ハゼ用ちょい投げミャク釣り仕掛けの自作。100均グッズで試作4号。半々遊動ハリス(仮名)機構搭載。クサフグが釣れたよ!?
ちょい投げにミャク釣り的な動きを加えることで、広範囲にハゼを狙えるんじゃないの?という妄想を具現化するため、100均グッズで試作&試験をしています。4号はウキ付きで水中で自立、さらに天秤の端にハリスを固定しないようにして、針とエサのフワフワ度アップを狙ってみました。
ちょい投げミャク釣り仕掛け4号、半々遊動ハリス(仮名)
コンディションの悪いハゼ釣りスポットでも広範囲を狙って釣果が出せるよう、ちょい投げしながらミャク釣りの動きができる仕掛けを試作して遊んでいます。これも4号になりました。
試作1~3号や針金工作のコツについては前回記事を見て頂ければ、と思います。
ホームセンターのコーキング剤などの建築素材を売っているコーナーで、ちょうどいい感じの発泡素材を見つけました。酒井化学のミナフォームマルマルという商品です。
やわらかい発泡スチロールというかスポンジのようなもので、太さは数種類あります。購入したものは8mmです。なんと、1m購入しても税込18円という、非常にリーズナブルな素材です。
シリコンなどで壁の隙間をシールするときに、あらかじめ挿入して隙間埋めをする材料のようえす。
基本構造の改良はありませんが、なるべく針が水平方向に延びるように、というのと、アタリがより敏感に伝わるようにという期待を込めて、1つの針金ループにラインとハリスをつなげる構造にしています。
あら、浮力が足りなくて斜めになってしまいました。
というわけで、もう少し発泡素材を追加します。これぐらい大きくなっちゃってもハゼ、寄ってきてくれるかちょっと心配です。
今回の構造変更ですが(「改良」と言えるかどうかまだわからないので、「変更」としておきます)、道糸が天秤につながるリング部分に針につながっているハリスをつなぐ構造としました。針金を経由しない分、針金の重さによる感度低下も小さくできます。
「半々遊動ハリス(仮名)」は針金のリングにハリスを通す構造にしました。これにより、より、ハリスから先がフワフワと水の中を漂うのと(妄想)、天秤からハリスが水平に出てくれるので、より仕掛けから針を離してくれるという効果が期待できます。
近場のハゼ釣りスポットで軽くテスト
で、試しにハゼ釣りに行ってきました!ロッドはいつものプロマリン165cmです。ひょい!と取り出して釣りをするウルトラライトなノリが楽しい釣り竿です。こっそりクオリティの話をすると、既にガイドリングの接着が2カ所はがれたので修理しています。
ちょい投げミャク釣り仕掛け4号を道糸に取り付けます。今回は、道糸側にスナップ付きサルカンを付けてから仕掛けを取り付けることにしました。
なんか風がちょっと強く、いつもより妙に流れが速いです…投げ込んでも道糸があっという間に流されていきます。他の釣り人も全体的にも不調な中、SiSOも不発(やっぱり時間、場所の選び方がショボいんでしょうね~)に終わりました。
場所を変えてハゼ釣り…のはずが、クサフグが釣れた!かわいい~
というわけで、別の場所で再チャレンジです。試作3号がちょっとは釣れていたので、基本構造が同じで針のフワフワ感がアップしたはずの施策4号ならもっと釣れるはず(という勝手な思い込み)ということで行ってきました。
針は、いつものダイソーの袖鉤針4号ではなく、もう少し大きなハゼ用の針に変えました。SiSOの釣りレベルだと、どうもハゼがすぐに飲み込んでしまうので…これは次回、紹介します。
ん~、なんか違うものが釣れました。
おおっ、ふ、膨らんだぞ!?
なんか、ブウブウ言っているんですけど…。クサフグのようです。すごくかわいいですね~。フグって、鳴くんですね、知りませんでした。膨らむときに音がするんでしょうかね、知らないことばかりです。
かわいかったので持ち帰って飼いたかったのですが、調べてみると、飼うためには水槽に砂を入れるとか、うろこが無いので病気にかかりやすいなど、色々と難しそうなので、放すことにしました。釣り人にとっては招かざる客のようですが、いや~、かわいかったです。
今日の一言二言三言
ブウブウと うなるクサフグ かわいいが
きっと本人 すごく怒っているんだろうな~
ちなみに「クサフグ」は「臭いフグ」ではなく「草のような模様を背中に持ったフグ」という意味のようです。