iPhone/iPod touch – 超格安自作非破壊自炊用ブックスキャナ開発・迷走中。カメラのフォーカスが合わない…。
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
AU版白ロムiPhone4Sを持っていまして、カメラ性能、なかなかのものです。そこで、iPhoneとカメラアプリを使って、超格安の非破壊自炊用ブックスキャナを作り、書籍を破壊することなく電子書籍化できないかな?と思って、ボチボチっと工作したりしています。本体は完成したのですが、また思わぬところで引っかかってました。
■インターバル撮影のできるCamera Awesome
今回、カメラアプリは、無料でインターバル撮影も出来る「Camera Awesome – SmugMug」を使います。このカメラアプリ、エフェクト系は有料ですが、カメラとしての基本部分は無料で使うことができます。広告表示も無く、なかなか良いアプリです。でも、アイコン名はかなりイマイチ…。
Camera Awesomeには、インターバル撮影モード(一定時間間隔で連続撮影)がありますので、これを使います。「ボリューム+」ボタンで撮影スタートできますので、iPhoneをひっくり返してブックスキャナにセットし、横からボタンを押してスタートさせることで撮影開始します。
ブックスキャナには、書籍の位置決めのために、ダンボールでガイドをつけておきました。これで、いつも安定した位置で撮影できるはずです。
それでは、こんな感じで撮影開始です(実際には、表紙から撮影スタートしているので、いきなり本を開いて撮影はしてませんが、撮影中のイメージがわかりやすいように、ということで)。
■まずは軽く光源問題でつまづいた!
まずは表紙を撮影してみたのですが…よく考えてみれば当たり前なのですが、光量が足らず、なんだかボヤっとした暗い写真になってしまいました。あ、撮影は、夜間、蛍光灯の下で行っています。
フラッシュ撮影したら、今度は、書籍の一部分がテカってしまいました。また、ライトモードにして撮影しても、あまり大差がありません。
しょうがないので、蛍光灯の電気スタンドを持ってきて、こんな感じに設置してみました。光の向きがいい感じで、この角度から照らすとiPhoneに光が入らないため、テカリが無く、しかも全体が明るく撮影できるようになりました。
実際に本を開いて押し当ててみたところ、いい感じでぴったりガラス面に沿ってくれました。やっぱり、無理やり開かないというのは大事なことですね!ここが、このブックスキャナの特徴です…と、しれっと「ブックスキャナ」と呼ぶにはちょっと抵抗がありますが…。
■撮影しているうちにフォーカスがズレズレ?
インターバル撮影なので、勝手にどんどんシャッターを切ってくれます。ページめくりは手動ですが、「カシャッ」と音がするたびにページをめくってブックスキャナに押し付けるだけです。あまり鳴れていない状態でも、7秒ぐらいまでは行けそうです。
もし間に合わなかったとしても、もう一度、同じページを撮影するだけなので、慌てることはありません。
で、とりあえず一章を撮影してみて中間結果を見てみました。
おお、さすが、さすが。きれいに撮影できています。
ところが何枚か確認しているうちに、あれ?
まさかのピンボケ。何度か試してみましたが、何枚か撮影しているうちにピンボケ写真になってしまいます。
■他のカメラアプリでも…
というわけで、他のカメラアプリでも試してみました。
- CameraSharp – screensmudge
このカメラアプリもインターバル撮影ができるので試してみました…が、やっぱりフォーカスがずれてしまいます。使い勝手はいいカメラなんですが。ちなみに、拍手や口笛でシャッターを切ることもできます。スキャンする時に、口笛吹いて撮影するのは楽しそう!です。でも、まあ、フォーカスの問題があるのでダメですが。
- OSnap! Time-Lapse & Stop Motion – Justin Cegnar
これは微速度撮影カメラアプリです。以前、「こんなことできません」風の動画を撮影するのに使いました。アウトプットとしては動画ですが、静止画をフルサイズで出力するこもできます。また、フォーカスや露出の固定も出来ますので、この機能に期待して使ってみました。しかし、結果は同じで、途中でフォーカスがずれてしまいます。
2013.02.16 ピタゴラスイッチの「こんなことできません」をスマホ(iPhone)だけで簡単に作ってみました。子供にオオウケ!
■やはりここはプロカメラか!?
どのアプリも、最初にフォーカスロックさせても、書籍をめくっているうちにフォーカスがずれてしまいます。やはり、ここは「真の置きピン」ができる、プロカメラの登場か!と思いきや、大きな問題が!?
というわけで、次回、ちょっと反則な裏技を使います。
■今日の一言二言三言
iPhoneのカメラはやっぱり頼もしい
まあ、スペック的に言えばiPhoneに限らず、ですが、実際に撮影してみて拡大(正確には、拡大縮小を行わず、切り抜いただけ)した状態を見ると、かなりくっきり写っていてびっくりしますよね!フォーカスさえ合えばね。フォーカスさえ合えば…。
AU版白ロムiPhone4Sを使っていまして、カメラ解像度は800万画素です。現在はiPhone5も白ロム品が流通していて、5万円~ぐらいな感じです。今回の目的であれば、iPod touch 5thでも500万画素のカメラとLEDフラッシュが装備されているので今回の用途でも十分な能力があります。以前、知人からiPhone4(500万画素)を借りてテストしたことがありますが、十分な解像度がありました。 ※「白ロム」と「SIMフリー]は意味が異なりますのでご注意ください。SISOのiPhone4Sは、AU白ロム品をSIM下駄を使ってSIMフリー化しています。 |
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確かiPhoneにはピントを固定する機能があったような