千円でお釣りのくるマルミPL 40.5mm偏光フィルター、OLYMPUS TG-5でも使えるのかな?

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SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。

OLYMPUS TG-5はコンバーターアダプターCLA-T01を取り付けることで40.5mmのフィルターなどを取り付けることができます。普通のPLフィルターでも使えるじゃないかと思って試してみました。

TG-5はコンバーターアダプターを使うとフィルター取り付け可能

OLYMPUS TG-5は、コンバーターアダプターCLA-T01を取り付けることで、レンズキャップや40.5mmのフィルタを取り付けることができます。普段は便利さで、スライド式レンズキャップUNX-9537を付けています。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。TG-5のコンバーターアダプター。

ロック解除ボタンを押して回すことで、スライド式レンズキャップなどのパーツを簡単に取り外すことができます。ロック機構があるので、落とすこともありません。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。TG-5のコンバーターアダプター。

せっかくフィルターが使えるということで、偏光フィルターを取り付けてみることにしました。ガラスの映り込みや、空や水面の映り込みを低減してすっきり撮影するためのフィルターです。

光は電磁波の仲間なので電波のように振動運動を繰り返す波のようなものなのですが、これがガラスに当たると波に偏りが発生し(すいません、文章に起こしつつ、イメージぐらいしかわかっていません…)、それが映り込みとして目に見える、というものらしいです。この偏った光の波を低減させる=写りこみを減らすということになります。

空がより青く写る理由は、空気中に浮いている水蒸気などで乱反射が起きて白っぽくなっているのを除去することから、青く写るということになります。

偏光フィルターはP.LフィルターとかC-P.Lフィルターと呼ばれています。一般的には、P.Lフィルターの方が効果が高く、C-P.Lの方が値段が高いと言われています。

また、一眼レフタイプのデジカメの一部は、オートフォーカスのために偏光を使用しているものがあるらしく、C-P.Lフィルターじゃないとオートフォーカス動作に支障をきたすことがあるとのことです。

TG-5はミラーは使っていませんし、安いP.Lフィルターが使えればそれはそれでうれしい、ということで、PLフィルタを購入してみました(正直、理解度的には、ちょっとリスクのある買い物でしたが…)。

MARUMI PL40.5mm 偏光フィルター 201018

というわけで、いつものamazonで購入、千円しませんでした。いや~、先日、誤ってプライム会員(現在無料お試し期間中)なっちゃんたんで、ついつい、購入欲がムラムラっと。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。

「MADE IN JAPAN」ということで日本製です。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。日本製。

公式サイトの「マルミのものづくり」を読むと、「自社製造にこだわり、一貫した「開発・製造・生産」体制を長野工場で実現。」とのことで、自社製造に拘っておられるとのことです。それでこの値段はすごいですね…。

SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。日本製。マルミ光機株式会社:マルミのものづくり

パッケージを開けると、フィルターケースに収まった偏光フィルター、そして説明書が入っていました。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。中身の写真。

レンズリングにねじ込むことは普通のフィルターと同じですが、フィルター外側が回転できるようになっており、被写体が反射している偏光に角度を合わせることができるようになっています。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。結構、サングラスみたい。

見ての通り、ちょっとサングラスっぽいですが、実際、カメラに取り付けると少し暗くなります。そのため、オートで撮影すると、シャッター速度が落ちたり、露出値が小さくなったり、ISO値が大きくなったりします。

結構な厚みです。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。結構、厚みがある。

試しに、コンバーターアダプター、プロテクトフィルター、さらに偏光フィルターを重ねてみました。なんかドドーンとレンズ部(本当はレンズじゃないけど)が飛び出していてかっこいいです。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。結構、厚みがある。

でも、撮影するとケラレ(写真の四隅に影が出る)が写ってしまいました。フィルター全体に厚みが出てしまったので、それが写りこんでしまっています。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。結構、厚みがある。ケラレ発生。

まあ、PLフィルターを付けるならプロテクトフィルターは要らないかな?と思って、プロテクトフィルタを外してP.Lフィルターを取り付けてみました。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。結構、厚みがある。

これなら広角側でもケラレが無く、ばっちりです。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。結構、厚みがある。

でも、どっちにしろ、いつも使っているケースには入らなくなってしまいました。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。結構、厚みがある。ケースに入れてみる。

P.Lフィルターを回して映り込みを減少

というわけで、列車(ディーゼルだったので電車ではありません)の中から外の風景を撮影してみました。車内から撮影すると写りこみが多くて外の景色がすっきり写りません。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。列車の車窓からサンプル撮影。

で、P.Lフィルタを少しずつ回していくと…
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。列車の車窓からサンプル撮影。

写りこみがだいぶ減って、外の景色がはっきりわかるようになりました。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。列車の車窓からサンプル撮影。

また、空なんかも青さが増します。空には細かな水蒸気が浮いており、それが光を反射、偏光させてしまうので、白っぽく見えます。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。青い空。

しかし、P.Lフィルタをクルクルっと回して調整すると、ほら、空が青くなりました。
SiSO-LAB☆マルミPLフィルター、TG-5に装着。青い空。

風景の色コントラストは、最近のデジカメであればHDR撮影することでかなりきれいに撮影することができます。しかし、写りこみ低減は、やはりP.Lフィルターが便利かと思います。

 

MARUMI カメラ用 フィルム専用 フィルター PL40.5mm 偏光フィルター 201018 – amazon.co.jp

安いP.Lフィルタなので、P.Lフィルタってどんなもん?というのを試してみるにもちょうどいいと思います。

 

今日の一言二言三言

 

クルクルと 偏光フィルター 回すなら

右に回すと 失敗知らず

 

あ、カメラを構えている本人からみると左回りです。

P.Lフィルターは偏光低減量を調整するために、フィルターをクルクル回します。そんなわけで、もし、フィルター本体のねじ込みが緩んでいるのに気が付かずに、緩む方向にくるくる回すと、あ!ピシ!コロンカランコロン…と、フィルターを落としてしまうことがあります。
※過去、一眼レフ(フィルム)カメラ趣味時代に経験あり。

 

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