ネットニュースを素早く仕分け、後でオフラインで読むにはFeedlyとPocketのタッグが吉。 – Andorid、iPhone、いろいろ連携。
Nexus7にて説明しますがiPhoneでも同じことができます。Nexus7、7インチのせいかアプリの方がたくさん情報を表示してくれるので、説明には情報量が多めでいい感じです。ここ数日に渡って、RSSフィードリーダーを使って効率よくブログ等の更新情報を集めたり、1,000件以上のネットニュース等の情報を一気に読む方法…といいますか、欲しい情報と不要な情報に素早く振り分ける方法を解説していますが、今日は、さらにWiFi対応しかしていないタブレット端末等でも外でニュース等の情報を後読みする方法について説明します。
RSSフィードリーダーでニュースを一気読み!
「1,000件以上のニュースを30分で読む」と言いつつ、1,000件をしっかり読むという目的ではありません。1,000件から必要な数十件を仕分けて読もう、という方法についての話です。ニュースなんか見ていても、関心のあるものと無いものがあります。また、斜め読みで読みたい記事とそうでないものを分けている時は、綺麗なレイアウトよりも単純にタイトルが並んでいるほうが助かります。
ここまでの経緯については、以下のエントリに書いていますので、良かったら読んでみてください。
そんなわけで、RSSフィードリーダーの1つである、Feedlyを使っています。
Feeldy等のRSSフィードリーダーを使うと、大きなところで、以下の2点のメリットがあります。
- 大量のニュース記事をタイトルと冒頭文で斜め読みできる。
- たまに更新されるブログを見逃さない。
今日は、さらに、オフラインで「後で読む」サービスも使い、3G/LTEが無い端末でも、「お出かけ前に読みたい記事をチェック、移動中にしっかり読む」ということができる方法を紹介します。
Pocketを使えばiPod touchやWi-Fi専用端末でも外で読める
Feedlyでは、気になった記事を集めておくために、「Save」という機能があります。しかし、この機能は一種のブックマークのような機能なので、後で読もうと思っても、インターネットに接続されていないと読むことができません。また、MVNO契約で運用していると、なるべくWi-Fi環境下でことを済ませて通信量を節約したい、というのもあったります。
世の中、便利なサービスがありまして、「後で読む」と呼ばれている、ネット情報をサーバーに登録、それを端末と同期することで、オフライン状態でも読むことができるようにするものがあります。我が家では、「Pocket」というサービスを使っています。以前は、「Read It Later」という名前でした。
Feedlyには、直接、Pocketへ送信する機能があります。従って、以下のような運用が可能になります。
- 出勤前に、Feedlyでニュースサイトをチェック
- 気になるニュースは、FeedlyからPocketに登録
- Pocketと端末を同期
- 出勤移動中にPocketでニュースをオフラインで読む
これにより、ザクザクザクっと欲しい情報だけピックアップしておき、後でゆっくり読む、ということが可能になります。
Feedlyの保存ツール設定をPocketに変更
Feedlyでは、記事を表示している画面右上にあるメニューボタンを押すことで、メール送信やPocketへの登録をすることができます。しかし、いつもPocketへ登録するのであれば、もっと便利で手軽な方法があります。
Feedlyは記事を表示するとき、画面右上に「共有」や「保存」のボタンが表示されますが、このボタンは、変更することができます。Feedlyの「Settings」から「Favorite Saving Tool」をタップして設定画面を開きます。
「Feedly」、「Pocket」、「Instapaper」から選択することができます。ここで「Pocket」を選択します。
改めて記事を表示してみると、保存ボタンが「Pocket」のアイコンに変わっていることがわかります。
あ、Pocketのユーザー登録と、Pocketのインストールはあらかじめ行っておいてください。
FeedlyからPocketに登録、Pocketにてオフラインで読む
気になる記事をFeedlyからPocketに送ったら、今度は、Pocketを起動します。
Pocketはユーザー設定が済んでいれば、すぐに現在保存されている情報が表示されます。先ほどFeedlyから登録した情報も既に保存されているようです…が、インデックス表示のための情報しか保存されていないことが多いです。
というわけで、念のため、「Refresh」をしておきましょう。
これでオフラインで表示できるようになりましたので、3G/LTE通信できないタブレット端末などでも、出勤移動中にバスの中でニュースを読むことができます。
また、Pocketですが、単に後で読むだけでなく、それぞれの情報にタグ付けしたり、タイトル検索をしたりすることができるため、ちょっとした情報管理ツールとして使うこともできます。
今回、Nexus7での操作を紹介していますが、iPod touchやiPhone用にも、Feedly、Pocket、両方アプリがリリースされていますので、同じことができます。
- Feedly – Google Play の Android アプリ
- Pocket – Google Play の Android アプリ
- Feedly Reader – DevHD (iPhone,iPod touch用)
- Pocket (Formerly Read It Later) – Idea Shower (iPhone,iPod touch用)
※本エントリ作成時点では無料ですが、ダウンロードされるときはご確認ください。
今日の一言二言三言
お出かけ前 ニュースをサクサク ピックアップ
同期をしたら 外でも読める
Pocketは、iPod touch時代から愛用しています(当時は、Read it Laterでしたが)。データ保存量については特にサイズ制限が無いようで、Evernoteのオフラインノートのごとく、ガンガン溜め込むことができます。また、タイトルだけですが検索もなかなか早く、いいツールです。
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