Evernote – 使い方はゆるく悩まず、ノートブックは1つ。タグは好きなだけ。使い分けないのが我が家のトレンド。
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
昨日、ブログにEvernoteのスクリーンショットをアップしましたが、それを見て友人から「ノートブック、1つなの???」と聞かれました。はい、1つです。目的や状況によってベストな使い方は違うと思いますので、使い方の1つとして紹介します。今のところ、SISO的にはベストです。
■Evernoteを何に使う?
Evernote、時々ブログのネタにもしていますが、なんだかんだと使い始めて4年になります。ライフログみたいな使い方はしていませんが、現在、ノート数約3,600、タグ数約340です。ノート編集中などに、時々ガクっとプチフリーズすることがあるのを除けば、本当に素晴らしいツール(システム)だと思います。
Evernoteと言えば、
- なんでも保存
テキスト、写真、音声、ホームページやドキュメント、大抵の物は保存して管理することが出来ます。しかもOCR機能があり(Evernoteサーバー側にて解析していますが)、写真に写っている文字も認識してくれます。
- どこからでもアクセス
Windows、MacなどのPC、iPhone等のスマートフォンからアクセスすることができます。また、Webブラウザからのアクセスもなかなか強力です。そのため、クライアントソフトがインストールされていないコンピュータでも、かなり快適に使用できます。
- すばやく検索
タイトルだけでなく、全文の検索をすることができます。また、写真に写っている文字もテキストとして認識してくれますので、写真撮影した名刺も認識してくれます。
というわけで、Evernoteってのは、
何でも切り貼り書き込みできる
スクラップブックの電子版を
さらに進化させた道具
と考えればいいと思います。「なんでも情報を記録してウンヌンカンヌン…」なんて言われてて、おもしろそうで便利そうだけど、何に使ったらいいのかよくわからないツールと思われている方も多いかもしれませんが、ぶっちゃけ、そういうもんだと思って使っています。
うちでは、主に、調べ物をして関連情報を保存、何か実験したり考察したことをレポートにまとめる(=大体の場合、ブログの元ネタになりますが)のに使っています。Evernote単体でもすばらしいですが、Webブラウザのアドオンと組み合わせると、情報収集がさらに簡単です。またドキュメントエディタとしても、そこそこの表現力がありますので書きながらイメージを膨らませることができます。
他には、単なる記録ではなく、記憶にとどめておきたいもの(検索の高度さ等が基準)などです。例えば、料理レシピです。タイトルだけでなく、全文検索できますので、気に入って保存してある料理レシピの中から、材料をキーワードにして検索することも出来ます。料理レシピについては、保存しておくとすごく便利なので、また、別のエントリで説明します。
■ノートブックとタグの使い分け…はしない。
ノートブックとタグの使い分けに悩まれている方をネットなどで見かけたり、使い分け方法が紹介されています。我が家での使い分けはとてもシンプルです。それは、
ノートブックは1つにして、悩みを1つ減らす。
ことです。ノートブックを分けたところで、今度は、タグ付けに悩んでしまうものです。ノートブックを分けることでタグ付けに悩まないのであれば、それは価値ある悩みです。しかし、いずれにせよタグ付けの悩みが待っています。それならば、ノートブックを1つにしてしまえば、少なくとも、「ノートブックとタグの使い分け」という悩みから開放されます。
最近、ノートの数が3,500越えましたが、相変わらずノートブックは1つのままです。何も困りませんので。もし、ノートブック毎にユニークなタグを付けることができ、例えば、ノートブックを切り替えるたびに表示されるタグのリストも変わるとかだったら、目に入る情報量を減らせるので考えるかもしれません。
Windowsのクライアントにて、Databasesというフォルダの中を見るとわかりますが、ノートブック毎にデータファイルが作られているわけではありません。従って、ノートブックを分けたからと言って、検索などの処理速度がぐぐっとあがることは無さそうです。
恐らく、プログラム的感覚で想像すると、ノートブックはファイル管理のような大きく強力な集合分類ではなく、単なる検索キーの1つだと思われます。ひょっとしたら、内部データは、単に、単独のタグのようなデータが、ノートに付加されているだけなのかも…。
そんなわけで、保存するノートブックを考えたり、後でデフォルトのノートブックから整理したりするぐらいだったら、タグだけで管理するほうがシンプルではないでしょうか?
■それでもノートブックを分ける時
恐らく、今後、ノートブックを分ける時が来る可能性はあります。それはノートブックの共有を行う場合や、プレミアムアカウントが切れている時に容量制限にひっかかり、やむを得ず、一時的にローカルなノートブックに保存する場合かな、と思います。
或いは、「ノートブックの振り分けに、まったく迷いが生じないようなカテゴリ分け」ができるようになったら、分けるかもしれません。
それまでは…恐らく当分、ノートブックは1つです。
■今日の一言二言三言
Evernote、いろいろな種類の情報を扱うことが出来ます。しかも、検索機能がなかなか強力です。検索機能によってノートを抽出することで、まとめてタグ付けしたり、ノートブックの移動をすることができます。なので、それほど労力をかけなくても、後でどうとでもなります。そんなわけで、
あれこれ使い方決めなくても
楽しくゆるくシンプルに使おう。
と思うのです。必要になったとき、強力な検索(抽出)機能を使って、整理しなおせばいいだけのことです。迷っている、悩んでいるのであれば、
ノートブックはシンプルに1つ
をオススメします。
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