落書き帳が簡単に作れる、中とじ可能なホッチキスMAX HD-10Vと驚異の100均まわるホッチキス
小冊子風に資料を綴じたり、子供向けに落書き帳を作ってあげるのに、中とじできるホッチキスがあると便利です。我が家で購入したのは確か7~8年前ですが、なんと、最近は100円ショップ(ダイソー)でも同じ機能の商品があります。
中とじできるマガジンが回るホッチキス MAX HD-10V
まずは本家の紹介からします。MAXのHD-10V(青)です。普通のホッチキスとしても使えますが、特徴はなんといっても90度回転させることができるマガジン(針が入るところ)にあります。
それではガチャっと回してみましょう!普通のホッチキスでは考えられないところを回転することができます。
針受けの方にご注目くださいな。ホッチキスの針は、針受けに押し付けられることで溝にそって変形することで髪を固定します。このホッチキスは溝が十字になっています。これにより、マガジン90度回転でも普通と同じように針を変形させることができます。
この状態でA4コピー用紙をバチンっとやります。針の方向が90度回転しているため、紙を小冊子のようにホッチキス止めすることができます。
はい、小冊子風の落書き帳が出来上がりました。小冊子の背部分、上下方向から1つずつ縦にホッチキス止めしています。
とまあ、こういう素晴らしい機能を持っているけどニッチなような、でも、子供用の落書き帳を作ったり、家で旅行のしおりを作ったりするのにとても重宝するホッチキスです。もちろん、普通のホッチキスとしても使えるので、これ1つあれば一通りのことがこなせます。
恐るべし百円ショック!MAX HD-10Vのライバル、100円ショップに現る!
正直、これ、いいのかな…(パテント的に)なんて疑問を感じないでもないですが、ダイソーで類似品を見つけてしまいました。あ、一応、「百円ショップ」と「百円ショック」をかけてみました。
こちらは一度に閉じることができる紙の枚数が10枚ということで、15マイ閉じることができるHD-10Vよりちょっと能力は落ちます。でも、100円というのは魅力的ですよね。本当に使えるのかな~?と興味本位で購入してしまいました。
内部構造も同じような構造で、メカメカしてきれいです。
うーん、かなり似ている…。
おお、ホッチキスの針抜きが付いています!これはHD-10Vには無い機能です。やりますね…。
それではちょっと中とじしてみます。
ちょっと動きが硬い感じがしますが、ちゃんと中とじの小冊子が完成しました。うーむ、恐るべし。
動きは圧倒的にHD-10Vの方がスムーズ
というわけで楽しくカチャカチャと落書き帳を作っていたのですが…なんか手段が目的になってしまったような…明らかに100均まわるホッチキスの方がとじる時の操作が重たいのです。よくよく観察してみたら理由がわかってきました。
こちらはHD-10Vでマガジンを90度回し、噛み合わせてみた時の写真です。針の出口とアゴ側の溝がしっかりと合っていることがわかります。
対して100均まわるホッチキスの方は、針の出口がかなり右のほうにずれているのがわかります。
もしかしたら、何かのナレッジによってこういう設計になっているのかもしれませんが、HD-10Vと比較する限りでは、このズレが重たい操作感を生み出しているように思えます。ちなみに100均まわるホッチキスはマガジンを縦状態にしても同じようにズレていました。何かのおまじないなんでしょうか。
そんなこんなで中とじ可能なホッチキスが2つになったので、100均の方は子供たちの工作用に使ってもらうことにしました。
ホッチキスを英語で言うと「Stapler」の不思議
そういえば!の話ですが、ブログの記事を書くときのURL、いちおうちょっと英単語を調べて書いているのですが、「ホッチキス」を英語で言うと「Stapler」になります。不思議に思って調べてみたら、ホッチキスがアメリカから輸入された明治時代、その時、この製品を作っていたのが「E. H. Hotchkiss」という会社だったとのことで、会社名がそのまま一般名称で使われるようになったそうです。
そういえば、以前も「タッパ」でそんなネタを書いた気がします。あれは「タッパーウェア」という会社名から来ていましたね!よくよく探してみると、結構そういう言葉って多いのかも。
マックス タテヨコホッチキス ホッチくる 15枚とじ ブルー HD-10V/B – amazon.co.jp 本家の方が一度に閉じることができる紙の枚数が多いとか、動きがスムーズということでちょっとホッとしたような。でも、針リムーバーは魅力的だなぁ。 |
今日の一言二言三言
「おとうさん 落書き帳を 作ってよ」
そんな言葉に 懐かしむ秋
子供は、たくさんページがあると雑に使いますが、ページ少ないと大事に使う傾向があります。一応、残り少ないとかちょっと意識しているようですね。
SiSO-Jr.1が幼稚園の頃、こういう小冊子のような落書き帳を作ってあげると、何やら自分で絵本のようなものを描き始めました。そのうち、ページ数まで指定してくるようにって、大人としても反応を見ているのが楽しかったです。
Your Message