようで、1万円以下でもJIS照度AA形を満たす明るいデスクライトが発売されています。また、LEDは多光源なので影も多重に出てしまうものですが、これらも1万円近いクラスの機種では解決されているとのこと。
で、実売価格1万円以下、スタンドタイプということで探すと、TWIN BIRDのLE-H616BとかLE-H841Bなんかよさげです(意外と白は在庫がないのね…)。
TWINBIRD LEDデスクライト(AA型相当) ブラック LE-H616B – amazon.co.jp TWINBIRDの製品で、照度はJIS AA形相当とのことです。また、デザインは好みじゃないのですが、LE-H841Wはこちら。 TWINBIRD LEDデスクライト Airled ブラック LE-H841B – amazon.co.jp |
しかもLEDは電力消費は少なくて長寿命!…ん?長寿命っていっても、もしかして交換が簡単にできないのかも?
LEDタイプだと、LEDが劣化したときとか切れちゃったときに交換、となると、それは交換じゃなくて修理なんだろうな、と。LEDの方が使用時間(3万時間とか4万時間とか言われてますけど)は長いですが、そもそも電化製品自体耐用年数10年ぐらいでしょうし、蛍光灯だって1万時間ぐらいは寿命があります。
なんて考えだしたら、明るさの次に大事なのは発光体の寿命よりも「本体の丈夫さ」、そして「デザイン」(長く使うので)のような気がしてきました。
そんなわけで、結局、LEDタイプではなく蛍光灯タイプを購入しました。
YAMADA Z-3500W、JIS規格照度AA形クラス!
というわけで、LED、蛍光灯は問わず、予算内で明るさを満たすものを探し、デスクライトとしては定評のある山田照明株式会社でいい感じのを見つけました。
購入したのはZ-3500Wです。山田照明株式会社の商品説明を見ると、30cm離れて1011LX、50cm離れても420LX、JIS規格照度AA形の要求値を軽くクリアしています。はっきり商品紹介には書かれていませんでしたが、AA形クラスということになります。
https://www.yamada-shomei.co.jp/search/detail.php?code=Z3500W
しかもスタンド付きでアームも丈夫そうです(実はTWINBIRDを買わなかった理由の1つがアームのデザインだったりします。なんとなく弱そう…)。人感センサーはどっちでもよかったのですが、コンセントは便利そうですね!
というわけで届きました。購入はamazon.co.jp、梱包はされておおらず、はそのままデスクライトの箱に伝票が貼られた状態でやってきました。段ボールに入れてくれなくてもいいですけど、プチプチで包装ぐらいはしてほしいかな。
妙にずれたところに持ち手がありますが、中身のバランスが考慮されており、持ち上げるとちょうどよくバランスします。
卓上用スタンドとクランプの両方付き!でお得。
それではゴソゴソっと中身を出してみます。なんかパソコンみたいにびっしり入っています。さすが山田照明株式会社。テンション上がります。
普段の作業机がコタツのため、卓上用のデスクライトを購入しましたが、このZ-3500W、なんとクランプも付いており、どちらの使用方法にも対応します。まずは卓上用スタンドです。
こちらがクランプです。デスクの隅にクランプで固定することもできます。その場合はクルクル回すことができるとのことです。
本体も丁寧にビニール被っています。まあ、これは普通かな。
光源は「直管蛍光灯FHF24形(昼白色)」1本です。
本体下側を見ると、大きなビスが1つと黒い突起があります。この黒い突起は転倒時に電源を切るスイッチになっています。大きなビスはスタンドと接続するために使用します。
人感センサー機能もいいけど600Wコンセントが便利かな?
とりあえず試しに点灯してみました。デジカメ(いまだにPanasonicのDMC-FZ28)をマニュアルで露出、ホワイトバランスを固定して撮影してみました。まずは点灯前です。
そして点灯!ふむ、なかなかいい感じです。この2枚の写真はリサイズ以外の編集はしていません。
人感センサーは本体の電源スイッチの上についていて、5分で消灯するようになっています。これはスイッチで無効化することもできます。
そして、スマートデバイスなんかを充電するのに便利そうな600Wコンセントです。右後ろに、人感センサーのスイッチがあります。
山田照明というと日本製!というイメージがありますが、本製品は中国製でした。
ちょっと写真撮影の補助ランプに使ってみよう
「Z-3500Wだから~」みたいな話とは全く関係ないのですが、ちょっと嬉しかった話を1つ。
ブログであれこれ書くのが趣味な都合上、あれこれすると写真撮影をします。というわけで、今まで使っていたデスクライトと並べてみました。Z-3500Wのセードを下げると、古い方のデスクライトが置く側から、Z-3500Wが手前側から照らすようになります。
それではちょっと写真撮影してみます。被写体は、最近お気に入りの100均グッズで組んでいるアウトドア食器セットです。まずは窓からの明かりだけです。写真の色補正や明るさ・コントラストなどの調整はしていません。
続いて奥側からだけ照らしてみます。
続いてZ-3500Wも一緒に。両側から照らすので影が少なくなりました。Z-3500Wを点灯すると発色がとても好みの色になりました。うれしいなぁ。
ついでにミニ四駆のボディとか…。
100均グッズの砂時計とか。どれも発色が良くて写真撮影が楽しくなります。
あ、なんか本題から外れてしまいましたが…明るくて色も見やすく、細かな作業をしても見やすそうです。
蛍光灯からカラカラ音がするのは異常じゃないらしいよ
ダンボールからZ-3500Wを出しているときに気になったんですが、何やら蛍光灯を傾けた時にカラカラというかコロコロっと中を何かが転がっている音がします。でもちゃんと点灯します。
ネットで調べてみたところ、どうやらこれは水銀の玉らしいです。通常、付着しているそうなのですが、運搬中などに取れることがあり、これがコロコロっと。
蛍光灯の中からカラカラ(コロコロ)音がする|オール☆ライトのSTAFFブログ – 店長の部屋Plus+
点灯させているうちに無くなっちゃうそうです。へー、という感じでした。
Z-LIGHT Z-3500W ホワイト – amazon.co.jp あれこれ悩んで結局、蛍光灯タイプのデスクライトを購入しました。とても明るく、また全体的に照らしてくれるのでいい感じです。 |
今日の一言二言三言
LED 卓上スタンド 売り出され
規格の名前も 合わせて変更
デスクライトの照度は、JIS C 8112という規格で定められています。規格の名称は元々「蛍光灯卓上スタンド」だったそうですが、2008年に改正され、「LED卓上スタンド・蛍光灯卓上スタンド」になったとのこと。
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