山ランチの調理におすすめかも。100均ジェル着火剤を燃料にしてお湯を沸かしてみるってどう?
ダイソーでジェルタイプの着火剤が売っていますが、使用量を調整できるので300ccの湯沸しでもちょうどよく燃料を使えていいかも!と思い、ESBITポケットストーブで試しにお湯を沸かしてみました。
パック燃料や30g固形燃料だと燃焼時間がちと余る
ハイキングに行くときは、自作のアルコールストーブやESBITのポケットストーブを持っていき、道中や山頂でお湯を沸かしてコーヒー飲んだり、ちょっとした料理をしたりしています。
ESBITポケットストーブなどでお湯を沸かすときは、パック燃料や固形燃料が手軽で便利です。でも、お湯をちょっとわかすだけだと燃料が余って、そのまま消えるまで放置しておくなんてことありませんか?
お湯を沸かす量によって燃料の量を調整できたらいいな、と思って目を付けたのが、主成分メタノールのジェル状着火剤です。
このバーベキュー用着火剤はダイソーで購入したもので、主成分はメタノールということで燃焼時のにおいもほとんどなく、またジェル状なので使いたい分だけ出し、フタをして密閉することができます。
ただ、燃料用アルコールと同様、飲んではいけません(メチルアルコールはお酒とは違い、危険です)。また、よく燃えますので燃焼中の継ぎ足しは超危険です。
ゼリー飲料のようなパッケージなので、持ち運びも簡単、中身が減ってくればコンパクトにできることから、これって案外ハイキング向き?な気がします。
ダイソー バーベキュー用着火剤ジェルタイプについては、姉妹サイト、百均浪漫で紹介しています。
300ccのお湯を沸かせるかな?鍋はもちろんダイソーの…
それではジェル状着火剤で300ccのお湯が沸かせるか実験してみたいと思います。300ccというのは、日清カップヌードルなどのカップ麺に必要なお湯の量ということで、わりと需要の高い量だと思います。
この着火時あは主成分がメタノールと言うことから、燃焼パワーはほぼほぼ同じ重さの固形燃料と同じではないかと予測しています。ゴトクは何かと便利なESBITポケットストーブを使うことにします。
ESBITポケットストーブには、普段はダイソーで売っているニチネンの燃料パックを入れています。28gのものが2個、ぴったり入ります。
ESBITポケットストーブに燃料投下。30gは無理な予感
ESBITポケットストーブ内にはアルミホイル(バーベキューコンロ用の厚いやつ)が敷いてありますので、ジェル状着火剤を入れるのにちょうどいいです。
今回は実験と言うことで、そこそこ精度よくやってみようと思います。
では、ジェル状着火剤をにょろにょろっとESBITポケットストーブに垂らします。10gでこれぐらいです。
結構、どっぷりとした感じです。もう10g、つまり合計20gぐらいまでは行けそうですが、それ以上になるとESBITポケットストーブから溢れ出そうです。
着火剤10gでは沸騰せず。でも10g追加でしっかり沸騰
それでは鍋をセットします。水は300cc、室温は約20℃なので水温も20℃ぐらいだと思います。
あ、鍋じゃないです。ダイソーで売っているステンレス食器を鍋代わりにしています。直火厳禁ですので、用途外ですいません。経験上、四角いステンレス容器は熱を加えると変形して危険、丸い容器は大丈夫なものが多いです…が、自己責任モードです。
普通のライターだと火をつけにくいので、着火部分が長くなっているライターで着火します。
お、アルコールストーブと同じような炎色です。まあ、主成分がメタノールなので当たり前かな。
お、ちょっとぶくぶくしてきました。
3分半ほどで燃焼終了です。さすがに10gではお湯は沸きませんでした。
炎が完全に消えてから、さらに着火剤10g追加です(今度は目分量です)。ESBITポケットストーブ、まだ熱いのでちょっとジュウジュウ言ってます。
2回目の燃焼開始です。きれいな青だなぁ。透明なジェルがまるでジュエリーのようです。
2分ほどで沸騰しました。先発の燃焼と合わせて5分半ほど。使用した着火剤は20gということで、ほぼ想定通りです。
沸騰したお湯は夜食のブタメンに…。ブタメンに必要なお湯の量は180ccということで、お湯がちょっと余ってしまいましたが、カップヌードル系ならピッタリだと思います。
今日の一言二言三言
透明の ジェルの周りを ゆらゆらと
青い炎が 幻想的かな
この着火剤は透明なので、燃焼している様はなかなか幻想的です。まあ、アウトドアで使うときは全然見えなくて(特に昼間は)どうでもいい話かもしれませんが。ジェル状着火剤、いろいろなシーンで役立ちそうです。
今まで、自作アルコールストーブで、「ほぼほぼ100均グッズでアウトドア・クックキングセット」を組んでいましたが、燃料用アルコールだけは100均グッズではありませんでした。いよいよ、「何もかも100均グッズ」なアウトドア・クッキングセットを考えてみようかな。
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