ニトスキ!余った強力粉で作る、キャベツばかりの大きな餃子風の何かの作り方。
妙に固い葉っぱの多いキャベツを買ってきてしまったので、餃子のタネにし、ニトスキいっぱいの大きな餃子にしちゃいました。餃子の皮も強力粉からコネコネっと作ってみましたよ。
餃子の皮を作るには強力粉と薄力粉を半々ぐらい
小麦粉を練って作る食品って、それぞれ強力粉と薄力粉の比率がありまして、ラーメンなら半々、うどんならちょっと強力粉を多くするとそれっぽくなります。餃子の皮の場合はラーメンぐらいということで半々を基準に、後はお好みに合わせて、という感じです。水餃子の皮ならうどんぐらいでしょうか。
と、それっぽいことを書きつつ、我が家の賞味期限切れ強力粉、残り100gとなっていたので、強力粉100%で餃子の皮を作ってみました。なんか叩くとコンコンという音がし、食べるとザクザクっという食感が心地よい一品になりました。
キャベツの固い葉も蒸せば柔らかくなるよ
キャベツの葉っぱの一番外側は捨ててますが(よく洗えばいいんでしょうけど、やっぱり残留農薬が気になるので)、その内側が固かったらどうしていますか?たまたま今回スーパーで買ってきたキャベツ、なぜか固い葉っぱが多いんです。
あんまりひん剥いて捨てちゃうのももったいないので、キャベツばっかり使って餃子のタネにすることにしました。大丈夫、しっかり蒸してあげれば固いキャベツの葉も、フニャフニャとろとろになります。
それでは今回のレシピです。
- ニトリのスキレット…19cm
- 餃子の皮
- 強力粉…100g
- お湯(ぬるめ)…60ml
- 塩…少々
- 餃子の具
- キャベツの葉…3枚(重さは約120gでした)
- 卵…1個(大きい餃子なので具を固めるために入れています)
- 中華スープの素…小さじ1
- 塩コショウ…適量
- ごま油…少々
まずは餃子の皮から作るのがスマート
餃子を全部手作りする場合、時間的なことを考えると、餃子の皮からスタートするのが効率的です。餃子の皮は小麦粉をこねて作りますが、こねた後、20~30分ほど休ませる必要があるためです。あ、まずは強力粉にぬるま湯を入れます。量が多いときは分けて入れますが、今回は少しなので一気に。
「休ませる」というと「なんのこっちゃ?」という感じもしますが、20分ほど放置しておくと、生地ののびが良くなります。恐らく、水分が均質化され、グルテンが生成(或いはこねて生成されたグルテンがさらに変化しているのかも)されている時間だと思います。混ぜるときは、まとまってくるまでこういうヘラで混ぜると効率良いです。
ホットケーキの場合は逆で、牛乳や卵は低めの温度にしておいてサクっと混ぜるだけにし、粘り気を出さないようにしないとふっくらと焼きあがりません。天ぷらなんかもそうですよね。…としゃべっているうちにまとまってきました。
あ、一応、うんちくを話しながら小麦粉をコネコネする料理番組風に文章を書いてみたんですが、なんか、何の話をしているのかわかりにくい文章になっちゃいました…。ここまでまとまったら手でコネコネします。
SiSO-Jr.2参戦!かわいい手だなぁ。最近、SiSO-Jr.1(兄)の方もお茶を入れてくれるようになりましたが、料理についてはSiSO-Jr.2の方が好奇心旺盛で、変わったものを作っていると、すぐに覗きに来ます。
で、乾燥しないようにラップにくるんで20~30分放置しておきます。
のんびりニトスキでキャベツを蒸し焼きにすればクタクタに
キャベツは軸と葉っぱを切り離します。
ニトスキに水を少し入れて火にかけます。軸の方が時間がかかるので先に軸を入れて、こっちは茹でちゃうことにします。
その上に葉っぱの方を乗せます。軸が蒸し器の台代わりって感じになります。
後はフタをしてキャベツがクタクタになるまで弱火で蒸しちゃいます。
キャベツの葉が蒸し上がりました。あんなに強気だったキャベツの葉が、もうヘロヘロになっています。
後はみじん切りにし、卵、中華スープの素、塩コショウを混ぜておきます。
生地の方、ラップを剥がしてみると、ほら!こんなにしっとりした感じになりました。
これを2つに分けて伸ばします。めちゃんこ適当ですが、まあ大丈夫です。
後はプレヒートしたスキレットに、皮、タネを入れます。例によってプレヒートしているので、皮がちょっと焼け始めて丸くなっていますね。
もう1枚、皮を伸ばしてかぶせます。
下側が焼けてきたらごま油を回し入れます。
ひっくり返します。
箸で叩いてみると、コツコツという音がします。
というわけで焼きあがりました。
ほぼキャベツだけのタネだけど満足度高し
ビジュアル的には工夫なさ過ぎてちょっとさみしいです…ヒダヒダ付きのもっと餃子っぽい外観にしてあげれば良かったかな。
ザクザクっと切ってみると中はこんな感じです。餃子と言うよりは、台湾なんかでよく売っている、おかず系饅頭みたいです。
ポン酢がよく合います。今回はキャベツでしたが、なんか具材はもうなんでも入れていいような感じ。
というわけで、家族であっという間に完食…。この日は妻が肉詰めピーマンを作ってくれたので、普段、野菜をあまり食べたがらないSiSO-Jr.2もパクパクと、野菜たくさん食べれたようです
今日の一言二言三言
デカ餃子 ナイフとフォークで とりわける
ちょっと変わった 我が家の夕食
大きな餃子を作ると中の具がバラバラになりやすいので、子どもでも食べやすいように卵を追加してみました。おかげで、フォークでザクザクっとカットしてもボロボロっと具が落ちることがなく、とても食べやすかったです。
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