ダイソーのジグロックを東邦産業 ウレタンフィニッシャーEXで手軽に塗装強化。肉の燻製とか魚の干物を作っているみたいで面白い。
魚釣りネタです。手軽に透明ウレタンのコーティングができるという、ウレタンフィニッシャーEXで、ダイソーのルアー(ジグロック)をコーティングしてみました。一番面倒なのはリングを外すぐらいで、とても簡単に、かつ綺麗にできました。
まずはジグロックから、トレブルフックやスプリットリングを取り外す
ウレタン塗装(というか、透明なのでコーティングと呼んだ方がイメージしやすいですよね)するのは、ジグロック本体のみですので、まずはジグロックからトレブルフック、及びスプリットリングを取り外します。スプリットリングを取り外すには、やはり、専用の先端がくちばしのような形をしたペンチが便利です。
トレブルフックを取ってしまったジグロック、なんだかかわいいですね。
この後、サンドペーパーで軽く磨いて、脱脂、汚れ除去、塗装して乾燥という作業を数回繰り返します。
時間はかかりますが、そのほとんどは乾燥、実際の作業は、ドボンとジグロックごとクリアなウレタンの合成樹脂塗料にどぶ漬けするだけなので、手間はかかりません。
それでは早速、ジグロック(ルアー)、ウレタンでコーティング!
まずはサンドペーパー#800で研磨、足づけ
それでは説明書通りに行きたいと思います。まずは、ウレタンフィニッシャーEX付属の#800サンドペーパーを水を付けてこすり、ホログラムやカラーを削らない程度に均します。
新品のジグロックであれば、表面がうっすらと曇る程度です。これにより、表面を均すとともに、ウレタンの合成樹脂塗料がよく付くようにします。
続いて脱脂、汚れ除去
脱脂といって、脂分を取り除くことにより、塗料がよりしっかりと素材についてくれます。「EX塗料共通うすめ液」をウエスなどにしみこませてクリーンナップするように書かれていますが、手持ちのパーツクリーナーを使って脱脂をしました。恐らく、無水アルコールとか、メタノールでも大丈夫だと思います。
塗装は数回、上限をひっくり返しながら
塗装は、クリップなどでアイ(ルアーについているループ)部分をひっかけて、ドブ漬けをして乾燥させます。
というわけで、前回、100均ネイルコーティング剤でジグロックをコーティングしたときに使った、自作乾燥台を流用します。
クリップを適当な感じに広げます。
それでは、ウレタンフィニッシャーEX、開封します。
ウレタンフィニッシャーEX、中フタが付いているので、それも外します。
クリップでひっかけたジグロックをドブンを漬けます。たったこれだけで全面塗装できるなんてすばらしい!です。
特に時間を置くこともなく、塗装完了です。なんてお手軽!
それでは自作乾燥台にぶら下げていきます。
すごい乾燥台が適当感ありますが、全ジグロック、ドブ漬けしてぶら下げて乾燥中の図です。
なんかウレタンフィニッシャーEX、中フタが閉まらない
というわけで、ウレタンフィニッシャーの中フタを締めようとしたところ(写真の順番的には、1本目のジグロックを塗布した直後なのですが、説明上、この話を後ろに持って行った方がわかりやすいかと思い、順番を変えています)、閉まらないんですよね、これ。
中フタをぎゅーっと押さえます。
また、モコっ?と戻っちゃいます。不思議ですね~、揮発しているからなのか、それとも違う理由なのか…うーん。というわけで、適当にエエイと中フタを抑え込んだところでフタをしてしまいました。
なんかしっかり閉めないと半年ぐらいで硬化しちゃうとかレビューにあったりして、どの程度頑張ったらよいものか…。
しっかりウレタン付いているみたい。アイの穴がふさがっているよ
ということで1時間ほど乾燥させて、乾燥台からおろしてみました。ウレタン塗布1回目なのでしっぽの方ですが、アイ(ループ)がウレタン塗料で埋まっていました(透明でわかりにくいですが)。
今度はしっぽの方でぶら下げます。そのため、しっぽ側のアイをクリップの先でグリグリと穴を開けて、通します。
説明書にもありますが、縦に乾燥させていると、どうしても下の方にウレタン合成塗料が寄っていってしまい、塗装の厚さにむらができてしまうので、数回、上下をひっくり返して塗装する必要があります。
というわけで、再び軽くサンドペーパーでこする…のはすっかり忘れて2回目のドブ漬けです。
やっぱりサンドペーパーでこするの忘れて(後で写真を見直していて気が付きました)3回目のドブ漬けです。
こうやって見ると、ベーコンの燻製とか、鮭のトバを作っているみたいですね!かっこいいところだと、アメリカかカナダで、キングサーモンのスモークをするとき(冷製)、小屋の中にたくさんサーモンをぶら下げて、下で燻すための火を焚いている燻し小屋のようにも見えます。
3回も塗布をすると、アイの詰まり具合もすごいです。ちゃんとウレタン塗料が付いている証拠ですね!
というわけで、カッターナイフだと面倒なのでドリルで貫通させます。
完成です。このジグロックは新品なので、見た目、大した差はありませんが、先ほどのアイ部分のウレタン削れ具合から、それなりにしっかりとコーティングされていると思われます。
穴をちゃんと貫通させる作業を繰り返し、無事、全部のジグロックにスプリットリングとトレブルフックを再び取り付けることができました。
穴を貫通させた時に出たウレタンのゴミです。これぐらいしっかりウレタンがジグロックについているんだな、ということで写真掲載してみました。なかなかラクチン、乾燥に時間はかかることは変わりませんが、ハケで塗るのに比べれば天と地の差でラクチンでした。
というわけで、ほんの少しの期待で獲物も狙いつつ、ルアー投げの練習に行ってきたいと思います。
東邦産業 ウレタンフィニッシャーEX 130ml – amazon.co.jp なかなか手軽にルアーのウレタンコーティングができていい感じです。ダイソーのジグロックぐらいのサイズだと、ちょうどいい感じにドブンと付けて、あとはぶら下げて乾燥させればウレタンコーティング完了です。 |
今日の一言二言三言
ウレタンの 乾燥見てると 燻製も
チャレンジしたい 今日この頃
ジグロックがたくさんぶら下がっているところを見ていたら、サーモンやベーコンを燻製にしている光景を思い出してしまいました。燻製料理って憧れませんか?いつかやってみたいなぁ。
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